就いてよかった仕事ランキング【男性・女性】見つけ方も解説します!

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就いてよかった仕事ランキング【男性・女性】見つけ方も解説します!

「どんな仕事もやってみないとわからない」というのは正しい意見です。とはいえ、できれば事前にふるいにかけておきたいものですよね。
本記事では、多くの人が就いてよかったと感じる仕事について、以下に要点をまとめました。

【この記事の要点】
●就いてよかった仕事を、男性・女性別にランキングで紹介
●就いてよかった仕事は男性と女性で異なる傾向があるが、自分の強みを生かせる、ワークライフバランスが保てる、働きやすい、将来性があるなどの特徴がある
●就いてよかった仕事に就くためには、自分の強みなどを分析すること、希望条件の優先順位を決めることなどがポイント
●スキルを身に付けたり資格を取得しておいたりすると可能性が高まる
●転職サイトやハローワーク、転職エージェントを利用して見つける

上記について詳しく解説します。
なお、本記事は初めから順に読んだ方が理解しやすいように構成されていますが、時間がなければ気になるところだけ拾い読みしてもOKです。用途に合わせて役立ててください。

就いてよかった仕事ランキング【女性】

就いてよかった仕事ランキング女性編です。

⚫︎1位|経理
⚫︎2位|アパレル販売職
⚫︎3位|Webデザイナー
⚫︎4位|美容関連職
⚫︎5位|保育士
⚫︎6位|営業
⚫︎7位|飲食店
⚫︎8位|秘書
⚫︎9位|広報
⚫︎10位|コールセンター
⚫︎11位|介護職
⚫︎12位|Webライター
⚫︎13位|大学の職員
⚫︎14位|Webディレクター
⚫︎15位|講師

順に見ていきましょう。

1位|経理

1位は経理です。主に収支について、会社の取引を記録するのが仕事です。具体的には、伝票を帳簿にまとめて売り上げや仕入れの管理をします。その他給与や保険の管理、計算などもあります。正確性や慎重さが必要にはなりますが、オフィスワークのため、営業のような外回りが苦手と思う人には向いているでしょう。
経理の仕事はイレギュラーが発生しづらく、閑散期・繁忙期も予測しやすいため、ライフワークバランスを保ちやすいのが魅力です。
業務を行う上で、簿記や会計の知識は必須です。一日中数字と向き合う仕事であるため、数字に強いことも必要な条件でしょう。一つのミスが大きな問題に発展する可能性がある仕事です。集中力や正確性も求められます。

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2位|アパレル販売職

アパレル販売職は、商品の陳列、接客・レジ対応、在庫管理などが仕事の内容です。中でも接客はアパレル店員にとってメインの仕事であり、お客さまにおすすめした商品が売れたときには大きなやりがいにつながるでしょう。販売する商品が洋服であることから、自らが自社ブランドのモデルのような役割も兼ねており、オシャレが好きな人にとっては非常に魅力的で華やかな仕事です。また、ほかの接客業に転職しやすいのもメリットです。 

アパレル販売職は接客業ですので、業務にはお客さまとのコミュニケーションが欠かせません。ニーズを的確にキャッチして、いかに最適な提案ができるかがポイントです。会話力に加え、観察力や提案力が求められます。

3位|Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトのデザインや開発が主な仕事です。クライアントが求めるイメージを聞き、Webサイトをデザインします。実際にはコーディング作業まで行うことが多いようです。
「デザイナー」という言葉からデザイン系の専門学校を出る必要があると想像するかもしれませんが、その必要はありません。就職し、働きながらWebデザインのスキル、技術を身に付けていきます。手に職が付くので将来的に副業にも生かせる仕事です。

技術的にはデザインツールを使いこなすスキル、HTMLやCSS、JavaScriptの知識が必須です。その他、クライアントの意向をくみ取るヒアリング力や提案力、コミュニケーション力などのビジネススキルも求められます。

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4位|美容関連職

美容関連職には、理容や美容、エステ、マッサージなどがあります。理容師、美容師には国家資格が必要です。専門学校を出て取得します。髪を切ったりアレンジしたりすることに興味がある場合はやりがいを感じることができるでしょう。
エステティシャンやマッサージ師の一部は特別な資格がなくても施術できるものもあります。ただし、医療機関でけがや痛みの治療を目的として行うマッサージや、針や灸を用いる場合には国家資格が必要です。

美容関連の職業に絶対に欠かせないのは技術力です。さらに美容師や理容師においては美的センスも重要になってきます。またエステやマッサージも含め美容関連職は接客業でもあるため、コミュニケーション力も必要です。  

5位|保育士

保育園で子どものお世話をする仕事です。保護者に代わって子どもの食事・睡眠・清潔・排泄など基本的な生活習慣が身に付くようサポートをします。また、集団活動を通して社会性を育むことも保育士の大切な役目です。
保育士には資格が必要ですが、保育補助なら無資格でも行うことができますので、まずは保育補助として仕事をしながら保育士の資格を取得する方法もあります。子どもが好きな人には非常にやりがいのある仕事です。

保育士として働くには、何よりも子どもが好きなことが第一条件です。子どもと関わりながらその成長をサポートするため、保育の専門知識が必要になるほか、抱っこをしたり一緒に体を動かして遊んだりする体力が必要になります。

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6位|営業

営業は製品やサービスを販売する仕事です。企業相手の法人営業のほか、ルート営業など、営業形態や手法によって多くの種類があります。男女関係なく、実績次第で評価されるので、バリバリ働きたい女性には特におすすめです。
営業の仕事をしていると、コミュニケーション能力や交渉力、ヒアリング力、行動力など、どんな仕事にも役立つ多くのスキルが身に付きます。そのため、万が一営業以外の職種に転職する場合にも大変有利です。

営業職に就く上でもっとも重要なスキルはコミュニケーション力ですので、人と関わるのが好きでどのような相手にも物怖じせずに仲良くなれる人は向いています。またノルマを前向きに捉え、やる気に変えられる人も適性があるでしょう。

7位|飲食店

飲食店の仕事は、ホールスタッフ、キッチンスタッフに分かれます。ホールスタッフは来店客の誘導やオーダー取り、料理の配膳、レジ、電話対応が担当です。多くのお客さまと関わる仕事のため、人と接するのが好きな人に向いています。お客さまから直接感謝してもらえることもあるのでやりがいがあるでしょう。キッチンスタッフは調理と洗い場を担当します。料理が好きな人に向いています。ほかにもシフトの融通が利きやすいのもメリットです。

飲食店ではオーダーを取っている最中にお会計が入ったり、次々にバラバラの注文が入ったりと同時に複数の対応が必要になるケースが多々あります。そのようなときも焦らず落ち着いて、なおかつ手際良くさばけるスキルが必要です。

8位|秘書

秘書は、役員などの仕事のサポートが仕事です。担当役員のスケジュール管理や調整、来客対応、商談の準備ほか、業務内容は多岐にわたります。
秘書の最大の魅力は、普通であれば自分自身の役職も高くないと関わりを持てないような、社長や経営陣と接するチャンスがあることでしょう。役員から感謝されることも多く、やりがいのある仕事です。
ビジネスマナーの心得があり、場面や状況に応じた立ち居振る舞いができる人が向いています。

多忙な役職員に代わってスケジュール調整を行うため、イレギュラーな事態にも柔軟に対応できる臨機応変さが必要です。また、かゆいところに手が届くような気の利いたサポートができることも秘書に求められるスキルの一つです。

9位|広報

広報の仕事は、自社の情報発信や取材対応などです。「自社の顔」として社外対応を行うため、コミュニケーション力やビジネスマナーは必須のスキルになります。自社のブランディングに関わるほか、メディアに出演するなど華やかな面もあるためやりがいを感じる人が多い人気の職種です。ただしプレスリリース用の文書作成や、取材された記事のチェックなど地道な作業も多くあることも知っておきましょう。そのほか社内報などを運営する社内広報もあります。

昨今、企業の社会的責任に対する期待は高まっており、さまざまな問題が取り沙汰される中、トラブル発生時における広報の役割は重大です。情報を正確かつ迅速に収集するスキル、誠実な対応力も持ち合わせておく必要があります。

10位|コールセンター

お客さまからの問い合わせや申し込みなどに電話やチャットで対応する仕事です。マニュアルが整備されていることも多く、慣れるとやりやすい仕事といえるでしょう。また、コールセンターの仕事には電話を受けるインバウンド業務と電話を発信するアウトバウンド業務があり、アウトバウンドは自社サービスや商品を紹介するいわゆる営業電話を兼ねています。
いずれもさまざまなお客さまに対応するため、コミュニケーション力が求められます。

アウトバウンド業務では、断られても折れない精神力が必要です。一方インバウンド業務では商品やサービスの正しい知識と応対力が求められます。またクレーム電話を受けることもあるため、冷静かつ真摯(しんし)に対応するスキルも必要です。

11位|介護職

介護職とは、高齢者や障がい者など自分一人では生活が不自由な人の介助をする仕事です。介護老人保健施設や病院、居宅などにおいて食事や入浴、排せつなどの身体介護や、掃除、洗濯、散歩や買い物などの生活援助を行います。その他、利用者や家族からの相談にのったり、行事やレクリエーションの企画をしたりすることもあります。直接的に利用者の役に立てるため感謝の言葉をもらうことも多く、やりがいを感じやすいでしょう。また未経験から入ってもキャリアアップしやすいという特徴もあります。

介護の仕事は従事する業務によって資格が必要なものもありますが、どの業務においても利用者やその家族の気持ちに寄り添える共感力や優しさ、思いやりが大切です。

12位|Webライター

Webライターとは、インターネット上で公開される文章コンテンツを執筆する仕事です。企業のマーケティングや集客につなげることを目的として、コラム記事や広告、ニュースやインタビュー、メルマガなどのコンテンツを執筆します。納期はありますが、働く場所、時間などを問わず柔軟な働き方が可能なため、フリーランスのほか、副業としても人気の職業です。

Web上の記事は、ただテーマに沿って書けばよいわけではありません。検索エンジンで上位に表示される文章を書き、世間一般に広く読んでもらう必要があります。そのためWebライターにはライティングや執筆分野の知識以外にも、SEOといわれる検索エンジン最適化の知識が必要になります。

13位|大学の職員

大学の職員とは、国公立・私立の大学や大学院、短大で、大学の運営や学生、教員のサポートをする仕事を担います。大学で行われる事務全般を担当するため、仕事内容の幅が広いのが特徴です。例えば、入学式や卒業式などの式典・学内会議の運営、研究資金の調達、大学施設の維持管理などの業務もあれば、教職員の人事や学生相談などの業務もあります。マルチタスクが求められる仕事といえるでしょう。勤務時間や休暇制度などが整っていて安定していることから高い人気がある一方で、退職者が出にくいため倍率は高くなっています。
なお、大学職員になるにあたって特別な資格や経験は必要ありませんが、大卒以上の募集要件を出しているところがほとんどです。

14位|Webディレクター

Webディレクターとは、Webサイトの制作にあたってWebデザイナーやライターなどの制作スタッフをまとめ、制作プロジェクト全体の指揮・監督を行う仕事です。クライアントの要望をヒアリングし、打ち合わせを重ねて方向性を固めていきます。受注から納品までを円滑に進める責任を負い、予算管理や納期を見据えた進捗管理を行います。

Web上の制作物を引き受ける以上、Webディレクターにも一定のITスキルやWebの知識は必要ですが、もっとも重要なのはリーダーシップやマネジメント能力です。また、限られた予算と時間内でクライアントの要望に沿うクオリティのものを納品するには、制作スタッフとの良好なチームプレーが欠かせません。

15位|講師

講師とは、自分の持つ知識やスキルを生徒に教える職業です。子どもに勉強を教える塾講師やピアノ講師などもいれば、社会人向けに専門分野の知識を教える講師もいます。例えば塾講師の仕事は授業の実施をメインとして、宿題や問題作り、テストの採点、生徒の課題分析、生徒や保護者の進路相談などを行います。学校以外で人にものを教えるのが講師の役割ですが、その働き方は塾や予備校のほか、各家庭に出向く家庭教師などさまざまです。また、勉強以外にも自宅を使って料理教室などを開くケースもあります。

講師になるにあたって教員免許は必要ありません。ただし、当然のことながら最低限人に教えられるだけの知識やスキルは持っておく必要があります。

就いてよかった仕事ランキング【男性】

続いて、就いてよかった仕事ランキング男性編です。

⚫︎1位|営業職
⚫︎2位|ITエンジニア
⚫︎3位|加工・製造
⚫︎4位|マーケティング
⚫︎5位|介護福祉関係
⚫︎6位|ITコンサルタント
⚫︎7位|経理・財務
⚫︎8位|施工管理
⚫︎9位|教師・講師
⚫︎10位|警備員
⚫︎11位|品質管理
⚫︎12位|企画職
⚫︎13位|公務員
⚫︎14位|R&Dエンジニア
⚫︎15位|データサイエンティスト

順に見ていきましょう。

1位|営業職

女性編の営業職で紹介した内容と同じく、製品やサービスを販売する仕事です。一言で営業といっても、企業相手の法人営業やルート営業など、営業形態や手法によって多くの種類があります。
学歴など関係なく、実績次第で評価されるので、わかりやすくやりがいを感じられるでしょう。営業の仕事を通して身に付くコミュニケーション能力や交渉力、ヒアリング力、行動力などのスキルはほかの職種でも必要とされる万能スキルのため、転職の際にも役に立ちます。

営業の仕事には何よりもコミュニケーション力が求められるほか、相手の話をよく聞く傾聴力や忍耐力、課題発見力に説得力も必要です。また、トラブル発生時に顧客から真っ先に呼ばれるのも営業であり、臨機応変な対応力も求められます。

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2位|ITエンジニア

ITエンジニアとはIT技術者の総称です。コンピューターのシステムの設計などを行います。インターネットやスマートフォン、AIの普及など、いまやITは生活になくてはならない存在です。今後も需要が続くことが見込まれており、将来性がある仕事といえるでしょう。一方で、最先端の知識や技術に対応できる人材が少なく、人手不足が懸念されている業界でもあります。未経験でも教育を受けて始められるケースもあるのでおすすめです。

ITエンジニアにはプログラミングスキルや論理的思考力、分析力などが必要です。IT業界は革新スピードが速く、すぐに知識が古くなります。基本的なスキルを基に、常に最新の技術を学習していく姿勢が欠かせません。

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3位|加工・製造

加工・製造とは、主に工場で機械を使って製品の加工や製造を行う仕事です。ルーティンの単純作業だからこそ、正確な作業が求められます。集中して一つ一つ丁寧に作業できる人が向いているでしょう。また突発的な業務が少なく、ワークライフバランスを保ちやすい点はメリットです。誰もができる作業ではないため、専門的なスキルが身に付くことや単独作業が多いので、コミュニケーションが苦手な人でもストレスなく働けるところも魅力です。

単純作業の繰り返しが多い加工・製造の仕事には、長時間同じ作業をしてもミスをしない集中力や細かなところまで手を抜かない丁寧さが必要です。また、工程ごとに分担して作業するため、チームワークが得意な人にも向いています。

4位|マーケティング

マーケティングは、商品やサービスをどう販売していくかを考える仕事です。市場調査をして顧客との関係性を構築し、売れる仕組みを作ります。購買行動との因果関係を見つけるなど、ロジカルシンキングが必須です。
商品やサービスのプロモーションイベントを企画することも多く華やかなイメージが強いのですが、実際には仮説検証の繰り返しといった地道な作業も多くあります。また結果は数字で出るため、モチベーションにもつながりやすいです。

マーケティングの仕事には、情報収集力や分析力が必要です。新しいトレンドや消費者の動向にいち早く気付ける敏感さも必須のスキルでしょう。さらに、社内外に対して企画を打ち出していくプレゼンテーション力も求められます。

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⚫︎5位|介護福祉関係

介護福祉関係の仕事は、高齢者などの食事や入浴、排泄の介助といった生活サポートが中心の業務です。通所型の施設では利用者の送迎を担当することもあります。サポートしている人から直接感謝されることも多く、やりがいを感じられるでしょう。
介護福祉関係は業界全体が人手不足でもあり、スキルがあれば転職にも役立ちます。資格が必要な業務もありますが、なくてもできる業務も多くあるので体力に自信のある人にはおすすめです。

身体介助には体力が必要です。同時に利用者との信頼関係を築くコミュニケーション力も求められます。また、身体の状態変化にいち早く気付ける観察力や、適切な対応をする判断力も介護福祉関係の仕事に必要とされる重要なスキルです。

6位|ITコンサルタント

取引先のITシステムの導入・開発・リニューアルなどを支援するのがITコンサルタントの仕事です。企業の課題を洗い出し、ITを使って解決していく専門家です。高い専門性が求められる職業のため年収も高い傾向にあります。
ITコンサルタントはリモートワークが可能なところも多く、ワークライフバランスを保ちやすいのが魅力です。多様な働き方にも対応しています。
必須スキルはIT知識のほか、論理的思考力、担当企業の業界知識などが求められます。

ITコンサルタントとして成功するにはITの専門知識もさることながら、コンサルタントとしてのスキルがより重要視されます。クライアントの課題を的確に把握する傾聴力や、課題解決のための論理的思考が必要です。

7位|経理・財務

経理と財務は同じように扱われる場合もありますが、厳密にいうと、経理は過去・現在のお金の動きを扱い、財務は資金調達や戦略立案など、将来必要となるお金を扱います。具体的には経理が作成する賃借対照表や損益決算書をもとに、財務が財務戦略を立てるという関係です。
いずれも繁忙期と閑散期がはっきりしているなど、公私の予定を立てやすいのが魅力です。特に経理は業種を問わずどんな会社にもあるので、転職時にも経験を生かせるでしょう。

経理・財務の仕事には簿記や会計、金融に関する専門知識と財務諸表を読み解けるスキルが必要です。税に関する法律の周辺知識も必要になるでしょう。また、財務はときに資金調達も行うため、交渉や折衝力があれば強みになります。

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8位|施工管理

施工管理とは、工事全体の管理責任者です。工事現場において計画通りに工事が進むように進行や安全管理を行います。何十年も残る大きな建物の建設に関われることは、この仕事特有のやりがいといえるでしょう。
また人手不足のため、未経験でも働きながら徐々にスキル・知識を身に付けられる職場もあります。
建設現場の仕事は「きつい・汚い・危険」のいわゆる3Kのイメージがありましたが、近年は働き方改革などにより労働環境が改善される方向に進んでいます。

施工管理の仕事は工事全体の指揮・管理のほか、予算やスケジュールの管理、周辺住民への説明、市区町村への申請業務など多岐にわたります。現場をまとめるリーダーシップやコミュニケーション力、臨機応変な対応力などが必要です。

9位|教師・講師

教師・講師は人に知識や技術を教える人です。小学校の教師などは複数の教科を教えますが、基本的には自分の専門分野の知識を教えることになります。勉強以外にも、塾講師、ピアノの講師、その他いろいろなジャンルがあり、得意なことを生かせる仕事です。教師も講師も、人の成長に関わることができるので大きなやりがいを感じられるでしょう。
なお、教師になるには教員免許を取得し、教員採用試験に合格する必要がありますが、講師は不要です。

教師も講師もそれぞれ専門的な知識やスキルが必要ですが、コミュニケーション力や責任感、使命感など共通して持ち合わせていなければならない素質があります。生徒の将来に影響を与える存在である以上、必須のスキルといえるでしょう。

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10位|警備員

警備員は、建設現場や商業施設、イベントなどの警備が仕事です。定期的に巡回や監視を行い、来場者などが安全に過ごせるようトラブル防止に努めます。
警備員は安全管理が最優先されるため、人との関わりは業務連絡程度で済む場合もあります。そのためコミュニケーションが苦手でもやりやすい仕事です。
未経験でも始めやすいような研修環境が整っている企業も多いので、体力に自信があり、黙々と仕事に打ち込みたい人には向いているでしょう。

警備員に求められるのは人々の安全を守るという責任感と、危険や異変を素早く察知する観察力、判断力、体力などです。万が一、危険人物がいた場合には警察が到着するまで取り押さえて周囲の安全を守るという使命があります。

11位|品質管理

品質管理は製品やサービスの品質を一定に保つために検査や検証、衛生管理を行う仕事です。Quality Controlを略してQCとも呼ばれています。原材料の検査から製造工程の管理・改善、不良品が交じっていないかをチェックします。ひとたびクレームが発生すると、どこに原因があったのか突き止め、再発防止対策を考えなければなりません。製品やサービスのクオリティは企業の価値そのものであり、それを守る品質管理は重要かつやりがいのある仕事です。

品質管理にはリスクマネジメントスキルが重要です。トラブルに冷静かつ迅速に対処できる対応力や分析力も求められます。なお、データ分析には数字を用いるため、苦手意識がないことも大切です。

12位|企画職

企画職には、商品企画や営業企画、宣伝企画、事業企画などさまざまな種類がありますが、それぞれの課題を解決するための戦略を立案するのが企画職の仕事です。例えば商品企画なら新しい商品やサービスの企画を打ち出して売り上げに貢献します。自分のアイデアを形にできるため、企画が通ったときには大きなやりがいや充実感を得られるでしょう。

効果的なアイデアを生み出すためには市場調査や分析などのマーケティングのスキルが欠かせません。トレンドに敏感である必要もあります。競合情報や業界の将来予想など幅広い知識を有していることが良いアイデアにつながります。また、企画を通すためのプレゼンテーション能力も重要です。

13位|公務員

公務員とは、国や地方自治体で公共の仕事を行う職員です。営利を目的とせず、国民や地域住民のために働くことを使命としています。仕事内容は所属する機関によってさまざまで、自衛官や消防士、警察官などの特殊な仕事もあれば、省庁や役所で事務を行う職員もいます。国家公務員と地方公務員がありますが、いずれも公務員試験への合格が必須です。一方で公務員の雇用主はいわば国や自治体になるため、民間企業のように倒産のリスクがなく雇用が安定している点が魅力です。

役所勤務など一般的な公務員の仕事には正確かつ効率的な事務処理能力が必要です。そして地域住民の話に真摯に耳を傾ける傾聴力やわかりやすく説明できるスキルが求められます。

14位|R&Dエンジニア

R&Dエンジニアとは、研究開発=Research and Developmentで得られた新しい技術やサービスを用いて新規製品の開発や既存技術の改良などを行う技術者です。研究職と似ていますが、研究職が学術面から理論的なアプローチを行うのに対し、R&Dエンジニアは実用化に向けた技術開発を行うという点が異なります。急速な進化を続ける最先端技術を扱えるR&Dエンジニアはまだまだ数が少なく、売り手市場ともいわれています。

新技術の開発には何よりスピード感が大切です。国内外問わず全世界から情報を集めるには共通言語である英語力は欠かせません。また根気強く研究開発に取り組める粘り強さも必要なスキルです。

15位|データサイエンティスト

データサイエンティストとは、ビッグデータといわれる大量のデータを解析して、ビジネスや経営課題を解決していく専門家です。データの収集、蓄積、加工から分析、モデリング、効果検証を行い、企業に対し分析結果に基づいた提案を行います。また分析結果を可視化してレポートを作成するのも仕事です。データ分析はどの業界でも必要とされるため、高い需要が見込まれます。

ビッグデータの解析にはITを含めた高度な専門知識が必要です。加えてクライアントが所属する業界の知識も有しておく必要があります。データ解析のスキルを含め、データサイエンティストは多くの知識を学び続ける必要があるため、向上心や高い学習意欲がある人が求められています。

就いてよかった仕事ランキング【副業編】

副業編も見てみましょう。
⚫︎副業1位|Webライター
⚫︎副業2位|動画編集者
⚫︎副業3位|株・FXなどの投資
⚫︎副業4位|ハンドメイド
⚫︎副業5位|データ入力
⚫︎副業6位|フードデリバリー
⚫︎副業7位|家事代行
⚫︎副業8位|単発アルバイト
一つずつ解説します。

副業1位|Webライター

WebライターはWebに掲載する記事を執筆する仕事です。パソコンさえあればいつでもどこでも仕事ができる気軽さから副業として高い人気があります。メルマガや広告、ECサイトの商品説明文やインタビュー記事などを執筆します。ライティングスキルや執筆する分野の情報収集力があれば仕事ができるでしょう。そこからさらにSEOの知識を付けると副業からフリーランスのライターとして本業にできる可能性も出てきます。

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副業で稼ぐ!Webライターのメリットとデメリットを徹底解説
【実際どう?】未経験から副業Webライターをやってみたリアルな体験談!始め方や稼ぐコツも紹介

副業2位|動画編集者

動画編集は映像などの素材を動画編集ソフトを使って編集する仕事です。映像の撮影から編集、投稿まで動画制作のすべてを担う人を動画クリエイターといいますが、動画編集者はその編集部分のみを請け負う仕事と考えてよいでしょう。昨今の動画投稿サイトの人気ぶりからもわかるように需要が高まっている仕事です。動画編集ができるスペックを持つパソコンと使いこなすスキル、そして人を引きつける魅力的な動画を作るセンスが必要です。

副業3位|株・FXなどの投資

株やFXなどの投資も本業以外にお金を稼ぐ手段として人気があります。ただし、あくまで投資は余剰資金で行うのが鉄則であり、金銭的に余裕のないうちは手を出さない方が無難です。銀行の預貯金と違ってハイリターンが望めますが、失敗すればゼロになる可能性もはらんでいることを忘れてはなりません。投資や取引の知識、市場分析や経済情勢への理解に加え、感情的に売り買いしないようセルフコントロールができるスキルも非常に重要です。

副業4位|ハンドメイド

アクセサリーや編み物など細かいものを作るのが趣味の人は、ハンドメイド商品として個人的に販売してみてはいかがでしょうか。フリーマーケットやフリマアプリに出品して、自分の作ったものに値段が付くか試してみるとよいでしょう。一般的には月に5万~10万円ほど稼げるようになると「売れっ子」と呼ばれるようになります。将来的に人気が出たら、通販サイトを立ち上げたり、店舗を構えたりといった独立開業も夢でなくなるかもしれません。

副業5位|データ入力

データ入力は、指定されたフォーマットに文字や数字などのデータを入力する仕事です。アンケートや申込用紙に書かれた内容をパソコンに打ち込んだり、請求書や領収証の内容を入力したりする案件が多くあります。キーボードさえ打つことができれば難しい作業は一切なく、空いた時間に簡単にお小遣い稼ぎができます。いかに正確かつ迅速に入力できるかがポイントになるため、タッチタイピングに慣れていると作業がはかどるでしょう。

副業6位|フードデリバリー

フードデリバリーは、注文を受けた料理や飲料などを店舗から客先へ配達する仕事です。自転車を使って配達すればちょっとした運動にもなるため、デスクワークで運動不足になりがちなサラリーマンの副業としてもおすすめです。こちらも当日に稼働するかどうかを決められます。報酬は1案件あたり500円程度が相場で、スキマ時間で稼げるでしょう。また、コミュニケーションも最低限で済むため、接客が苦手な人でも働きやすい仕事です。

副業7位|家事代行

家事代行は、料理や洗濯、掃除、買い物などの家事全般を請け負う仕事です。近年、共働き世帯が増えたことから、注目されるようになりました。依頼者の自宅に出向き、1~2時間程度の時間制で依頼された家事を行います。報酬は1,000円~2,000円程度で、一般のパートより稼げるため、特に主婦の副業として人気があります。日常の家事全般ができることに加えて、段取りがうまい人、細かな点に気付ける人は重宝されるでしょう。

副業8位|単発アルバイト

本業以外に収入を得る方法として単発のアルバイトに応募するのも一つの方法です。単発アルバイトには1日や1週間単位などの特定のイベントやプロジェクト関連の業務が多く、イベントスタッフや試験監督などの仕事があります。ほとんどが登録するだけで簡単に仕事に就けるものばかりで、日給10,000円~15,000円程度が稼げます。必要なスキルは案件によって異なりますが、どのような場合でも遅刻しないなどの基本的なマナーは必要です。

就いてよかった仕事の特徴

 
就いてよかったと感じる仕事には以下の特徴があります。

⚫︎自分の強みを生かせる
⚫︎残業・休日出勤が少ない/ない
⚫︎休暇を取りやすい
⚫︎雇用が安定している
⚫︎福利厚生が充実している
⚫︎職場環境が良い、人間関係のストレスが少ない
⚫︎仕事内容のプレッシャーが少ない
⚫︎人に感謝される
⚫︎給与が良い、仕事が正当に評価される
⚫︎スキルアップ・キャリアアップできる
⚫︎自分で決定できることが多い
⚫︎勤務場所や時間を問わない/選択できる

順に見ていきます。

自分の強みを生かせる

強みは生かせる環境がないと発揮できません。自分の強みを生かせる仕事に就くことで、成果につながりやすくなり、成果が出ることでやりがいを感じることができるでしょう。この好循環が仕事を楽しいものにしてくれます。
また強みになっているということは、その仕事に慣れていて業務内容も理解しているのが普通ですので、スムーズに業務を行えます。そのような仕事はストレスを感じにくく、就いてよかったと感じやすくなります。

残業・休日出勤が少ない/ない

残業や休日出勤が少ない、またはそれらがない仕事は、多くの人が就いてよかったと感じるでしょう。いくらやりがいがある仕事でも、過酷な職場は身体的にも精神的にもつらく、結局疲れて続けられなくなるものです。ワークライフバランスは、長く仕事を続ける上で非常に大切です。しっかり休むからこそ、ストレスや不満なく続けやすくなります。ほかにも時間内に終わらせようと頑張ることで、生産性が向上するというメリットもあります。

休暇を取りやすい

年間の休日数が多い、有給休暇取得率が高いなど休暇を取りやすい職場環境は満足度が高い傾向にあります。しっかり休みが取れるとオンとオフの切り替えができますので、仕事の効率や生産性が上がります。また、たまったストレスの発散もできますので、不満をためこまずに済むでしょう。心に余裕ができると前向きに仕事に向き合えるようになります。
そのほか、プライベートの用事に対応しやすいなど時間を有効に活用できることも満足度が上がる理由の一つです。

雇用が安定している

雇用が安定していると、突然解雇されて仕事がなくなるなどの不安がないため、安心して仕事に取り組めます。一方、完全歩合制の営業職などは、高収入を得ることが可能であってもハイリスク・ハイリターンの面があります。その点、たとえ目標に届かなかったとしても一定の雇用が保障されていればストレスやプレッシャーを感じずに働くことができるでしょう。雇用の安定は会社の経営状態が安定している証拠でもありますので、倒産などの心配もありません。

福利厚生が充実している

福利厚生とは、会社が社員に対して提供する給与や賞与以外のサービスの総称です。会社によってさまざまですが、実質的な手取り額が増える家賃の補助や、キャリアアップをサポートする資格取得支援などがあります。
福利厚生が充実していることは社員を大切にしている企業姿勢の表れでもあり、社員にとっても働きやすい環境です。生活の安心や安定にもつながるため、仕事へのモチベーションアップやパフォーマンスの向上が期待できます。

職場環境が良い、人間関係のストレスが少ない

人間関係は退職理由でも上位にくる大きな課題です。一般的に働きやすいといわれている職場は必ずといってよいほど人間関係は良好です。人間関係が良好でストレスが少ないと、それだけで一気に働きやすくなります。また居心地の良さだけではなく、上司や先輩後輩関係なくコミュニケーションが活発になるので、問題が起きたときにも適切な対処ができるようになります。最近重視されるようになりつつある「心理的安全性」が高い職場ともいえるでしょう。

仕事内容のプレッシャーが少ない

仕事へのプレッシャーが少なければ、安心して取り組むことができます。先ほど述べたように、完全歩合制の営業職などは理屈の上では収入の上限がない代わりに無収入になるリスクもはらんでいます。もちろんなんの責任もない仕事ではやりがいもないかもしれません。しかし過度なプレッシャーはストレスになりますので、健康を害する可能性だってあります。
プレッシャーが少ない方が不安なく安定的に仕事を続けることができ、満足度も高まるでしょう。

人に感謝される

顧客や取引先、上司に感謝されることがあると、この仕事をしてよかったと心から思えるでしょう。人からの評価や感謝は、仕事への満足度ややりがいを決める大きな要素です。自分が肯定されていると感じることで周りとのつながりを実感し、精神的に満たされます。さらに、認められている安心感からストレスへの耐性も強くなっていくでしょう。
介護や保育など社会貢献できる仕事はもちろんですが、ほかにも顧客に感謝される仕事は多くあります。

給与が良い、仕事が正当に評価される

給与が上がる、あるいは昇進すると、仕事が正当に評価された結果が目に見える形で示されることになります。そもそもの給与水準が高い、または仕事ぶりが評価されて給与がアップしていくことは当然ながら生活の安定につながります。とどのつまり、仕事をする理由はお金を稼ぐためなので、給与が上がることは一番わかりやすい方法で努力が報われることになります。心理的にも満足感や達成感があり、やりがいを感じやすいでしょう。

スキルアップ・キャリアアップできる

業務に役立つスキルを身に付けたり、実績を積み重ねたりできる仕事は、自己肯定感や充実感が得られます。できることが増えていくので仕事の幅も広がり、結果的に収入や生活の安定にもつながるでしょう。
目標もなく、なんとなく働くという状況はモチベーションを保ちづらく、健全とはいえません。つまり、将来の目標を意識しやすくなること自体が日々のモチベーションになるのです。やりがいを持って仕事をするためにも、成長できる環境は大切です。

自分で決定できることが多い

進め方ややり方が細かく決められている仕事より、ある程度自分で決めて柔軟に進めていける仕事の方が満足度が高くなる傾向があります。中には指示がないと動けない人もいますが、多くの人は「いつまでに何が必要か」というタスクを振ってくれれば、あとは任せてもらう方がやりやすいと感じるものです。また、あまりに指示が多いと「信頼されていない」と感じる人もいます。自主性がなくなり、仕事へのモチベーションが低下するリスクもあるでしょう。

勤務場所や時間を問わない/選択できる

勤務場所や時間に選択の余地がない場合、結婚や出産というライフイベントがあった際に働き続けられなくなる可能性があります。このことが長年、特に女性の離職率を高めていた要因になっていました。現在は働き方改革や女性活躍推進法の制定により、勤務場所や時間を問わない多様な働き方ができる会社が増加しています。男性にとってもリモートワークやフレックスタイム制が選択できる会社はワークライフバランスを保ちやすく働きやすさを感じるでしょう。

やめておいた方がいい仕事の特徴

次は逆にやめておいた方がいい仕事の特徴を紹介します。

⚫︎自分の強みを生かせない
⚫︎将来性が感じられない
⚫︎給与・休日など労働条件が良くない
⚫︎職場の雰囲気が良くない
⚫︎離職率が高い

順に見ていきましょう。

自分の強みを生かせない

自分の強みを生かせない仕事だと、成果は出しにくくなります。またそのような環境であれば実績を積み重ねることも難しいでしょう。ほかにも居心地が悪い、充実感を味わえないなどの特徴があります。
なお「好き」と「得意」は違います。たとえ華やかな仕事に憧れたとしても、それが本当に自分に合うとは限りません。自己分析が大事といわれる理由はここにあります。じっくり自分に向き合って考えることが大切です。

将来性が感じられない

業界として縮小傾向にあるような仕事はやめておいた方がいいでしょう。例えばコンピューターで完結する仕事や役所の窓口業務、解析・分析や監視などは、近い将来、AIなどに取って代わられる可能性があります。そのほか、ルーティンワークや誰でもできるライン作業などもキャリアアップが見込めず将来性がないでしょう。そのような仕事だと、万が一転職せざるを得なくなったときにアピールできる材料が少ない/ないという事態にもなりかねません。

給与・休日など労働条件が良くない

どれだけやりがいがあっても、労働条件が良くないと続けにくいものです。いわゆる「やりがい搾取」といわれる職場や仕事です。やればやるほど認めてくれるので休日返上で働くけれども給料は上がらない、という状況は、自覚のないままストレスをためてしまう可能性があります。自分の能力を認めてほしいと強く考える若者は標的にされがちなので、特に気を付けてください。
もちろんやりがいが感じられないなら、言うまでもなく不満はたまるでしょう。

職場の雰囲気が良くない

人間関係が良い職場は働きやすいですが、逆にいうと悪い職場は働きにくくなります。すでに述べた通り、人間関係の問題は主な退職理由の一つであり、自分の進退を決める中で最も大きな影響を及ぼします。
入社前ならば社内の人間関係に気付くのは難しいかもしれませんが、面接に行ったときなどに雰囲気を確認しておくとよいでしょう。なんとなく空気が重いほか、あいさつがない、笑顔がない、コミュニケーションがないような職場は要注意です。

離職率が高い

離職率がやたらと高い会社には、何か理由があると考えた方がよいです。人が定着しない=常に人手不足のため、少ない社員で業務を回さなくてはなりません。そのため長時間労働の常態化や疲弊からくる人間関係の悪化など、悪循環が起こっている可能性が高いでしょう。
そのような会社は初めから避けた方が無難ですが、仕事内容など興味がある場合はできるだけ実態を事前に確認することが大切です。実情を知った上で総合的に判断するとよいでしょう。

就いてよかった仕事を選ぶためのポイント

就いてよかったと思える仕事を選ぶポイントは以下の通りです。

⚫︎自分の強みや価値観を分析する
⚫︎キャリアプランを立てる
⚫︎離職率の高さをチェックする
⚫︎希望する条件の優先順位を付ける

順に見ていきましょう。

自分の強みや価値観を分析する

自分に合っている/合っていない、が大きな要素です。どんな仕事が自分に合うのかは人によって違うため、しっかりと自己分析することが大切です。スキルや知識など生かせる強みは何なのか、大切にしている、もしくは大切にしたいことは何かなど、自分の価値観を深く分析するとよいでしょう。
価値観を急に変えるのは難しいものです。もし合わない会社に入社してしまった場合は、常に懐疑的な状態で仕事に取り組むことになりますので注意してください。

キャリアプランを立てる

将来どんな自分になりたいか、キャリアプランを立ててみましょう。キャリアプランが決まれば、逆算でそれぞれの年代や段階での目標が見えてきます。今の目標が決まったら、達成するための仕事や達成するのに必要なスキルが身に付く仕事を選びましょう。そうして選んだ仕事は成長を実感しやすくなります。例えば、将来的に独立したい場合、日々の業務を通じて独立時に役立つスキルを学んでいると考えることでモチベーションも上がるでしょう。

離職率の高さをチェックする

すでに述べたように、離職率が高い会社はリスクも高いのでやめておいた方が無難です。逆にいえば離職率が低い会社はリスクが低くて良好な会社と考えられます。福利厚生が充実していてワークライフバランスが保ちやすく、社内の風通しが良いような会社はなかなか社員が辞めません。その分、求人も少ないかもしれませんが、ゼロではありません。良さそうな会社を見つけたら、離職率をチェックしてみることをおすすめします。

希望する条件の優先順位を付ける

仕事探しは、給与や労働条件など、一部の条件だけで決めては絶対にいけません。
大前提として、完璧に自分の希望に合った仕事は絶対に見つからないものと思ってください。その中で納得のいく仕事を見つける方法は、希望条件に優先順位を付けることです。絶対に譲れない条件から多く当てはまる仕事を探していくと、全体的に満足できる仕事を見つけやすくなります。希望条件の中から妥協できないことと妥協できることを区別しておきましょう。

就いてよかった仕事に就くための戦略

希望の仕事に就くために、資格を取得したり、自分のスキルアップになることをしたり、知識習得の方針を立てておくことをおすすめします。
具体的には以下のような対策をしておくとよいでしょう。

⚫︎実務的な専門スキルを身に付ける
⚫︎ポータブルスキルを身に付ける
⚫︎在職中なら実績を作る
⚫︎役立ちそうな資格を取る
⚫︎副業・兼業から始める

順に見ていきます。

実務的な専門スキルを身に付ける

興味のある仕事、やりがいを持って取り組めそうな仕事に役立ちそうな業務・作業のスキルを身に付けておくとよいでしょう。すでにあるスキルを生かせるのなら問題ないのですが、そうでない場合は何らかの手段で身に付けておくべきです。もし在職中なら、現在の仕事を通じてスキルを身に付けられないか考えてください。就きたい仕事の実務的なスキルが身に付くと、仕事で直接使えるほか、アピールポイントになり採用されやすくなるでしょう。

ポータブルスキルを身に付ける

専門的なスキルをすぐに身に付けられないなら、ポータブルスキルを身に付けましょう。ポータブルスキルとは、業種を問わずに活用できる万能スキルのことをいいます。具体的には、コミュニケーションスキルや計画力などです。先に就いてよかった仕事で紹介した営業の仕事で身に付くようなスキルです。
ポータブルスキルは仕事でも生かせるので就いてよかったと思える材料になるほか、面接のアピール材料にもなり採用されやすくなります。

在職中なら実績を作る

在籍する仕事の中で実績を作っておくのも大変有効な方法です。採用担当者は、その人が持つ経験やスキルが自社で生かせるかを見たいので、転職先に関係のある実績があればそれがベストです。
また、転職先で直接生かせる実績でなかったとしても、どう生かせば貢献できるかという説明がうまくできれば、採用担当者を納得させることは十分可能でしょう。ほかにも真剣に仕事に取り組んでいるという証拠になるので採用したいと思われる材料になります。

役立ちそうな資格を取る

中には資格がないと就けない仕事や、資格を持っていることで給与が変わる仕事もあります。また必須でなくても、転職先で活用できそうな資格があれば有利になります。転職先の業種や職種の研究をしっかりと行っておきましょう。
資格の勉強には時間がかかります。自分の方向性などがはっきりしない場合は、業種を選ばずにどんな仕事にも役立つ資格を取っておくとよいかもしれません。
役立つ資格の具体例は後ほど詳しく説明します。

副業・兼業から始める

興味がある分野があっても転職する自信がない場合は、ひとまず今の仕事を続けながら副業や兼業をする方法もあります。クラウドソーシングなどを使ってまずは低価格で受注し、経験を積んでいきましょう。経験を積めば、その分野の仕事のパターンがわかって実績も自信も付きます。その結果、転職だけでなくフリーランスに転向するという可能性も生まれるかもしれません。
また、副業することは柔軟性や多様性の証明にもなるので転職に有利です。

令和5年 雇用動向調査結果の概要(厚労省)

厚生労働省の令和5年「雇用動向調査結果の概要」によると、新たに就いた人がもっとも多かったのは「宿泊業、飲食サービス業」で173万9000人でした。次いで「卸売業、小売業」が142万5400人、そして「医療、福祉」が115万7100人となっています。
一方で、離職した人が多いのも同じ業種が順にランクインしています。「宿泊業、飲食サービス業」が142万2700人、「卸売業、小売業」が135万4600人、「医療、福祉」が115万7100人です。
この結果からわかるように、これらの業種は従業員の入れ替わりが激しいことがうかがえます。就く前のイメージと現実のギャップが大きい業種ともいえるのではないしょうか。

参考)令和5年雇用動向調査結果の概況

就いてよかった仕事に就くため役立つ資格

良い仕事に就くための戦略の一つである資格について詳しく説明します。
具体的には以下の資格を取っておくと役立つでしょう。

⚫︎日商簿記
⚫︎ITパスポート
⚫︎秘書検定
⚫︎介護関連の資格
⚫︎電気工事士

順に見ていきます。

日商簿記

日商簿記は、経理の実務の知識があることの証明になる資格です。経理の仕事はすでに見た通り、就いてよかった仕事の一つで、人気があります。ほかの就活希望者と差を付けるためにも取得しておくことをおすすめします。
また、経理の仕事に就かなくてもお金の流れなどが理解できるようになるので、営業の仕事などにも役立つ面があるでしょう。
一定の勉強は必要ですが、学歴などの受験資格は特にないのでチャレンジしやすい資格です。

ITパスポート

ITパスポートはIT関連の知識を証明する国家資格で、IT系の職種に就きたい人向けの資格です。
ITパスポート自体は入門レベルの内容ですが、逆に初めてなら取り掛かりやすい資格でしょう。問題形式も選択式なので、勉強すればそこまで難しくはありません。もし一からITエンジニアを目指すなら、ITパスポートを取得してから次のステップに進むのがおすすめです。
受験資格がない点、受験日や会場選択の自由度が高いのもメリットです。

秘書検定

秘書検定は、オフィスマナーが身に付いていることの証明になる資格です。秘書も女性編の就いてよかった仕事にランクインしている人気の職業です。秘書を目指す場合はもちろんですが、基本的なビジネスマナーが学べるので秘書以外の仕事に就く場合にも役立つでしょう。
検定は難易度に応じて4つの級に分かれていますが、転職に有利になるのは2級からです。秘書を目指す場合には、できるだけ上位の級を取得しておくことをおすすめします。

介護関連の資格

介護関連の資格は数多くありますが、初めてなら介護職員初任者研修がおすすめです。本研修を受講することで身体介護のサービスにも従事できるようになり、一気に仕事の幅が広がります。そこから徐々に介護福祉士などにステップアップしていくとよいでしょう。なお介護福祉士は介護関連資格の中で唯一の国家資格です。
やりがいのある仕事のため、介護職も上記で紹介した、男性編の就いてよかった仕事に挙がっています。 

電気工事士

電気工事士は、電気設備の工事・取り扱いに必要となる資格です。学科試験と技能試験の両方に合格することで取得できます。
建設に関わる資格ですので、建設関連職に就きたい場合に役立ちます。建設会社やビル管理会社に就職した場合は、部署によっては必須の資格にもなりますのでぜひ取得しておきましょう。受験資格は特にありません。
近年のオール電化や太陽光発電の広がりなどから、電気工事士が活躍できる場面は多く、将来性も高い職種です。

就いてよかった仕事を見つけるためのサービス

就いてよかったと思える仕事を見つけるためには、以下に紹介するサービスの利用をおすすめします。自分一人で仕事探しをするよりも効率的に見つけられるでしょう。

⚫︎転職サイト
⚫︎ハローワーク
⚫︎転職エージェント

順に見ていきます。

転職サイト

転職サイトは求人を見て自分で応募する形式です。キーワードや仕事の分類から多くの求人を一度にチェックできます。
ただし一方向のサービスになるため、仕事探しのアドバイスや転職のサポートが受けられないのがデメリットです。また求人数が多すぎて絞りきれないほか、応募書類の作成や面接対策、スケジュール調整などすべて自分一人でしなければなりません。特に在職中の転職活動では時間がないので、サポートがないと厳しいでしょう。

ハローワーク

地元の仕事を探すならハローワークも役立ちます。一方向の転職サイトと違い、無料の就職セミナーやハローワーク職員のカウンセリングも受けることができます。
ただし、雇用保険に入れない無職の求職者支援など支援対象が幅広いため、自分に合った仕事が見つかるとは限りません。大手企業の求人もほとんどないと思ってください。ハローワークインターネットサービス以外は、基本的には開庁している平日日中にしか利用できないなどのデメリットがあります。

転職エージェント

転職エージェントは、キャリアアドバイザーが転職活動のサポートをしてくれます。しっかり求職者と面談をした上で転職のプロが合う仕事を紹介してくれますので、ミスマッチは起こりにくいでしょう。未公開求人の情報も多数持っており、利用するメリットは大きいです。
ただし、転職エージェントは人材紹介会社です。アドバイスが受けられる半面、応募にはエージェントの紹介が必要で自分で好きなようには応募できないというデメリットもあります。

就いてよかったと思える仕事についてよくある質問

就いてよかったと思える仕事についてよくある質問をまとめました。
⚫︎ストレスのない仕事って存在するの?
⚫︎女性に向かない仕事はある?
⚫︎正社員はやめとけ!という職業を教えて
⚫︎就いてよかったと思える仕事を探すにはどうすればいい?
順に回答します。

ストレスのない仕事って存在するの?

いくら性に合っていても、まったくストレスがない仕事というのは存在しません。多かれ少なかれどんな仕事にもストレスはあります。しかし、満足している部分が多くてストレスが気にならない、もしくはストレスだと感じないことはあるかもしれません。また人によって何をストレスに感じるかも異なります。自分にとっての譲れない条件を明確にし、それを満たす企業を選ぶことがストレスの少ない仕事に就くポイントといえるでしょう。

女性に向かない仕事はある?

女性だからやめておいた方がいいと一概にいえる仕事はありません。漁師や大工など一昔前は男の仕事といわれてきた職業もありましたが、現在は女性も活躍しています。一方で、女性は出産する可能性があり、物理的に働けない期間が発生します。多くの女性にとって産休・育休が取れることは最低限必要な条件になるでしょう。女性の離職率について詳しく知りたい方は、離職率が高い業界・企業とは? 改善策や低離職率の業界の特徴も紹介 をご覧ください。

正社員はやめとけ!という職業を教えて

職業として正社員をおすすめできないというものはありません。正社員になって仕事の範囲や責任が重くなるのはどの職業でも同じです。しかし、その分給与が高く雇用が安定しており、昇給や昇進のチャンスも多くなります。また転職時に職歴として評価されるのも基本的には正社員だけです。正社員になるかどうかは職業で判断するのではなく、自分がどのような働き方をしたいのかという観点で考え、マッチする企業を選ぶことが大切です。

就いてよかったと思える仕事を探すにはどうすればいい?

就いてよかったと思える仕事を探すには、自分で求人探しをする以外に転職エージェントを使う方法もあります。転職エージェントなら転職のプロであるキャリアアドバイザーが面談を通じて求職者の強みや特性、キャリアプランなどを把握し、最適な仕事を紹介してくれます。転職エージェントを使うメリットについては、転職エージェントは使うべき? 向いている人の特徴や使うメリットを解説で詳しく説明していますのでぜひご覧ください。

就いてよかったといえる仕事をジョバディで見つけよう

希望の仕事を見つける近道は、転職サイトや転職エージェントのサービスを上手に活用することです。 
ジョバディには自分で探して応募する転職サイトの機能があります。その上キャリアアドバイザーも在籍しており、希望に応じて一からサポートしてもらうことも、必要なポイントだけサポートしてもらうことも可能です。

転職サイトと転職エージェントのいいとこ取りともいえるジョバディなら、就いてよかったといえる仕事に転職できる可能性は非常に高いでしょう。

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