
適性検査とSPIの違いは?検査目的や出題内容、対策や注意点を解説!
就職や転職活動をしていると「SPI」や「適性検査」という言葉を目にする機会は多くありますが、SPIと適性検査の違いが分からず、どのように対策すればよいか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
SPIとは適性検査の一種であり、最も多くの企業で導入されている適性検査です。
適性検査はある程度の応募者の絞り込みや、応募者の性質を高い精度で判断する目的で使用されており、導入されている企業で内定を得るにはまずは適性検査を突破することが前提となります。
特にSPIは多くの企業で採用されている評価方法ですので、出題内容や受験方式を把握しておくことが重要です。
そこで、本記事では適性検査の種類や目的を理解し、それぞれに合った対策を行い選考通過の可能性を高める方法を詳しく解説していきます。
本記事で分かること
●適性検査とは、応募者の能力や性格を測定し、企業が業務適性や組織との相性を判断するために実施するもの。SPIはその中の一つで、多くの企業が採用している。
●適性検査にはSPI以外にも玉手箱、GAB、CABなどがあり、それぞれ出題形式や評価基準が異なるため、事前にどの検査が課されるのかを確認することが重要。
●SPIの能力検査では「言語」「非言語」「英語」「構造的把握力」などが問われ、出題傾向を把握し、効率的に対策することで高得点を狙える。
●性格検査は、企業が求める人物像とのマッチ度を測るために活用される。無理に企業に合わせようとすると回答の一貫性が失われる可能性があるため、自分の価値観を理解し、自然な回答を心がけることが大切。
●適性検査の結果は選考に大きく影響するため、事前に模擬試験を受ける・過去問を解く・時間配分を意識するなど、しっかりと対策を行うことが望ましい。
それでは、一つずつ詳しく解説していきましょう。
適性検査とは
適性検査とは、企業が応募者の能力や性格を評価し、業務適性や組織との相性を判断するために実施する試験です。
適性検査は主に「能力検査」と「性格検査」の二つに分かれ、検査ごとに出題内容や評価基準が異なるため、それぞれ事前の対策をしておくことが重要です。
能力検査では、主に言語・非言語・論理的思考などの問題が出題され、基礎学力や問題解決力を評価されます。
性格検査では、主に価値観や行動特性が評価され、職場での適応力やコミュニケーションの傾向を分析される検査です。
適性検査は採用判断の一要素であり、特に能力検査は対策の効果が出やすいため、事前に出題形式を把握し過去問演習を行うことが大切です。
しっかり準備をして臨みましょう。
SPIとは
SPIはリクルートが開発した適性検査の一種で、企業が応募者の「基礎能力」と「性格特性」を測定する検査です。
SPIの検査内容は「能力検査」と「性格検査」の二つに分かれていて、適性検査の中でも広く導入され、多くの企業で採用判断の参考にされている検査方法です。
能力検査では、言語・非言語・英語・構造的把握力の問題が出題され、論理的思考力や処理能力が測定されます。
一方性格検査では、応募者の価値観や行動特性を分析し、企業との相性を判断する材料となります。
SPIには、テストセンター・Webテスト・ペーパーテストなど複数の受験方式があり、企業によって実施方法が異なります。
事前に受験形式を確認し、それに合わせた対策を行うことが重要です。
SPIは適性検査の一つ
SPIは数ある適性検査の中の一つであり、リクルートによって開発された検査方法です。
リクルートグループの選考だけでなく多くの企業で導入されており、応募者の基礎能力や性格特性を測る指標として活用されています。
適性検査にはSPIの他にも、玉手箱・GAB・CABなど複数の種類が存在し、それぞれ出題形式や評価基準が異なります。
例えば、玉手箱はWebテスト形式が多く、GABやCABは特定の業界や職種で採用される傾向があります。
企業は適性検査の結果を参考にしつつ、面接や履歴書の内容と合わせて総合的に判断します。
そのため、SPI対策に集中するだけでなく幅広く対策の準備を進めることが、選考を突破する鍵となります。
SPIの4つの種類
採用活動において多くの企業に採用されているSPIですが、採用目的に応じて4つの種類に分かれています。
SPIは大卒、中途、高卒、グローバル人材の採用に特化した内容に分かれていますので、それぞれの特徴を詳しく解説します。
SPIの4つの種類
・SPI3-U(大卒採用向け)
・SPI3-G(中途採用向け)
・SPI3-H(高卒採用向け)
・GSPI3(グローバル人材向け)
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
SPI3-U(大卒採用向け)

SPI3-Uは大卒採用向けに設計されたSPIの一種で、応募者の総合的な基礎能力と性格特性を測定する適性検査です。
検査内容は「能力検査」と「性格検査」の二つに分かれており、能力検査では、言語・非言語・英語・構造的把握力の問題が出題され、論理的思考力や基礎学力が評価されます。
一方性格検査では、応募者の価値観や行動特性を分析するもので、応募者と企業との相性を判断する材料として活用されています。
SPI3-Uはテストセンター・Webテスト・ペーパーテストなど、企業ごとに実施形式が異なります。
そのため、受験前に企業の指定する受験方式を確認し、それに適した対策を行って臨むことが重要です。
SPI3-G(中途採用向け)
SPI3-Gは中途採用向けに設計された適性検査で、特に実務に必要な基礎能力や職務適性を測定する検査です。
能力検査は、「言語(語彙・読解)」と「非言語(計算・推論)」の2分野で構成されており、新卒向けのSPIに比べ、より業務遂行能力を重視した問題が出題される点が特徴です。
一方性格検査では、職場での行動特性や適応力を評価し、企業が求める人材とマッチするかを判断する材料となります。
新卒や第2新卒の採用と異なり、中途採用では即戦力が求められるため、SPI3-Gの結果は採用判断において重要な要素の一つとなるでしょう。
SPI3-H(高卒採用向け)
SPI3-Hは高卒採用向けに設計された適性検査で、基礎的な学力や職務適性を測定します。
高校卒業レベルの基礎学力を確認し、企業が求める人物像に合致するかを判断する目的で実施されます。
能力検査は「言語(語彙・文章理解)」と「非言語(計算・表の読み取り)」の二つで構成されており、日常業務で必要とされる基礎的な読解力や数的処理能力など、高校卒業レベルの学力が問われます。
性格検査では、職場での協調性や責任感、ストレス耐性などを評価し、企業が求める人材であるかどうかや、会社での適応力を判断する材料となります。
GSPI3(グローバル人材向け)
GSPI3はグローバル人材採用に向けて設計された適性検査で、国際的なビジネスシーンで活躍する人材を見極めるため、多国籍環境での適応力や基礎能力を測定します。
能力検査は「言語(日本語・英語)」と「非言語(数的推理・論理的思考)」の二つで構成され、特に英語での読解力や数理的思考力が問われる点が、他のSPIとは異なる特徴といえます。
性格検査では、異文化適応力・リーダーシップ・コミュニケーション能力などを評価し、国際的なビジネス環境で活躍できる人材かを判断されます。
SPIで出題される問題

SPIは大きく二つの検査に分かれているのが基本です。
それぞれ異なる観点で応募者の傾向を分析するために活用する内容となっていますので、事前に把握して対策に役立てましょう。
SPIで出題される問題は以下の2種類です。
SPIで出題される問題2種類
・性格検査
・能力検査(学力検査)
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
性格検査
SPIの性格検査は、応募者の価値観や行動特性を測定し、企業との適性を判断するために実施されます。
質問は「はい・いいえ」や「どちらかといえば当てはまる」などの選択式で構成されており、正解・不正解はありませんが全体的に一貫性のある回答が求められます。
回答に矛盾が多い場合は不誠実と見なされる可能性があるため、自然体で回答しながらも一定の軸を意識することが重要です。
企業はこの検査を通じて、応募者の協調性・リーダーシップ・ストレス耐性・積極性などを分析し、自社の社風や求める人物像と合致するかを判断します。
そのため、企業ごとの求める人材像を理解し、自分の適性と照らし合わせることが必要です。
能力検査(学力検査)
SPIの能力検査は学力検査となり、応募者の基礎的な学力や論理的思考力を測定し、業務遂行能力を評価するために実施されます。
問題の難易度は応募する職種や企業によって異なるため、事前に過去問や参考書で対策を行うことが重要です。
SPIの能力検査の出題分野は以下の4つに分けられています。
・言語分野
・非言語分野
・英語
・構造的把握力
特にSPIは出題形式に特徴があるため、問題のパターンを理解し短時間で正確に解答する練習が求められます。
言語分野
能力検査の言語分野は、語彙力や読解力を測定し、業務に必要なコミュニケーション能力を評価するために出題されます。
主な出題内容は以下の通りです。
同意語・反意語:単語の意味を正しく理解し、適切に使い分ける力を測る。
長文読解:文章の内容を正確に読み取り、論理的な要点を把握する能力を評価する。
文の並び替え:文の順序を適切に並び替え、意味の通る文章を構築する力を測る。
空欄補充:適切な語句を選び、文の意味を正しく補完する能力を問う。
ビジネスシーンでは正確な情報伝達や資料の理解力が求められるため、これらのスキルを測定する問題が出題されます。
問題の傾向を把握し、過去問や問題集を活用して十分に練習することが重要です。
非言語分野
能力検査の非言語分野は、数的処理や論理的思考力を測定し、業務上の問題解決能力を評価するために出題されます。
主な出題内容は以下の通りです。
四則演算:基本的な計算力を問う問題。素早く正確に計算するスキルが求められる。
割合・比率:売り上げやコスト計算など、ビジネスに必要な数的感覚を測る問題。
推論:与えられた情報から論理的に正しい結論を導く問題。
集合:ベン図などを用いて複数の条件を整理し、適切に分類・判断する力を測る。
表の読み取り:データを分析し、適切な判断を行う能力を問う問題。
非言語検査では特に短時間で正確に計算・分析する力が求められる点に注意しましょう。
問題のパターンを把握し、繰り返し演習を行うことで、計算速度や解答精度を向上させることが重要です。
英語
英語分野は応募者の基礎的な英語力を測定し、特にグローバル企業や外資系企業の選考で重視されます。
主な出題内容は以下の通りです。
語彙・文法:基本的な英単語や文法の知識を問う問題。
長文読解:英文の要点を素早く把握し、正確に理解する能力を測る。
空欄補充:適切な単語やフレーズを補い、意味の通る英文を完成させる問題。
英訳・和訳:英語と日本語の間で適切な訳を選ぶ問題。
SPIの英語分野はTOEICや英検と類似した問題形式のため、英語試験対策を兼ねた学習や、過去問演習を通じて出題傾向に慣れることが有効です。
構造的把握力
構造的把握力は文章や情報の論理的関係を整理し、正確に理解する力を測定するために出題されます。
主な出題内容は以下の通りです。
文章の関係性整理:文の意味や構造を分析し、適切に分類・整理する力を測る。
図や表のルール発見:パターンや規則性を見つけ、正しく推論する問題。
論理的な推論:複数の情報を整理し、矛盾なく論理的に結論を導く問題。
SPIの構造的把握力分野ではビジネスでの問題解決力や論理的思考力を評価する目的があり、過去問演習やパターン理解による対策が効果的です。
SPIが適性検査で使用される理由

学歴や学力だけでなく、応募者個々が持っている資質や人間性を含めて分析できるSPIは、適性検査として多くの企業で導入されています。
ここからは、企業がSPIを使用することの理由を解説していきますので、企業側の目的を把握した上で対策に生かしてみてください。
SPIが適性検査で使用される理由
・多様性を重視する風潮にあるため
・クオリティの高い検査結果が出るため
・入社後の人材育成や人員配置に生かせるため
・会社が求める人物像とのマッチング度合いが分かるため
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
多様性を重視する風潮にあるため
SPIが適性検査で使用される理由の一つに、企業が多様性を重視する風潮が強まっていることが挙げられます。
検査項目を分けて詳しく分析することで、学歴や職歴だけでは測れない応募者の「思考力」や「価値観」「適応力」などを客観的に評価し、多様な人材を公平に選考できるのがSPIの優れているポイントといえるでしょう。
特にグローバル化や働き方の多様化が進む中で、SPIのような標準化された適性検査を活用することで、企業は多様な人材の可能性を見極めやすくなるのです。
企業の求める価値観や適性を明確にしながらも、幅広い人材の可能性を発掘しやすいことが、企業で採用されている理由の一つです。
クオリティの高い検査結果が出るため
SPIは統計的に裏付けられた信頼性の高い検査手法であり、一貫性のある評価基準によって応募者の適性を正確に測定できる点が、企業で使用されるポイントの一つです。
「能力検査」と「性格検査」を組み合わせることで、応募者の思考力・論理性・職務適性などを多角的に分析できます。
面接や履歴書だけでは判断しにくい資質を客観的に評価できるため、企業はより精度の高い採用判断を行いやすくなるのです。
入社後の人材育成や人員配置に生かせるため
SPIの結果は採用時の判断だけでなく、入社後の人材育成や適切な人員配置にも活用できるというメリットがあります。
性格検査の結果は、社員の強みや適性を把握することに役立てられ、それぞれの人材に適した部署や業務を割り当てることが可能となります。
能力検査の結果の場合は、研修や教育プログラムの設計に役立ち、個々の成長を促進する指標として活用することができます。
採用活動でSPIを使用することで、入社時だけでなく配属後の適応度を高めることができ、結果として長期的な人材活用を計画的に進めることができる点も、SPIの強みの一つです。
会社が求める人物像とのマッチング度合いが分かるため
SPIの性格検査は、応募者の価値観や行動特性を分析し、企業が求める人物像との適合度を判断するために活用することができます。
協調性・リーダーシップ・ストレス耐性などを細かく数値化するため、企業文化や業務内容に適した人材を選定しやすくなるのは大きなメリットです。
面接だけでは把握しにくい個人の特性を客観的に評価できるため、採用のミスマッチを防ぎ、長期的に活躍できる人材を見極めやすくなるのです。
企業側が求める能力や適性に沿った人材を高い精度で確保することができ、チーム全体のパフォーマンス向上につながるのも、企業がSPIを導入する目的の一つです。
SPIを受験する方法

採用試験でSPIを受験する方法には以下の4つの方法があります。
受験方法は企業ごとに異なりますので、受験方法の違いを把握した上で、どの形式で自分が受験するかどうか確認しておくようにしましょう。
SPIを受験する方法
・テストセンター
・インハウスCBT
・Webテスティング
・ペーパーテスティング
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
テストセンター
テストセンター方式とは、専用の会場に設置されたパソコンを使用してSPIを受験する方法であり、多くの企業が採用している方法です。
受験者は自身の都合の良い日時を予約して会場で試験を受けるため、自宅のネット環境やパソコンの性能に影響されることなく、公平な環境で受験することが可能です。
この方式では受験者ごとに異なる問題が出題され、回答の正確性だけでなく解答スピードも評価に影響する点に注意が必要です。
そのため、時間配分を意識した試験対策を進めることが重要です。
テストセンター受験の特徴
・1問ずつ制限時間が設けられている
・電卓持ち込み不可
・性格検査30分・能力検査35分
インハウスCBT
インハウスCBT(Computer Based Testing)とは、企業が指定した会場でパソコンを使って受験する方式です。
テストセンター方式と似ていますが、企業が独自に設定した試験会場で実施されるため、企業ごとの管理がしやすい点が特徴です。
企業側の手配の労力が大きいことから導入している企業は多くはありませんが、回答の不正行為が防ぎやすいという点で導入する企業もあります。
試験内容や出題形式は通常のSPIと同様ですが、会場の雰囲気や設備が異なるため、環境に適応する力も求められるといえるでしょう。
当日は会場の設備やルールに慣れつつ、時間配分を意識して落ち着いて解答することが求められます。
インハウスCBT受験の特徴
・1問ずつ制限時間が設けられている
・電卓持ち込み可能
・性格検査30分・能力検査35分
Webテスティング
Webテスティング方式は、自宅や指定の場所でインターネットを利用して受験するSPIの形式です。
パソコン環境が必要ですが、場所や時間の制約が少なく、受験者は都合の良いタイミングで試験を受けられる点が特徴です。
一方で、不正防止のために制限時間が厳しく設定されている場合や、カメラ監視を導入する企業もあります。
Webテスティング方式での受験の場合は、事前に受験環境を整えスムーズに回答できるよう準備が必要になるため注意しましょう。
試験中のトラブルを防ぐためにも、インターネット接続やPCの動作確認を行い、落ち着いて受験できる環境を確保することが大切です。
Webテスティング受験の特徴
・1問ずつ制限時間が設けられている
・電卓持ち込み可能
・性格検査30分・能力検査35分
ペーパーテスティング
ペーパーテスティング方式は、企業や学校などの指定会場で紙の問題冊子と解答用紙を使用して受験するSPIの形式です。
他の方式と異なりパソコン操作の必要がなく、マークシートや記述式で回答するため、手書きでの解答に慣れている人に向いています。
また、他のパソコンを使用した方法での受験と異なり、前の問題にいつでも戻って回答しなおすことができる点は、ペーパーテスティングの特徴といえるでしょう。
試験時間が厳密に管理されるため、時間配分を意識しながら解答することが重要です。
特に計算問題や読解問題では、回答の記入ずれは大きく時間をロスしてしまうため、解答欄を間違えないよう注意しながらスムーズに進める必要があります。
事前に模擬問題を解き時間内に終了する練習をしておくと、本番でも落ち着いて対応できるでしょう。
ペーパーテスティング受験の特徴
・1問ずつ制限時間が設けられている
・電卓持ち込み不可
・性格検査35分・能力検査70分
SPI以外の適性検査

SPI以外にも、多くの企業で使用されている適性検査がいくつかあり、それぞれ出題形式や評価基準が異なっています。
ここからは、SPI以外の適性検査のうち代表的なものについて解説していきますので、応募する企業がどの適性検査を導入しているのかを把握し、出題傾向を理解した上で適切な対策を行うヒントにしてみてくださいね。
SPI以外の適性検査
・玉手箱
・GAB
・CAB
・TG-WEB
・Compass
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
玉手箱
玉手箱は、日本エス・エイチ・エル社が提供する適性検査で、多くの企業が採用試験に導入しています。
検査内容は「言語(読解力)」、「計数(数的処理)」、「英語(読解・文法)」の能力検査と「性格検査」に分かれており、SPIと比較すると試験時間が短めなのが特徴です。
主にWebテスト形式で実施され、問題のパターンが多岐にわたるため事前に問題の傾向を把握しておくことが重要です。
SPIと同様に回答スピードが求められるため、時間配分を意識しながら解く練習を重ねると、本番でスムーズに対応しやすくなるでしょう。
提供企業 | 日本エス・エイチ・エル株式会社 |
テスト形式 | Webテスト |
所要時間 | 49分 |
対象 | 新卒・中途 |
測定内容 | 言語・計数・英語・パーソナリティ |
GAB
GAB(Graduate Aptitude Battery)は、日本エス・エイチ・エル社が提供する適性検査で、主に総合職や事務職の採用試験で使用されています。
検査内容は「言語(長文読解)」「計数(表やグラフの読み取り)」の能力検査と「性格検査」に分かれており、特にデータ分析力が問われる点が特徴です。
試験はWebテストまたはペーパーテスト形式で実施されることが多く、長文を素早く読解し、数的データを正確に処理する力が求められます。
そのため、出題傾向を把握し、限られた時間内で効率的に解答できるよう練習することが重要です。
提供企業 | 日本エス・エイチ・エル株式会社 |
テスト形式 | Webテスト(WebGAB) テストセンター(C-GAB) マークシートテスト |
所要時間 | 90分 |
対象 | 新卒 |
測定内容 | 言語理解、計数理解、パーソナリティ |
CAB
・CAB(Computer Aptitude Battery)は、日本エス・エイチ・エル社が提供する適性検査で、主にIT・技術職やSE(システムエンジニア)の採用試験で使用されています。
・検査内容は「法則性(暗号解読など)」「命令表(プログラム的思考)」「論理(推論)」など、情報処理能力や論理的思考力を測る問題が中心です。
・ペーパーテストまたはWebテスト形式で実施され、特に処理速度と正確性が求められるため、パターン問題に慣れることが対策の鍵となります。
CAB(Computer Aptitude Battery)は、日本エス・エイチ・エル社が提供する適性検査で、主にIT・技術職やSE(システムエンジニア)の採用試験で使用されています。
検査内容は「法則性(暗号解読など)」「命令表(プログラム的思考)」「論理(推論)」など、情報処理能力や論理的思考力を測る問題が中心です。
試験はペーパーテストまたはWebテスト形式で実施され、特に処理速度と正確性が求められます。そのため、パターン問題に慣れ、短時間で効率的に解答できるよう繰り返し練習することが対策の鍵となります。
提供企業 | 日本エス・エイチ・エル株式会社 |
テスト形式 | Webテスト(WebGAB) テストセンター(C-GAB) マークシートテスト |
所要時間 | 90分 |
対象 | 新卒 |
測定内容 | 言語理解、計数理解、パーソナリティ |
TG-WEB
TG-WEBはヒューマネージ社が提供する適性検査で、特に大手企業の採用試験で使用されることが多い形式です。
検査内容は「言語(長文読解・語彙)」「非言語(推論・数的処理)」に加え、「性格検査」が含まれています。
また、問題形式には従来型(四択)と新型(図形・論理問題)があり、特に新型は思考力を重視した問題が多い点が特徴です。
TG-WEBはさらに「TG-WEB(新卒採用向け)」、「TG-WEB CAREER(キャリア採用向け)」、「TG-WEB GROWTH(従業員向け)」の3種類があり、採用対象ごとに異なるプログラムが用意されています。
他の適性検査とは異なる出題傾向があるため、事前に問題集や過去問を活用し、形式に慣れておくことが重要です。
提供企業 | 株式会社ヒューマネージ |
テスト形式 | オンラインAI監視型Webテスト方式 テストセンター方式 Web方式 マークシート方式 所要時間 |
所要時間 | 15分 |
対象 | 新卒・キャリア・従業員 |
測定内容 | 言語理解、計数理解、パーソナリティ |
Compass
Compassは、リクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査で、SPIと同様に多くの企業で採用されています。
試験の構成は「言語(文章理解)」「数理(計算・推論)」「性格検査」の3分野で構成されており、特に論理的思考力や問題解決力を評価する点が特徴です。
ストレス耐性やコミュニケーションスタイルといった観点などの評価ができ、メンタルヘルスでの問題などを軽減するために考案された適性検査です。
SPIと比べて試験時間が短いため、素早く正確に解答する力が求められます。
そのため、過去問を活用して出題傾向を把握し、スピードを意識した対策を行うことが重要です。
提供企業 | リクルートマネジメントソリューションズ |
テスト形式 | Web・ペーパー |
所要時間 | 20分 |
対象 | 新卒・キャリア |
測定内容 | 言語理解、計数理解、パーソナリティ |
SPIなどの適性検査で落ちてしまう理由

適性検査の合格基準は企業ごとに異なりますが、適性検査で不合格になる確率は約20~30%といわれています。
会社の規模や応募者数によっても変化するため一概にはいえませんが、問題への対策不足以外に考えられる理由としては、以下のようなものがあります。
SPIなどの適性検査で落ちてしまう理由
・会社との相性が悪いと判断された
・志望者を絞るために落とされた
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
会社との相性が悪いと判断された
SPIの性格検査は、応募者の価値観や行動特性を分析し、企業が求める人物像と合致するかを判断するために使用されます。
そのため、企業の社風や業務内容に適さないと判断されると不採用の要因となることがあります。
特に協調性・積極性・ストレス耐性などの項目が重視される傾向があり、採用後も適応して長く働けそうかを判断しています。
性格検査には正解・不正解がないものの、企業ごとに理想とする人材像は異なります。
応募先の求める人物像を理解し、一貫性のある回答を心がけることが重要です。
志望者を絞るために落とされた
SPIなどの適性検査は、多くの応募者の中から効率的に選考を進めるためのフィルタリングとして活用されることがあります。
特に応募者が多い人気企業では、基準点を設けて一定数を自動的に絞り込むケースがあり、不合格の理由が必ずしも応募者の能力不足とは限りません。
筆記試験の通過ラインは企業によって独自に決められているため、確実に突破したい場合は事前に問題の傾向を把握し、十分な対策を行って臨むことが重要です。
SPIの対策方法
SPIの対策では、性格検査と能力検査それぞれの傾向を把握しておく必要があります。
特に能力検査は問題数が多く制限時間があるため、効率良くなるべく空欄にせず回答をする練習を積んでおくことが、当日になって焦らないためのポイントです。
ここからは、これからSPIの試験対策をする方に向けて、それぞれの検査における対策方法について解説していきますので、参考にしてみてくださいね。
SPIの対策方法
・性格検査の対策
・能力検査(学力検査)の対策
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
性格検査の対策
SPIの性格検査では一貫性のある回答が求められるため、質問の意図を理解し、矛盾のない答えを心がけることが重要です。
企業の求める人物像を意識することは前提ですが、良く見せようと自分の性格とかけ離れた回答をすると、面接時に不一致が生じる可能性があるため注意が必要です。
事前に模擬テストを受けて傾向を把握し、適性検査に慣れておくことで、本番でも落ち着いて回答できるようになるでしょう。
能力検査(学力検査)の対策
SPIの能力検査では、出題範囲(言語・非言語・英語・構造的把握力)を把握し、それぞれの分野に適した問題演習を行うことが重要です。
特に非言語分野(計算・推論・割合など)は短時間で解くスキルが求められるため、公式や解法パターンを事前に覚えるなど、スピードを意識した練習を重ねる必要があります。
また、模擬問題や過去問を繰り返し解いて試験形式に慣れることで、本番での時間配分や問題傾向への対応力を向上させることができます。
SPIを受験する際の注意点
SPIを通過できなければその先の面接に進めず、思うように就職活動が進められなくなってしまいます。
受験の際は事前の試験対策の他に、SPIを受験するにあたっての注意点を理解して合格率を向上させましょう。
SPIを受験する際の注意点
・時間配分を意識する
・性格検査は正直に回答する
・対策できる問題は過去問を解いておく
・事前に受けられるWebテストで練習する
・無理に企業に合わせた回答をしない
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
時間配分を意識する
SPIは制限時間内にできるだけ多くの問題を解くことが求められるため、時間配分を意識した対策が重要です。
特に非言語分野は計算問題が多く、時間をかけすぎると他の問題を解く時間が足りなくなるため、解けない問題は素早く見切る判断力も必要になります。
模擬試験や過去問を活用し、実際の試験時間を想定しながら練習することで、本番でのペース配分を身に付けることを意識して対策に取り組むとよいでしょう。
性格検査は正直に回答する
SPIの性格検査では一貫性のある回答が求められるため、無理に企業の理想像に合わせず、正直に答えることが重要です。
企業の求める人物像を意識することは大切ですが、自分を良く見せようと合わせすぎると、性格診断と面談時の回答に矛盾が生じやすくなります。
結果として信頼性が低いと判断される可能性があり、かえって企業とのミスマッチを引き起こすこともあります。
事前に自己分析を行い自分の価値観や強みを理解した上で回答すると、自然と一貫性のある回答ができるようになります。
対策できる問題は過去問を解いておく
SPIの能力検査は出題パターンが決まっているため、しっかりと過去問を解いて形式に慣れておくことが大切です。
特に非言語分野(計算・推論など)は、解法を知っているだけで大幅に解答時間を短縮できるため、繰り返し演習しておけばスピードを向上させることができます。
模擬試験や問題集を活用し、本番に近い環境で時間を計りながら解くことで、実践的な対応力を身に付けることができます。
事前に受けられるWebテストで練習する
問題数の多いSPIを回答するには出題形式に慣れることが重要ですので、事前に受けられるWebテストを活用して練習しておくと効果的に対策ができます。
特にWebテスティング方式の場合、本番と同じ環境で練習することで時間配分や操作感に慣れることができるでしょう。
過去問題や模擬テストを繰り返し受験し、苦手分野を把握して重点的に対策を行えば、本番での得点向上につなげられます。
無理に企業に合わせた回答をしない
SPIの性格検査では、企業の理想に合わせようと無理に回答すると、矛盾が生じて一貫性のない結果になる可能性があるため、注意が必要です。
性格検査の回答は正解・不正解がなく、企業は応募者の自然な特性を見極めるために活用するため、自分の価値観に沿った回答をすることが重要です。
無理に企業に合わせた回答をすると、内定をもらえたとしても入社後にミスマッチが生じるリスクも考えられます。
性格診断ではあらかじめしっかりと自己分析を行い、あくまで自分に合う企業を選ぶ意識を持つことが大切です。
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適性検査は応募者の性質を高い精度で分析することができ、企業にマッチした人材を見つけるという目的から多くの企業で採用されています。
応募者の多い企業や大手になると、ある程度人数を絞り込むために行われることも多いため、事前にしっかりと対策をして臨むようにしましょう。
また、希望する企業に入社したいという気持ちが先行して無理に企業の求める人物像に合わせた回答をしてしまうと、入社後のミスマッチの原因にもなりかねません。
特に性格診断では、企業の求める理想像を把握しつつも、あくまで自分に正直に回答することを重視しましょう。
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