
コンビニで買った履歴書でも問題ない? 選び方や書き方、印刷方法を解説
履歴書を用意するにあたって、コンビニでも履歴書を購入できるのを意外と知らない方も多いのではないでしょうか?
コンビニで購入した履歴書は問題なく使用することができますが、フォーマットにもいくつか種類があるため、それぞれの履歴書の選び方や書き方には注意が必要です。
履歴書は正しい方法で記入・印刷し、企業の指定がある場合はフォーマットを事前に確認した上で作成することが大切です。
本記事では、履歴書の選び方からフォーマットに合わせた記入、印刷方法まで詳しく解説していきます。
本記事で分かること
●履歴書はコンビニで手軽に購入でき、書店や100円ショップ、ネット通販でも入手可能。
●コンビニの履歴書は種類が限られるため、応募先の指定がないか事前に確認することが重要。
●履歴書の作成時は手書き・パソコン作成どちらでも問題ないが、適切なフォーマットや筆記用具を使用する。
●印刷する際は、サイズや片面印刷に注意し、コンビニのマルチコピー機を活用すると便利。
履歴書は採用担当者へ自分を最初にアピールする大切な書類です。
効果的に自分を知ってもらえるようしっかりと履歴書の選び方・書き方を理解して、転職活動を成功させるための参考にしてみてくださいね。
履歴書を購入できる場所
履歴書はコンビニのほかにも、書店や100円ショップ、ネット通販などで購入できます。
最も手軽なのはコンビニですが、フォーマットの種類が限られるため、企業から指定されているフォーマットがある場合は注意が必要です。
書店では一般的な履歴書のほか、職種別のフォーマットや詳細な記入例が付属したものもありますので、必要な履歴書がある場合は文房具店や書店で探してみるのもよいでしょう。
100円ショップではコストを抑えられるメリットがあるものの、価格に準じて紙質が薄い場合もあるため、用途に応じて選ぶことが必要です。
ネット通販では種類が豊富で、高品質な紙や特殊なフォーマットの履歴書も購入できるのが大きなメリットです。
特に転職者向けに職歴欄が充実したものなど、自分の経歴に合ったものを選ぶとよいでしょう。
履歴書はコンビニでも購入可能
履歴書はセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどの主要なコンビニで購入でき、価格は一般的に200~400円程度と手軽に入手できるのがメリットです。
さらに24時間営業のコンビニなら、急な応募や面接準備などで時間がないときや、すぐに履歴書が必要な場合に役立ちます。
ただしコンビニで販売されている履歴書はフォーマットの種類が限られているため、職種や応募先に適しているかを事前に確認しておくことが重要です。
企業ごとに指定のフォーマットがある場合は、書店やネット通販で適したものを探すのもおすすめです。
選考で不利になることはない
コンビニで購入した履歴書でも、正式な応募書類として問題なく使用できます。
重要なのは履歴書の内容や書き方であり、どこで購入したかが評価に影響を与えることはありません。
ただし企業が特定のフォーマットを指定している場合は事前に確認し、適切なものを選びましょう。
市販の履歴書ではなく企業独自ものを使用するケースもあるため、あらかじめ注意が必要です。
やや料金が高め
コンビニの履歴書は書店や100円ショップに比べてやや高めの価格設定となっており、一般的に200~400円程度で販売されています。
一方100円ショップでは基本的に110円で購入できるため、コストを抑えたい場合はおすすめの購入先です。
ただし、コンビニは24時間営業のため、急な応募や面接準備の際にすぐに購入できる点が大きなメリットです。
価格と利便性のバランスを考え、自分の状況に応じて最適な購入先を選ぶとよいでしょう。
履歴書には種類がある

履歴書はどれも同じではなく、厚生労働省が作成した様式例のほか、パート・アルバイト用や転職者用など、それぞれ用途によって形式が若干異なっています。
大切なのは自分の用途に適した履歴書を選んで、相手の知りたい情報が伝わる書類を作成することですので、しっかりと違いを把握しておきましょう。
基本的な履歴書の種類4点
・厚生労働省履歴書様式例
・転職用
・一般用
・パート・アルバイト用
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
厚生労働省履歴書様式例
厚生労働省が公表している「履歴書様式例」は、広く採用されている標準的なフォーマットです。
JIS規格に準拠しており、学歴・職歴欄が広めに設けられているため、多くの業界や職種で活用しやすい特徴があります。
この履歴書は、厚生労働省の公式サイトから無料でダウンロードでき、自宅で印刷して使用することも可能です。
手書き・PC作成のどちらにも対応しているため、自分のスタイルに合わせて作成できます。
JIS規格の履歴書は廃止されている
2020年にJIS規格の履歴書は廃止され、現在は厚生労働省が作成した「履歴書様式例」が標準的なフォーマットとなっています。
廃止後もJIS規格の履歴書を引き続き使用することはできますが、可能であれば最新のフォーマットを使用するのが望ましいでしょう。
企業によっては独自の履歴書フォーマットを指定している場合もあるため、応募前に確認しておき、指定のフォーマットに従うことが重要です。
転職用
転職用の履歴書は新卒向けと異なり、職務経歴を詳しく記載できるよう職歴欄が広めに取られているようです。
転職では即戦力としてのアピールが重要になりますので、自己PRや志望動機欄の大きめのフォーマットを選び、過去の経験やスキルを明確に伝えられるとよいでしょう。
企業によっては指定のフォーマットが用意されている場合もあるため、応募前に確認することが大切です。
一般用
一般用の履歴書は、学歴・職歴・志望動機などがバランスよく配置されており、幅広い職種に対応できる汎用的なフォーマットです。
特定の職種に特化していないため、新卒・転職者・アルバイト・パートなど、さまざまな応募に適しています。
新卒の場合は、自己PRや志望動機をしっかり記載し、ポテンシャルを伝えることが重要です。
一方、転職者は職歴欄を活用し、これまでの経験やスキルを簡潔にまとめると効果的でしょう。
企業の指定がない場合は、一般用履歴書を使用すれば問題なく応募できますが、職務経歴を詳しく書く必要がある職種では、転職者向けの履歴書を選ぶほうが適している場合もあります。
パート・アルバイト用
パート・アルバイト用の履歴書は、職歴欄が少なめで、志望動機や自己PR欄が簡潔なフォーマットが一般的です。
学歴や資格よりも、希望する勤務時間や通勤手段など、雇用条件に関する項目が重視されることが多いのが特徴です。
企業によっては履歴書不要の求人もありますが、提出を求められる場合はコンビニや100円ショップで販売されている簡易なフォーマットで問題なく使用可能です。
コンビニで履歴書を購入する際のポイント

急な応募などで急いで履歴書を購入したい場合には、コンビニはとても便利な購入先です。
ただし、履歴書の種類には限りがありますので、選ぶ際は用途や指定されたフォーマットに合っているかどうかを確認してから購入することが重要です。
ここからは、コンビニで履歴書を購入する際のポイントについて以下の3点を解説していきます。
コンビニで履歴書を購入する際のポイント3点
・サイズが合っているかを確認する
・項目欄が適しているか確認する
・封筒付きや証明写真貼り付けシールがあるか確認する
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
サイズが合っているかを確認する
履歴書には一般的にA4(A3二つ折り)とB5(B4二つ折り)の2種類のサイズがあり、応募先によって指定されている場合もあるため、事前に確認が必要です。
A4サイズはビジネス用途や転職向けとして使われることが多く、一方B5サイズはアルバイトやパート向けの履歴書として一般的です。
また、履歴書を送付する際には封筒のサイズにも注意しましょう。
A4サイズの履歴書には角形2号封筒、B5サイズには角形3号封筒を選ぶと適切です。
サイズが合っていないと折り目が増えたり、見た目の印象が悪くなったりするため、履歴書に合わせて確認の上、購入するようにしましょう。
項目欄が適しているか確認する
履歴書は用途によって「学歴・職歴」「志望動機」「資格・免許」「本人希望欄」などの記入欄の大きさや配置が異なります。
転職用は職歴欄が広めとなっており、実務経験を詳しく書けるフォーマットになっています。
アルバイト・パート用は勤務時間や通勤手段の記入欄があるものが多く、簡潔に記入できるのが特徴です。
一般用の履歴書は幅広く使えますが、用途に合ったフォーマットを選ぶことでより効果的にアピールできます。
企業によっては指定フォーマットがあるため、応募前に確認しておくことが重要です。
封筒付きや証明写真貼り付けシールがあるか確認する
履歴書には封筒付きのものもあり、郵送が必要な場合はセットになっているものを選ぶと便利です。
封筒が付属していない場合は、履歴書のサイズに合った封筒(A4なら角形2号、B5なら角形3号)を別途用意しましょう。
また証明写真貼り付けシール付きの履歴書なら、のりやテープを使わずに写真をきれいに貼ることができます。
コンビニで履歴書を購入する際は、封筒やシールなどの付属品がそろっているか確認し、不足している場合は追加で準備しておくと安心です。
履歴書を手書きする際の注意点
履歴書の作成方法には、手書きとパソコンを使った印刷の2種類があります。
ここからは、履歴書を手書きで作成する場合に注意したいポイントについて解説していきますので、印象の良い履歴書を作成するための参考にしてみてください。
履歴書を手書きする際の注意点
・指定の履歴書がないか確認する
・コピーや使い回しはしない
・ボールペンなどの適した筆記用具で書く
・走り書きしないように丁寧に書く
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
指定の履歴書がないか確認する
企業によっては独自の履歴書フォーマットを指定している場合があります。
特に大手企業や外資系企業、公務員試験では、応募書類の形式が決まっていることがあるため、事前に採用ページや募集要項を確認しましょう。
指定がない場合は、厚生労働省の履歴書様式例や、市販の一般的な履歴書を使用すれば問題なく応募することができます。
コピーや使い回しはしない
手書きの履歴書は、応募ごとに新しく作成するのが基本です。
同じ履歴書をコピーして使い回すと、企業ごとに適した志望動機や自己PRが反映されないため、熱意が伝わりにくくなります。
企業ごとに、その会社ならではの志望動機や経歴をアピールすることで、会社とのマッチ度の高さを伝えることができるでしょう。
また、コピーした履歴書はインクのかすれや折れ目が目立つことがあり、採用担当者の印象を損なう可能性があります。
ボールペンなどの適した筆記用具で書く
履歴書は黒のボールペンまたは万年筆で書くのが基本ですので、消せるボールペン(フリクションなど)は摩擦熱でインクが消えるため、使用しないようにしましょう。
また、にじみやかすれが少ないペンを選ぶことで、文字が読みやすくなり、きれいな仕上がりになります。
誤字脱字を防ぐために下書きをしてから清書をし、
もし書き損じた場合は修正液を使わず、新しい用紙に書き直すのが理想的なマナーです。
走り書きしないように丁寧に書く
履歴書は、採用担当者が最初に目にする重要な書類ですので、丁寧な字で読みやすく書くことを意識しましょう。
文字の大きさや間隔をそろえ、枠内に収めることで見た目の印象が良くなります。
急いで書くと誤字脱字が増え、書き直しが必要になるなど結果として時間を要してしまうので、落ち着いて時間をかけて仕上げることが大切です。
また、書く際は机が汚れていないか、木目や凹凸で文字が乱れないかも事前に確認するとよいでしょう。
コンビニで履歴書を印刷する方法

履歴書を郵送する場合や紙で持参する場合は、事前に履歴書を印刷しておく必要があります。
コンビニのマルチコピー機から印刷をすれば、移動中や面接の直前でも印刷ができて便利です。
ここからは、コンビニで履歴書を印刷する方法について2種類を解説していきますので、直前で焦らないよう把握しておくようにしましょう。
コンビニで履歴書を印刷する方法2点
・オンラインにアップロードした履歴書を印刷する場合
・スマホやUSBメモリから印刷する場合
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
オンラインにアップロードした履歴書を印刷する場合
オンラインに保存した履歴書は、コンビニのマルチコピー機を利用すれば簡単に印刷できます。
特に、PDF形式で保存しておくと余白やレイアウトが崩れにくく、仕上がりがきれいに印刷することができます。
コンビニによっては専用のアプリやクラウドサービス経由で印刷できるため、事前に利用方法を確認しておくとスムーズです。
スマホやUSBメモリから印刷する場合
コンビニのマルチコピー機では、スマホの専用アプリやUSBメモリを使って履歴書を印刷できます。
セブンイレブンなら「かんたんnetprint」、ローソンやファミリーマートなら「ネットワークプリント」を事前にインストールしておくと便利でしょう。
USBメモリを使用する場合は事前にPDF形式でデータを保存しておき、各コンビニのコピー機が対応しているフォーマットであるかを確認しておきましょう。
印刷時にはA4またはB5の用紙サイズを選択し、余白設定やプレビューを確認してから印刷するときれいに仕上がります。
コンビニで履歴書を印刷する際の注意点
コンビニで履歴書を印刷する際は、印刷設定に注意が必要です。
設定を間違えて再印刷してしまうとコストもかかってしまいますので、事前に設定方法を理解してスムーズに印刷できるようにしておきましょう。
コンビニで履歴書を印刷する際の注意点4点
・片面印刷にする
・PDF形式で保管しておく
・印刷サイズに注意する
・ホッチキス止めはNG
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
片面印刷にする
履歴書は片面印刷が基本であり、両面印刷は避けるのが一般的なマナーとされています。
両面印刷にするとインクのにじみや裏写りが発生し、見た目が悪く読みづらくなる可能性があります。
コンビニのマルチコピー機を利用する際は、印刷設定を「片面印刷」に変更し、用紙サイズやレイアウトを事前に確認しましょう。
PDF形式で保管しておく
履歴書はPDF形式で保存しておくと、レイアウトの崩れや文字化けを防ぐことができ意図しない印刷ミスを防ぐことができます。
WordやExcelで作成した場合も同様に、印刷前にPDFに変換しておくとコンビニのマルチコピー機でスムーズに印刷できますので、忘れずに確認しておきましょう。
USBメモリやクラウドストレージ(Googleドライブ、Dropboxなど)にPDFを保存しておけば、外出先の急な印刷にもスマホから対応できるのでおすすめです。
印刷サイズに注意する
履歴書の一般的なサイズはA4(A3二つ折り)またはB5(B4二つ折り)ですが、企業によっては指定があるため、応募前に確認しておきましょう。
コンビニのコピー機で印刷する際は、設定を「A4」または「B5」に調整し、自動縮小や拡大が適用されないように注意することが大切です。
サイズを間違えると、封筒に収まらなかったり書類が不格好になったりする可能性があるため、印刷プレビューで仕上がりを確認してから印刷すると安心です。
ホッチキス止めはNG
履歴書はホッチキスで留めず、クリアファイルやクリップを使うのが一般的なマナーです。
ホッチキスで留めると採用担当者が書類を確認しづらくなり、外す手間がかかるため避けたほうがよいでしょう。
特に、大量の応募書類を扱う企業ではスムーズに閲覧できる状態が求められます。
郵送する場合も、封筒の中で折れたりシワになったりしないようにクリアファイルに入れて送ると丁寧な印象を与えられます。
履歴書を作成する基本ルール

履歴書の作成にあたっては、手書き・パソコンでの作成どちらの場合も共通する基本ルールがあります。
履歴書の内容でない部分でマイナスな印象を与えてしまうことにならないよう、ここからは履歴書を作成する際のルールを7点挙げて解説していきますので、しっかりと押さえておいてくださいね。
履歴書を作成する基本ルール
・応募企業ごとに作成する
・パソコンの場合はフォント・サイズを統一する
・手書きの場合は消せるボールペンや修正液は使わない
・空欄を作らない
・誤字・脱字や略語に注意する
・必ず見直しをする
・応募企業ごとにデータを残しておく
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
応募企業ごとに作成する
履歴書は応募企業ごとにカスタマイズして作成し、使い回しは避けるのが基本です。
特に志望動機や自己PRは、企業の特徴や募集要項に合わせて書き換えることで、採用担当者に響く内容になります。
例えば企業の事業内容や求める人物像に沿ったエピソードを盛り込むと、自分がいかに会社とマッチするか伝えることができ、より説得力のあるアピールが可能になるでしょう。
企業ごとに履歴書を作成することで応募への本気度が伝わり、書類選考の通過率向上にもつながります。
パソコンの場合はフォント・サイズを統一する
履歴書をパソコンで作成する場合はフォントやサイズを統一すると、見やすく整った印象になります。
フォントはWindowsであれば「MS明朝」「游明朝」「メイリオ」など、視認性が高くビジネス向けのものを選びましょう。
文字サイズは、本文10.5pt〜12pt、氏名や見出しは14pt〜16pt程度に設定するとバランスが取れ見やすくまとまります。
フォントやサイズがバラバラだと統一感がなくなり、採用担当者へ雑な印象を与える可能性があります。
特にほかのファイルやデータをコピー&ペーストした場合、フォーマットが崩れることがあるので注意が必要です。
手書きの場合は消せるボールペンや修正液は使わない
履歴書を手書きで作成する場合、消せるボールペンや修正液の使用は避けるのが基本です。
消せるボールペン(フリクションなど)は、摩擦熱で文字が消えてしまう可能性があるため、正式な書類には適しません。
また、修正液や修正テープの使用も避け、書き間違えた場合は新しい履歴書に書き直すのがマナーです。
使用する筆記具は黒のボールペン(油性・水性)や万年筆を使用し、丁寧に清書して読みやすい文字を心がけることが大切です。
空欄を作らない
履歴書の項目は、できる限り埋めて空欄を作らないことが重要です。
特に「志望動機」「自己PR」などの欄が空白のままだと、意欲が伝わらず採用担当者にマイナスの印象を与える可能性があります。
記入できる内容がない場合でも、「特になし」と書くことで未記入のまま提出するのを避けられます。
すべての項目を埋めることで誠実さや応募への本気度が伝わりやすくなるため、できる限り丁寧に記入しましょう。
誤字・脱字や略語に注意する
履歴書の誤字・脱字は印象を大きく左右する重要なポイントですので、記入後は必ず見直しを行い、正確な文章になっているか確認しましょう。
また、「㈱」「&」などの略語は使用せず、「株式会社」「アンド」などの正式な表記を用いるのがマナーです。
特に職歴や志望動機などの重要な部分では、細かい誤りが評価に影響を与えることもあるため、第三者に客観的なチェックをしてもらうのも有効です。
必ず見直しをする
履歴書を記入した後は、誤字・脱字や内容の矛盾がないか必ず見直しを行いましょう。
特に日付・氏名・連絡先・学歴・職歴は、間違いがあると信頼性を損なうため、慎重に確認することが重要です。
パソコンで作成する場合は、フォーマットのズレやフォントの統一もチェックし、印刷後に誤字やレイアウト崩れがないか再確認するとより安心です。
応募企業ごとにデータを残しておく
履歴書は応募企業ごとにカスタマイズし、それぞれのデータを保存しておくことが重要です。
面接に進んだ際に志望動機や自己PRを振り返っておけば、矛盾のない受け答えができるようになります。
過去に応募した企業の履歴書を見直すことで、価値観に一貫性を持たせたり改善点を把握できたりするメリットもあります。
データ管理の際は、ファイル名に「企業名+日付」などをつけると、後から時系列で簡単に見返せて便利になります。
履歴書にまつわるその他の注意事項

履歴書の作成では、これまで解説した以外にも細かい注意事項がありますので、併せて把握して小さなミスを防ぎましょう。
履歴書にまつわるその他の注意事項2点
・学歴・職歴は古い順に書く
・賞罰の内容は正直に書く
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
学歴・職歴は古い順に書く
履歴書の学歴・職歴は時系列順に記載し、最も古いものから順に書くのが基本です。
学歴は中学校卒業または高校入学から記載し、職歴は正式な社名と入社・退職年月を明記し、一貫性のある書き方を心がけましょう。
時系列が逆になっていると読みづらくなり、採用担当者に違和感を与える可能性があるため、間違えないよう注意が必要です。
賞罰の内容は正直に書く
履歴書の賞罰欄には、受賞歴や懲戒処分・刑事罰の履歴がある場合は正直に記載するのが基本ルールです。
交通違反の反則金程度など軽微な違反は記載不要ですが、前科に該当する場合は記載が必要になりますので、偽りなく記載するようにしましょう。
賞罰の記載が必要か迷う場合は、応募先企業の方針や法律の専門家に相談すると安心です。
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気軽にいつでも利用できるコンビニは、履歴書を急に用意しなくてはならない場合などにとても便利な購入先です。
コンビニで扱っている履歴書はフォーマットが限られるため、自分の用途に合ったものの選び方を事前に把握しておけば、履歴書選びで失敗することも防ぐことができるでしょう。
意外と見落としがちな履歴書作成時のルールやマナーも、本記事の解説を理解しておけば小さなミスによるマイナスを防ぐことができます。
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