第二新卒の履歴書の書き方は?新卒時との違いも解説!

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第二新卒の履歴書の書き方は?新卒時との違いも解説!

「第二新卒の履歴書の書き方は新卒のときとどう違うの?」
この記事にたどり着いたあなたは、こんな疑問を感じているのではないでしょうか?
「第二新卒」とは学校を卒業後、新卒入社をした会社を退社し、数年のうちに転職活動をする若手求職者を指す言葉です。
新卒時の履歴書の書き方との違いを知らなければ、第二新卒での転職を考えていても準備ができないですよね。
そこで、この記事では第二新卒での履歴書についての情報を集めたい方に向けて、新卒との違いを踏まえて紹介していきます。
最初から順に読んだ方が理解しやすいのですが、気になるところだけ拾い読みされても大丈夫です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

新卒・第二新卒で履歴書は違う?

新卒と第二新卒では履歴書に書く内容や書式、規格が異なります。
中でも大きく異なる点としては、学歴だけでなく職歴について記入する点があります。
第二新卒での就職活動時には職歴と併せて、携わってきた職務内容についての実績や、身に付けてきたスキル、志望する会社で生かせることをアピールします。
第二新卒での履歴書の書き方のコツをこの記事で紹介します。

新卒の就職活動用の履歴書

では、新卒と第二新卒、それぞれの就職活動で用いる履歴書の特徴についてまとめます。
新卒の就職活動では、学校指定の履歴書を使用できるという特徴があります。
そして、新卒がアピールしやすいように項目が作られていて、初めての就職活動でも、学生が書きやすく工夫されています。
なお、すべての学校で履歴書が用意されているわけではありません。

第二新卒の転職用の履歴書

第二新卒の就職活動では、新卒とは異なり、自分で準備する必要があります。
また、新卒の就職活動では職歴の記載はありませんが、第二新卒の場合は、仮に働いていた期間が短期間だったとしても、職歴があれば、それについて記載します。

【項目別】履歴書の書き方

企業は第二新卒に対して、まだ自分のやり方に凝り固まっていないイメージを持っています。一方で、自社に入社してもすぐに辞めてしまうのではないか、という不安も感じるでしょう。その不安を取り除くために、企業が初めに求職者をチェックする履歴書で自己アピールすることがポイントになります。
ここでは、第二新卒の履歴書の書き方について日付、証明写真、ふりがな、年齢、住所、電話番号、学歴、職歴、資格・免許、特技・趣味、志望動機、本人希望記入欄を項目ごとに紹介します。
一つずつ見ていきましょう。

日付

履歴書に記入する日付は、作成した日ではなく提出する日付を書きましょう。
具体的には、面接の日付や郵送した日付などがあります。
また、年号については特に指定がなければ西暦で書くようにしましょう。

証明写真

証明写真は、履歴書を提出する日の3カ月以内に撮ったものを用意しましょう。
写真はその人の第一印象を大きく左右します。
撮影する際の服装はスーツで、履歴書をチェックする採用担当者に良い印象を与えられるように、明るい表情を心がけるとよいでしょう。
証明写真機・証明写真ボックスで撮影できる証明写真と比較して、写真館やフォトスタジオで撮影する方が、プロに任せられるので、表情や質が良くなりおすすめです。ただし、プロに撮影してもらうと、かえって流れ作業のように撮られてしまう場合もあります。そういう場合に備えて、準備や確認を意識して、確実に撮影に臨みましょう。
注意点として、証明写真の裏側には「マイネーム」などの油性ペンで氏名を書いて貼るようにしましょう。もし履歴書から証明写真が剥がれてしまったとしても、裏側に氏名を書いておけば誰の写真か判別することができます。
手書きではなく、パソコンで履歴書を作成する場合は文書に証明写真のデータを貼り付けて印刷することも可能です。

ふりがな

氏名や住所を書くところに、ふりがなを書く指定があれば、忘れずに記載しましょう。
ひらがなで「ふりがな」とあればひらがなで記入し、カタカナで「フリガナ」とあればカタカナで記入します。
氏名、住所ともに、読み方が紛らわしいものや間違えやすいもの、知らない人には読めないものがあるので省略せずに書きましょう。
上記の例として「荻原(おぎわら)と萩原(はぎわら)」や知立市(ちりゅうし)、江津市(ごうつし)などがあります。誰にでも分かるようにはっきりと書きます。

年齢

年齢の欄には満年齢を書きます。満年齢とは、簡単にいえば普段使っている年齢のことです。生まれてから何年経ったかと考えれば分かりやすいですね。
誕生日が面接日に近い人は注意が必要です。履歴書を郵送やメール送付する場合は、送付日時点の年齢を、面接日の当日に提出する場合は、面接日時点での年齢を記入します。

住所

住所は都道府県から書き、省略せずに記入しましょう。
アパートやマンションなどにお住まいの方で、建物名がある場合も同様です。
住所のふりがなについては市区町村のところまで記載してあれば問題ありません。建物名がある住所の場合は建物名にもふりがなを忘れずに記載します。

電話番号

電話番号は、日中に連絡が取りやすい番号を書きましょう。
持っている場合は、固定電話と携帯電話の両方の番号を記入します。固定電話がなければ、携帯電話の番号のみ書きます。

学歴

学歴は、高校の入学から最終学歴まで書くのが基本です。入学の年月と卒業の年月をセットで記載します。また、学校名は省略をせず正式名称で書きましょう。
高校までは公立と私立の違いが分かるように記入します。※例:〇〇県立××高等学校、私立〇〇高等学校
大学は学部・学科まで省略せず書きます。
中学を書く場合は入学の記載は不要です。学校名と卒業年月日のみ書きます。

職歴

職歴は学歴を書いた下に記載します。「株式会社」や「有限会社」などの法人格も省略せずに正確に社名を書きます。
法人格の「株式会社」が前に来る場合(前株)と後に来る場合(後株)があるので、その点にも留意して正しく記載しましょう。
職歴についての詳しい内容は、履歴書とはまた別に職務経歴書に書きますので、履歴書は入社と退職の年月のみ記載します。退職については「(社名)退職」または「一身上の都合により退職」と書きます。
職歴は新卒の履歴書にはないもので、異なる点なので特に注意して記載しましょう。

アルバイトはどうする?

アルバイトの職歴は基本的には書きません。
ただし、次のような場合は職歴に書いても構いません。転職活動中に3カ月以上アルバイトとして勤務した場合。応募企業で役立つスキルをアルバイトで習得した場合や第二新卒からはやや外れるかもしれませんが、フリーター歴が長い場合です。

資格・免許、特技・趣味

志望する企業へ転職した際にアピールできるもの、汎用性が高く多様な場面で活用できるものを中心に書きましょう。具体例としては語学、運転免許、簿記などがあります。資格や免許についても、省略名称を使わずに正式名称を記載します。
資格は、持っているものすべてを書く必要はありません。ただし、珍しい資格などを書いておくと、面接での話題が増えたり、採用担当者に印象付けたり、プラスに働く可能性があるでしょう。

志望動機

志望先の企業を選んだ理由を200字から300字にまとめて書きます。分量のイメージは記入欄の8割を埋める程度がよいでしょう。
志望動機は、個性が出るところでもあるので、履歴書の中で特に重要なものの一つです。詳しいまとめ方は後ほど本記事にて紹介します。

本人希望記入欄

本人希望記入欄に記載することは、一般的には「御社規定に従います」の一文のみです。
ただし、複数の職種や、複数の勤務地を募集している企業の場合は、希望があれば書くようにしましょう。特に職種は積極的に記載しましょう。
給与額などの希望条件は、早いタイミングから触れることはあまり良い印象を持たれません。そもそも、第二新卒で実績が少ない場合、強気の条件設定はマイナス要因になります。年収アップを求めるには、即戦力として活躍できるといった根拠が必要になるからです。

志望理由のまとめ方

上記で一度紹介した、志望動機・志望理由のまとめ方について詳しく説明していきます。
ここでは、志望先企業を選んだ理由、前職で得たスキルや経験、転職したらどのように貢献したいか、という点について紹介します。早速一つずつ見ていきましょう。

志望先企業を選んだ理由

まず、志望動機の核となる、志望先企業を選んだ理由についてです。
無数にある企業の中から、なぜその業界を志望し、なぜその企業を選んで応募したのか、採用担当者に分かりやすくまとめます。
記載するにあたり、志望する企業の業界研究・企業研究をすることが大切です。その企業の独自の強みや魅力を言語化して、志望理由で触れることが必須だからです。
特に、前職とは異なる業種への転職を志望する場合は、その業界に興味を持ったきっかけなども書くようにしましょう。
「貴社の将来性」など、曖昧で、根拠を示せないような表現は、具体的な内容が採用担当者に伝わらないのでNGです。

前職で得たスキルや経験

第二新卒の就職活動では「また、すぐ辞めるかも」というマイナスなイメージを企業側から持たれる可能性もあります。
しかし、前職で真面目に働いていたことをしっかりと伝えられたら、そのイメージは払拭することができます。
また、新卒での就職活動とは異なり、職歴があるため、前職で得たスキルや経験をうまくアピールすることができれば、採用した後の活躍をイメージしやすくなります。
そのアピールをするために、できるだけ具体的に、数字なども用いてまとめるとよいでしょう。

転職したらどのように貢献したいか

上記の補足になりますが、前職で得たスキルや経験を生かせるなら、それを使って志望先の企業にどのように貢献したいかをまとめましょう。
もし、即戦力として活躍するには程遠い、という場合は、将来の貢献するビジョンを明確化して書きましょう。
また、前職で得たものに限らず、コミュニケーション能力など、どのような職場でも生かせる汎用性の高いポータブルスキルがある場合はアピールポイントになります。どのような場面で、スキルをどう活用することで、志望先の企業にどうやって貢献したいか、を書くとよいでしょう。

第二新卒の志望理由の例文

次に、同業種への転職の場合、異業種への転職の場合に分けて、志望理由の例文を紹介していきますので一つずつ見ていきましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

同業種への転職の場合

同業種への転職を志望する場合は、経験者というアピールポイントがあるため、即戦力としての活躍を期待されるでしょう。前職で学んだこと、得たことを武器にさらに志望する先でスキルアップさせたい、という意気込みを書きましょう。
ここでは、人材業界の営業職への転職を志望する場合の志望理由を紹介します。

「私は3年間人材業界の営業として従事しました。その間、〇〇賞を受賞しました。」
まずは、どれくらいの期間その業界で働いたのか、また、そこで表彰されたり、何か成果や実績があったりすれば記載します。

「顧客の新規開拓をする部署に所属し、それまで取引のなかった新規顧客との契約を数多く結びました。その結果、部署としての売り上げを3年間で〇%上げることに貢献しました。」
次にどのような部署で、どのような仕事、役割を果たしたのかを書きます。売り上げの向上につながった経験は大きなアピールポイントになるので、積極的に記載しましょう。

「しかし、現職では新規顧客として追うターゲットを狭い範囲に絞っています。そこで、さらに視野を広げて幅広いターゲットに向けてアプローチする営業として活躍できる環境に飛び込みたいと考えるようになりました。」
現職では、志望しても実現できないことがあるため、貴社で実現したい、という希望を伝えます。

「貴社の取り組みを拝見する中で、幅広い企業への取引実績があり、その上で事業拡大のために積極的な営業活動を行われていると知り、前職で培ったスキルを生かして貴社に貢献したいと考え、志望いたしました。」
上記のことを踏まえ、具体的にあなたが転職を志望する企業で、どのように貢献したいかを書きましょう。

異業種への転職の場合

異業種への転職を志望する場合は、同業種への転職の場合より興味を持ったきっかけ、志望した理由をより明確に伝えることが重要になります。あなたが、その職種を知り、興味を持ち、志望するまでに至った経緯や、オリジナリティが出るエピソードを交えて具体的に説明しましょう。ただし、前職への不満や批判などマイナス要素ばかりを書かないように注意しましょう。
ここでは、営業職からIT業界のエンジニア職への転職を志望する場合の志望理由の例文を紹介します。

「前職では金融業界の営業職を2年間経験しました。その間に新規プロジェクトのリーダーを任されるようになりました。」
まずは前職での経験や成果を簡潔にまとめましょう。

「前職の金融業界の営業として働く際、最新の技術を駆使したシステムを使う機会が多くありました。その中で最新技術やプログラミングに興味を持つことが増えました。」
異業種を知ったきっかけや、興味を持った理由を書きましょう。
「営業職として従事する傍ら、将来的な自分のキャリアを考える上で、これからの社会においてエンジニアは必要不可欠な存在であることに気付きました。
自分が本当にやりたいこと、進みたいキャリアを考える中で、社会に不可欠なエンジニアとしてキャリアを築きたいと思うようになりました。また、キャリア形成が定まった今、いち早くその道に挑戦したいと考えエンジニア職を志望しました。」
興味を持ったところから、実際に転職して働きたいと思った理由を書きましょう。

「特に貴社の場合、未経験からでも活躍できるチャンスが豊富にあることも魅力に感じています。」
志望する企業がPRしている点も交えて差別化するとよいでしょう。

「新規事業の展開が多く、今後のIT業界の発展に寄与している貴社のエンジニア職では、社会の最前線に立って活躍する人材になれると感じました。
前職での営業職やリーダーとしての経験を生かし、相手のニーズをくみ取れるエンジニアとして、貴社の発展に貢献したいと考え、志望いたしました。」
前職での経験を踏まえて、転職先でどのように活躍できるかを相手に伝えましょう。

第二新卒の履歴書で企業が見ているポイント

第二新卒の履歴書において、企業は以下のようなポイントを見ています。
・基礎的なビジネススキルがあるか
・意欲・モチベーションがあるか
・採用した場合続けられそうか
・前職で実績があるか
・自社に合うかどうか
・柔軟性があるか
・即戦力になりそうか
上記の項目ごとに一つずつ紹介します。

基礎的なビジネススキルがあるか

PCスキルなどの基礎的なビジネススキルがあるかどうかです。
たとえ高いスキルを持っていなかったとしても、基礎的なスキルがあれば問題ありません。
もしそのほかに取得した資格などあればアピールしましょう。
前職の社内資格でもアピールすることは可能ですが、その場合は軽く説明を加え、採用担当者にも分かりやすく記載しましょう。

意欲・モチベーションがあるか

第二新卒は前職を短期離職しているという面は否定できないので、転職活動ではやる気をしっかりと伝えることができなければ不利になります。
上記のように、取得した資格のほか、現在転職に向けて勉強していることをアピールするのもよいでしょう。

採用した場合続けられそうか

やはり、短期離職をしたというマイナス面から、採用した場合に長く続けられそうかどうか、という点は企業側としても重要視するポイントです。
そのためには採用担当者に、すぐに辞めない、長く続けたい、という気持ちを示すことが大切です。
そこで、転職を志望する先の企業でのキャリアビジョンなどを明確に言語化できるように準備しましょう。
企業研究をして、その企業の強みを見出し、自分の得意なことを生かせるキャリアパスを示しましょう。

前職で実績があるか

前職での成果や実績は小さなものでも構わないので、しっかりとアピールしましょう。
例えば、社内のコンテストでの入賞、自分のアイデアが採用された経験、売り上げアップへの貢献、社内資格などがあるでしょう。
このような実績は客観的な評価といえるので、あなたが前職で真面目に仕事に取り組んでいた証明にもなります。

自社に合うかどうか

採用担当者は、あなたがその企業にマッチする人材であるかどうかをチェックします。
自分の強みや経験と、会社が求める人物像が重なる部分を積極的にアピールしましょう。
ただし、無理に合わせにいくと、採用担当者にその違和感が伝わってしまう可能性が高いので、注意しましょう。無論、うそを書いてはいけません。

柔軟性があるか

企業にとって第二新卒を採用するメリットの一つとして、求職者の仕事のやり方やスタイルがまだ固まっていないことがあります。すなわち、柔軟性がある点が企業にとっては魅力になるポイントなのです。
柔軟性を採用担当者に伝えることができれば、自社にもなじみやすいと思われるでしょう。
あなたが柔軟に対応したエピソードなどがあれば、それを自己PRに記載すると効果的です。

即戦力になりそうか

第二新卒は即戦力採用ではなく、ポテンシャル採用が一般的ですが、もし即戦力になるライバルがいた場合は比較されやすいでしょう。
少しでも有利に働くように、すぐに活躍できることを証明できるようなスキルや経験をアピールしましょう。
また「すぐに成果を上げられる」レベルとはいえなくても、「教育しなくても投入できる」レベルであるだけでも企業にとってはあなたを採用するメリットがあります。

第二新卒の履歴書を書くときの注意点

次に、第二新卒の履歴書を書くときには以下の注意点があります。
・履歴書の規格を確認する
・志望動機は企業ごとに新しく考える
・記入欄は漏れなく記入する
・うそは書かない
・短期離職であっても正直に書く
・手書きとPCはどちらでも可
項目ごとに一つずつ見ていきましょう。

履歴書の規格を確認する

基本的なことですが、履歴書の規格を漏れなく確認しましょう。
履歴書は書店などでも販売されていますが、用途別、対象者別に内容が多少異なっているものも多いので注意しましょう。
現物を購入する手段のほかにも、インターネット上で履歴書のフォーマットをダウンロードすることも可能です。
あなたがアピールしやすい内容のものを選ぶとよいでしょう。
ただし、所定の書式があったり、JIS規格の指定など企業側から指示があったりする場合はそれに従いましょう。

志望動機は企業ごとに新しく考える

当然、学歴や職歴はいつも同じ内容になりますが、志望動機は企業ごとに変えて毎回新しく考えましょう。
志望先の企業の求人内容や、求める人物像をもとに、自分のアピールできる点や企業と合う点を見出します。
前述のように、「貴社の将来性」などと書いても具体的でなく意欲が感じられないので、どの企業にも使えるような言い回しはなるべく避けましょう。

記入欄は漏れなく記入する

未記入の場所を作らないように注意しましょう。
特に志望動機などあなたをアピールするところでは、記入欄に対してあまりに短い内容もNGです。
手抜きや答える気がないように見えて印象が悪くなります。

うそは書かない

自分を良く見せたいといっても、うそを書くことは絶対にNGです。
考えられる例としては、転職活動をする上で、マイナスだと思うことをなかったことにしたり、持っていない資格を持っていることにしたりすることがありますが、うそを書いてはいけません。
それだけでなく、書くべき事実を書かずに隠すこともNGです。例としては、短期の職歴を書かない、などが考えられますが、後々隠していたことが発覚する方がもっと印象が悪くなってしまうので注意しましょう。

短期離職であっても正直に書く

前述の通りですが、たとえ短期離職であっても職歴は正直に書かなくてはいけません。
学歴や職歴といった経歴は、自分の都合の良いように手直しできるものではありません。
マイナス面があることでも正直に書いた上で、そこから学んだ点や反省した点を今後にどう生かすのか、前向きに伝える方法を考えるべきです。

手書きとPCはどちらでも可

企業側からの指定がなければ、履歴書は手書きかPC、どちらで書くことも可能です。
もし、あなたの字がきれいだったり、バランス良く丁寧に書けたりする場合は、手書きの方が印象アップにもなる可能性があります。
一方、PCで書くことは修正や保存をすることが楽、というメリットもあります。
あなたにとって、やりやすい方で問題ありません。

第二新卒の転職では履歴書プラス職務経歴書も作成

新卒とは異なり、転職活動においては職務経歴書の提出を求められるのが一般的です。それは第二新卒でも同様です。
職務経歴書は、それまであなたがどんな仕事をしてきたのかをまとめたものです。書く内容は担当した業務や、それを経て獲得したスキル、実績などです。
書式のパターンこそありますが、内容は決められているわけではありませんのであなたのオリジナリティを出せるように自由にまとめましょう。

履歴書と職務経歴書は企業とのコミュニケーション材料

履歴書や職務経歴書は、自分の経歴や人となりについて、採用担当者とやりとりをする重要な材料になります。
特に、面接の場においては直接的にコミュニケーションに使う材料になります。
企業側はその材料を見た上で、あなたに確認したい点を質問します。
退職理由など答えにくい可能性があることも必ず聞かれますので、答えを準備しておくようにしましょう。
それを逆手に取ると、あなたがアピールしたい点を戦略的に質問してもらえるように書く方法もあります。その点はあなたのアピールポイントになりますので、そこを質問されたら答えられるように回答を準備しておきましょう。

第二新卒の履歴書が不安ならジョバディでアドバイスを

ここまで、第二新卒の履歴書について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
中途採用支援のジョバディにはキャリアアドバイザーも複数在籍しています。一からサポートすることも、あなたが必要とするポイントだけサポートすることもできるなど、転職サイトと転職エージェントのいいとこ取りです。
もちろん第二新卒のサポートもしていますので、履歴書や職務経歴書の効果的な書き方もアドバイスすることが可能です。
第二新卒での転職を考えるあなたには、ジョバディの登録をおすすめします。
ぜひジョバディと一緒に転職成功を目指しましょう!

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