土日休みの仕事、業界・職種一覧! メリットや探し方も併せて紹介

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土日休みの仕事、業界・職種一覧! メリットや探し方も併せて紹介

「土日休みの仕事に興味があるけど、具体的にどんなものがあるのだろうか?」

この記事にたどり着いたあなたは、そのような疑問を抱えているのではないでしょうか。
仕事を決める上で、ワークライフバランスを重視する人も多いと思います。
土日休みのように、休みが固定されているとワークライフバランスが取りやすいイメージがあるのではないでしょうか。
土日休みの仕事はさまざまありますが、実際にどんな仕事があるのでしょうか。
そこで、本記事では、以下のポイントを踏まえて、土日休みの仕事について紹介します。

・求人の情報に「完全週休2日制」と「土日休み」があれば毎週土日が休み
・土日休みの傾向がある業種は、メーカー、IT業界、出版業界
・土日休みの正社員の仕事は、事務をはじめとしたバックオフィス系、エンジニア・プログラマー、デザイナー、公務員などがある
・土日休みの仕事を探すときは、業務内容のチェック、教育制度のチェック、面接対策、仕事探しのサポート利用がポイント

土日休みの仕事に就くメリットや、探し方も紹介しますので、興味のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

土日休みかどうかのチェック方法

興味のある仕事が、土日休みか平日休みかは気になるポイントだと思います。
まず、土日休みかどうかのチェック方法について解説します。
前提として、求人に見慣れていないと、土日休みかどうかを含む休暇体制がパッと判断できないことがあります。
そのため、事前に休みの体制と表記方法についての知識を得ることが大切です。

・週休2日制とは
・完全週休2日制とは
・【参考】週休3日制とは
・年間休日数とは
・休日出勤とは

上記5つの項目に分けて紹介します。
一つずつ見ていきましょう。

週休2日制とは

週休2日制とは「週に2日間の休日」が「月に1回以上ある」勤務形態のことを指します。
毎週必ず2日休みがあるとは限らないのが注意点です。
週休2日制の場合、休みが1回しかない週もある可能性があります。
「2日間の休日」の曜日は決められていないため、土日休みとは限りません。
何曜日が休日になるのかは、求人情報に記載があるケースもありますが、ない場合は、事前に確認しておくのことをおすすめします。
週休2日制の例として、1週目と3週目は土曜日と日曜日、2週目と4週目の日曜日のみ休み、などが挙げられます。

完全週休2日制とは

完全週休2日制とは「週に2日間の休日」が年間を通して存在している勤務形態のことを指します。
原則として、毎週必ず2日間の休みがあるのが特徴です。
ただし、週休2日制と同じく「2日間の休日」の曜日は決められていないため、土日休みとは限りません。
こちらも、何曜日が休日となるのか、求人情報に記載があるケースもあれば、ない場合もあるので、事前の確認をおすすめします。
休みの曜日が祝日と重なった場合、祝日+1日で2日休みとする企業もあります。
一方で、求人で祝日の扱いについて言及がない場合、休みの曜日と被らなければ出勤の可能性もあるため、注意しましょう。
完全週休2日制の例として、毎週火曜日と水曜日が固定で休み、などが挙げられます。

【参考】週休3日制とは

参考にするために、週休3日制について紹介します。
昨今は、週休3日制の会社も増えています。
厚生労働省の働き方改革の一つとして紹介され、週休3日制導入の追い風になりました。
この制度は、ワークライフバランスを整えるなどのメリットが期待されています。
一方で、業務停滞の恐れがあることや、出勤者の負担が増えるなどのデメリットも懸念されているのが現状です。
そのため、週休3日制の企業を選ぶ場合は、その体制でもうまく業務が回っているのかをチェックする必要があります。

年間休日数とは

年間休日とは、勤めている会社や事業所が定める1年間における休日数の合計を指します。
具体的な日数は、その企業によって異なります。
年間休日数の内訳は、週休制の休日に加え、夏季休暇、年末年始休暇、祝日などがあります。
土日だけでなく、祝日や夏季休暇なども休みの企業を希望する場合は、年間休日数をチェックし、日数が合うかどうかを確認しましょう。
年間休日数は、求人に記載されていない場合もありますが、推測で考えるのはやめて必ず確認しておくことをおすすめします。
年間休日数における、休みの実態の目安を下記で紹介します。

・年間休日100日未満:1日休みの週と、2日休みの週がある
・年間休日105日:基本的には週休2日制、祝日に出勤の可能性がある
・年間休日110日:基本的に週休2日制、月に1回ほど休日出勤の可能性がある
・年間休日120日:完全週休2日制、祝日も休み
・年間休日125日以上:完全週休2日制、祝日休み、夏季休暇や年末年始休暇などがある

休日出勤とは

休日出勤とは、本来は休日に設定されている日に出勤することを指します。
休日出勤は、基本的にはないものと考えて問題ありませんが、繁忙期などで一時的に休日出勤が必要なケースは珍しくありません。
休日出勤をした場合は、勤務時間に応じて手当を受けたり、振替休日や代休として他の勤務日に休みを取得したりして、帳尻を合わせるのが一般的です。
仮に土日休みでも、休日出勤が発生した場合は、土日に働くことになる可能性もあるので注意しましょう。
どうしても土日に働けないという場合は、その事情を事前に伝えておくようにしましょう。

土日休みの傾向がある業種一覧

土日休みである割合が高い業種には、どんなものがあるでしょうか。
ここで、土日休みの傾向がある業種について解説します。
ただし、あくまで一般的な例であり、例外もあり得るため注意しましょう。

・メーカー
・IT業界
・出版業界

上記3つの業界に分けて説明します。
一つずつ見ていきましょう。

メーカー

土日休みの傾向がある業種の1つ目は、メーカーです。
自社で商品をつくるメーカーは、土日休みであることがほとんどです。
取引先が法人であるケースが多いため、土日休みの傾向があります。
大きなトラブルやアクシデントなどが発生しない限り、突発的な休日出勤は少ないのも特徴です。
ただし、企業によっては月1回から2回の休日出勤があることを前提にしていることもあります。
求人出勤については、企業ごとに違いが大きいため、各企業の休日の傾向についてしっかりリサーチしておくことをおすすめします。

IT業界

土日休みの傾向がある業種の2つ目は、IT業界です。
IT業界は基本的には土日休みで、残業時間も少ない優良企業が多くあります。
一方で、激務のため土日でも対応する必要があったり、残業が長引いたりするケースもあります。
このように、企業ごとの差が激しいため、事前のリサーチが重要です。
特に、業務量に対して少ない人数で回しているベンチャーのIT企業の場合、労働時間が長引くことも少なくありません。
可能であれば、職場見学の依頼をしたり、口コミサイトなどを利用して労働環境を判断したりするとよいでしょう。

出版業界

土日休みの傾向がある業種の3つ目は、出版業界です。
出版社の場合、業務が平日に集中していることが一般的です。
ただし、編集者の場合は勤務時間外でも仕事に関わっている時間が長く、仕事とプライベートの境目が曖昧になるほど忙しい場合もあります。
「出版社で働きたいが、休みは絶対に確保したい」という人は、編集よりも営業や総務などの職種を選ぶことをおすすめします。

土日休みの正社員の仕事一覧

土日休みである割合が高い職種には、どんなものがあるでしょうか。
ここで、土日休みの傾向がある正社員の仕事について解説します。
ただし、紹介する職業は土日休みが一般的であるというだけで、必ず保証されているものではないため注意しましょう。

・営業事務
・医療事務
・金融事務
・人事
・経理
・受付
・エンジニア・プログラマー
・デザイナー
・郵便局員(内勤)
・銀行員
・調理員
・大学職員
・公務員

上記13個の職種に分けて説明します。
一つずつ見ていきましょう。

営業事務

土日休みの傾向がある正社員の仕事の1個目は、営業事務です。
事務職は業界問わず土日休みなのが一般的で、営業事務もその一つです。
営業事務は営業職のサポートとして、メールチェックや書類作成、顧客管理、電話対応などを行う仕事です。
ルーティンワークが多いため、土日出勤を求められるようなイレギュラーな業務は起こりにくい職種です。
ただし、企業によっては繁忙期があり、休日出勤が発生する可能性はあります。
営業事務は、土日休みとして一番人気が高い職種であり、その分、競争率が高くなっています。

医療事務

土日休みの傾向がある正社員の仕事の2個目は、医療事務です。
医療事務は、クリニックの勤務形態で土日休みか否かが決まるケースが多くなります。
日曜日は多くのクリニックが休診となるため、休日になる可能性が高いのですが、クリニックによっては、土曜出勤の可能性はあります。
病院やクリニックでの受付や会計、医療費の事務処理、カルテの整理などが主な仕事です。
医療機関が就職先になるため、医療事務の資格を持っていれば、引っ越ししても職に困りにくいというメリットがあります。
クリニックでは診療時間が決まっているため、夜遅くまでの残業は起きにくく、女性に人気のある職業です。

金融事務

土日休みの傾向がある正社員の仕事の3個目は、金融事務です。
金融事務は、銀行や証券会社、保険会社などで金融に関する事務を担当する仕事です。
銀行は、法令で休日が定められているので、原則土日は休日になります。
また、証券会社や保険会社なども、土日休みがほとんどです。
金融に関する専門知識が求められる場面が多いため、金融に関する情報を日々キャッチする姿勢が大切です。

人事

土日休みの傾向がある正社員の仕事の4個目は、人事です。
人事の主な仕事内容は、採用選考、入社手続き、退社手続き、社員の育成や研修など幅広くあります。
採用面接で忙しい時期は、休日出勤が必要になるケースもあります。
そのため、どうしても土日は働けないという場合は、事情を伝えておく必要があります。
人事の男女比率は同程度であることが多く、性別に関係なく活躍できる仕事です。
面接などで人と話す機会も多く、初対面でも明るくコミュニケーションを取れる人に向いているでしょう。

経理

土日休みの傾向がある正社員の仕事の5個目は、経理です。
経理は、売り上げ管理や経費精算、給与計算などをする仕事です。
経理を担当する人が、社会でやり取りをする先は、主に銀行になります。
その銀行は土日休みのため、経理も土日は休みになるのが一般的です。
ただし、年末調整や確定申告の時期などの繁忙期は、休日出勤が必要になるケースもあります。
企業のお金を管理する立場にあるため、長期的な見通しを立てて計画的に業務を進められる人に向いているでしょう。

受付

土日休みの傾向がある正社員の仕事の6個目は、受付です。
企業受付の仕事は、窓口対応、来客対応、電話対応などがあります。
企業の営業時間が終わると同時に業務は終了するため、残業ができない方におすすめの仕事です。
また、イレギュラーな土日出勤も発生しにくい職種です。
客も含めて社外の人へ対応する仕事なので、高いコミュニケーション能力とマナーに関する知識などが求められます。

エンジニア・プログラマー

土日休みの傾向がある正社員の仕事の7個目は、エンジニア、プログラマーです。
IT業界自体が土日休みの企業が多いため、従業員であるエンジニアやプログラマーも土日休みが取りやすくなっています。
ただし、システムトラブルなどのイレギュラー対応や、クライアントの事情で、休日出勤が発生する可能性もあります。
仕事柄、リモートワークやフレックスタイム制の導入が増えているのも特徴です。
日々進化するIT技術に対応するため、論理的思考力と高い学習意欲がある人に向いているでしょう。

デザイナー

土日休みの傾向がある正社員の仕事の8個目は、デザイナーです。
業界自体、土日休みの企業が多いため、従業員であるデザイナーも土日休みの傾向にあります。
クライアントから受けた依頼や要望をもとにデザインを設計し、形にするのが主な仕事です。
ただし、少人数のデザイナーで業務を回していたり、クライアントファーストという傾向があったりするため、休日出勤や長時間の残業が発生するケースもあります。
オリジナリティを出せる柔軟な発想力と、地道に作業を進める粘り強さ、クライアントにプレゼンする際の説得力が求められます。

郵便局員(内勤)

土日休みの傾向がある正社員の仕事の9個目は、内勤の郵便局員です。
郵便局の内勤職員は、郵便局の休みに合わせて土日休みとなることがほとんどです。
ただし、規模の大きな郵便局に勤務する場合、土日も営業しているため、必ずしも土日休みになるとは限りません。
また、配達員は土日休みの仕事ではないので、注意しましょう。
仕事内容は窓口対応や電話対応、商品の説明や販売などがあります。
基本的に転勤がないのもメリットです。
郵便局は、地域の人にとって身近なものなので、親しみやすさと細やかさが大切な仕事です。

銀行員

土日休みの傾向がある正社員の仕事の10個目は、銀行員です。
銀行は、本店か支店かを問わず、土日祝日など政令で定められている日を休日にしなければいけません。
そのため、ほぼ土日祝日は休みになります。
ただし、休日には仕事ができない分、どんなに忙しくても平日に業務をする必要があります。
長時間の残業も多くなる可能性があり、離職率も比較的高い傾向にあります。
お金を取り扱う責任感と細やかな対応力が必要な仕事です。

調理員

土日休みの傾向がある正社員の仕事の11個目は、調理員です。
社員食堂や学校給食などで働く調理員は、企業や学校の休日に合わせて土日休みになることが多いようです。
調理員の仕事は、調理だけでなくメニューの考案や食材の発注、配膳、調理場の清掃などもあります。
また、栄養士や調理師の資格が求められることがあります。
安全に食事を提供するために衛生観念も求められますが、料理が好きであることが前提の仕事です。

大学職員

土日休みの傾向がある正社員の仕事の12個目は、大学職員です。
国公立や私立問わず、大学で働く大学職員は、学生の授業の休みに合わせて土日休みになることが多いようです。
国や地方自治体が運営する国立大学や公立大学の職員は、公務員と同等の待遇を受けることができます。
大学職員の仕事内容には、教務管理業務や、就活支援、広報関連業務などがあります。
教育機関で働くため、教育に興味がある人や、コミュニケーション能力などが必要になる仕事です。

公務員

土日休みの傾向がある正社員の仕事の13個目は、公務員です。
地方公務員や国家公務員も、基本的には土日休みです。
ただし、消防官や警察官など土日休みでない職種もあります。
地域のイベントなどに伴い、休日出勤が発生する可能性はあります。
また、繁忙期などは残業時間が長くなる傾向があります。
公務員になるためには、各職種の試験に合格する必要があり、人のために働きたいと考えている人におすすめの職種です。

土日休みの非正規の仕事一覧

上記で土日休みである割合が高い正社員の仕事について紹介しました。
一方、土日休み希望で、アルバイトやパート、派遣など非正規雇用で働きたいという人もいると思います。
ここで、土日休みの傾向がある非正規の仕事について解説します。
ただし、紹介する職業は土日休みが一般的であるというだけで、必ず保証されているものではないため注意しましょう。

・データ入力・タイピング
・オペレーター
・コールセンター
・工場の製造スタッフ
・銀行事務
・受付スタッフ
・一般企業の事務
・官公庁・自治体の事務

上記8個の職種に分けて説明します。
一つずつ見ていきましょう。

データ入力・タイピング

土日休みの傾向がある非正規の仕事の1個目は、データ入力、タイピングです。
データ入力やタイピングの仕事は、パソコンを使ってデータを入力するのがメインの作業になります。
仕事内容がシンプルで、イレギュラー対応が発生しにくいため、土日出勤の可能性は低くなります。
基本的なパソコン操作がスムーズにできれば、未経験からでも問題なく働ける仕事です。
ただし、医療関連や法律関連、財務関連など、専門性の高いデータを取り扱う場合は、各分野における専門的な知識が求められる場合もあります。

オペレーター

土日休みの傾向がある非正規の仕事の2個目は、オペレーターです。
お客さんからの電話対応や、取引先からの入電を担当社員、担当部署へ取り次ぐのが主な仕事です。
基本的に企業のオフィスでの業務になるため、企業が土日休みの場合は、土日休みになります。
電話対応をするため、コミュニケーション能力が高い人に向いている仕事です。

コールセンター

土日休みの傾向がある非正規の仕事の3個目は、コールセンターです。
オペレーターの業務内容と共通するものも多く、客からの電話対応や、電話の取り次ぎが主な仕事です。
コールセンターの場合、それに加えて、自ら営業電話をかけるなど、発信の業務も含まれます。
シフト制の場合は、シフトを土日休みにすれば、土日休みにすることができます。
シフト性が多い仕事なので、土日休みを希望する場合は、事前にその旨をシフト作成者に伝えておくとよいでしょう。
コールセンターの仕事はオペレーター同様、電話対応をするため、コミュニケーション能力が高い人に向いている仕事です。

工場の製造スタッフ

土日休みの傾向がある非正規の仕事の4個目は、工場の製造スタッフです。
工場での組み立てや加工などをする製造スタッフも、土日休みが多くなります。
ただし、24時間機械を稼働させているような工場では、シフト制により土日出勤を求められることもあります。
また、自動車メーカーや、下請けの部品メーカーなどは、土日は休みでも祝日は出勤になるのが一般的です。

銀行事務

土日休みの傾向がある非正規の仕事の5個目は、銀行事務です。
意外かもしれませんが、銀行事務は、アルバイト採用で求人が出ることがあります。
先述の通り、銀行は法令で土日休みにすることを定められているため、アルバイトも土日休みになります。
ただし、求人自体が少ないため倍率が高く、採用難易度が高くなっています。
PCスキルや金融に関する知識などが求められる仕事です。

受付スタッフ

土日休みの傾向がある非正規の仕事の6個目は、受付スタッフです。
正社員の仕事一覧でも紹介しましたが、受付スタッフは非正規の場合もあります。
勤め先の企業が土日休みであれば、受付スタッフも土日休みになります。
仕事内容は、正社員と変わらず来客対応や電話応対、簡単な事務作業などがあります。
社外の人向けに対応するため、丁寧さや親しみやすさが求められます。

一般企業の事務

土日休みの傾向がある非正規の仕事の7個目は、一般企業の事務です。
一般企業の事務も、正社員の場合もあれば、非正規の場合もあります。
勤め先の企業が土日休みであれば、事務員も土日休みになります。
仕事内容は、正社員と変わらずデータ入力、文書作成、電話対応、メール対応などがあります。
基本的なPC操作や、電話対応のためのコミュニケーション能力などが求められます。

官公庁・自治体の事務

土日休みの傾向がある非正規の仕事の8個目は、官公庁、自治体の事務です。
官公庁や自治体の事務も、派遣などで採用されるケースがあります。
公務員は基本的に土日休みであるため、事務仕事も土日休みになる傾向があります。
仕事内容は、手当などの申請受付、書類の内容チェック、郵送やデータ整理などがあります。
官公庁や自治体で働くため、事務処理の正確さが求められます。

平日休みの傾向がある業種一覧

上記で、土日休みの傾向がある業種や職種について紹介しました。
一方で、平日休みの傾向がある業種にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここで、平日休みの傾向がある業種について紹介します。
ただし、紹介する業種は平日休みが一般的であるというだけで、例外もあるため注意しましょう。

・飲食業界
・医療・福祉業界
・不動産業界
・運輸・運送業界
・小売業界
・サービス業界

上記6つの業種に分けて説明します。
一つずつ見ていきましょう。

飲食業界

平日休みの傾向がある業種の1つ目は、飲食業界です。
飲食店は、土日祝日が繁忙のタイミングであるため、土日休みにするのは難しい業界です。
飲食に限らず、接客やサービスに関する仕事で、毎週必ず土日休みを取ることは実質不可能です。
ただし、学生が多い街やビジネス街などにある飲食店の場合、売り上げが平日に偏る傾向があるため、土日を休みにしている店舗もあります。
なお、飲食業界では、近年働き方改革が進んでおり、週休3日制や変形労働時間制を導入している企業も増えています。

医療・福祉業界

平日休みの傾向がある業種の2つ目は、医療業界、福祉業界です。
人の命や生活に関わる業界なので、24時間365日、土日や平日の区別なくシフトを組まれるのが一般的です。
医療業界や福祉業界では、早朝勤務や夜間勤務を求められるケースも多くあります。
そのため、業務時間が変則的になりやすく、休みの曜日を固定しにくい傾向にあります。
近年、徐々に働き方が改善されつつありますが、土日休みを確約することは難しいのが現状です。

不動産業界

平日休みの傾向がある業種の3つ目は、不動産業界です。
賃貸物件の仲介や管理を行う不動産業界は、土日に物件の内覧や契約手続きを行うため基本的には平日休みになります。
不動産業界の定休日は、水曜日であるケースが多いですが、契約業務や残務処理に追われる月曜日は忙しくなりやすいのが特徴です。
また、引っ越しシーズンは繁忙期となり、まとまった休みは取りにくい業界です。

運輸・運送業界

平日休みの傾向がある業種の4つ目は、運輸、運送業界です。
宅配便を取り扱う運送業界は、平日休みの傾向が高くなっています。
それは、荷物の配達日を土日に設定する人が多く、土日の仕事が多いためです。
近年は通販の利用の増加により、平日休みの傾向が顕著になっています。
一方で、企業に届ける荷物を取り扱う運送業の場合は、企業の休みに合わせて土日休みのケースもあります。
ただし、トラックのドライバーは休日そのものが少ない場合もあるので、その点は踏まえておきましょう。

小売業界

平日休みの傾向がある業種の5つ目は、小売業界です。
スーパーマーケットやコンビニエンスストア、デパートなどで接客や販売を行う小売業界の仕事は、平日休みが多くなっています。
小売業界は、土日が繁忙のタイミングであることが多いため、必然的に平日休みは取りにくくなります。
また、24時間営業が基本のコンビニエンスストアでは、早朝勤務や深夜勤務を求められるケースもあります。
小売業界に勤めながら土日に休みを取りたい場合は、接客や販売をするスタッフではなく、企業の管理部門や経営に関わるようなポジションを目指すとよいでしょう。

サービス業界

平日休みの傾向がある業種の6つ目は、サービス業界です。
アパレル業界や観光業界、美容業界、ブライダル業界などのサービス業界は、客の利用が土日に集中する傾向があります。
アパレル業界の場合、シフト制が多く、土日休みは取りにくいと考えましょう。
また、観光業界の場合、お盆や年末年始などの大型連休が繁忙期になり、その期間を休むことは難しいでしょう。
一方、美容業界の場合、店舗の定休日が決まっているケースが多いため、休みの曜日を固定しやすいというメリットはあります。

土日休みのメリット

土日休みの仕事に就くと、どんなメリットがあるか気になると思います。
ここで、土日休みのメリットについて解説します。

・ワークライフバランスを保ちやすい
・家族や友人と休みが合いやすい
・結婚式や学校行事に参加しやすい
・長期休みを取りやすい

上記4つのメリットに分けて説明します。
一つずつ見ていきましょう。

ワークライフバランスを保ちやすい

土日休みのメリットの1つ目は、ワークライフバランスを保ちやすいことです。
勤め先が土日休みの場合、基本的に職場の人は誰も土日に働いていません。
そのため、土日に職場からメールや電話が来ることはほとんどないでしょう。
土日が固定で休みと決まっていれば、プライベートでの予定も立てやすく、メリハリを付けて行動できます。

家族や友人と休みが合いやすい

土日休みのメリットの2つ目は、家族や友人と休みが合いやすいことです。
多くの企業が土日休みであるため、周りの人と休みのタイミングが合いやすいはずです。
土日を利用して、泊まりで出かけることも可能です。
子どもがいる場合は、土日休みにすることで、家族と過ごす時間を長く取りやすくなります。

結婚式や学校行事に参加しやすい

土日休みのメリットの3つ目は、結婚式や学校行事に参加しやすいことです。
学校行事や結婚式などのイベントは、人が集まりやすいように土日に行われることがほとんどです。
土日休みの仕事に就いていれば、職場の人に気兼ねすることなく、家族や友人との大事なイベントを楽しめます。

長期休みを取りやすい

土日休みのメリットの4つ目は、長期休みを取りやすいことです。
土日の前後にあたる月曜日や金曜日に有給休暇を取ることで、連休を作りやすくなります。
平日休みの仕事でも、連休を作ることはできますが、調整が難しいでしょう。
土日休みであれば、1日有給休暇を取るだけで、2泊3日の旅行にもいくことができるなど、融通が利きます。

土日休みのデメリット

土日休みのメリットについて紹介しましたが、一方でデメリットもあります。
ここで、土日休みのデメリットについて解説します。

・役所や銀行などが利用しづらい
・出かけ先が混雑しやすい
・平日が忙しくなる可能性がある

上記3つのデメリットに分けて説明します。
一つずつ見ていきましょう。

役所や銀行などが利用しづらい

土日休みのデメリットの1つ目は、役所や銀行などが利用しづらいことです。
役所や銀行、郵便局、クリニックなど土日に開いていない施設は利用しにくいです。
これらの施設を利用する場合、平日に有給休暇を取る、昼休みを使うなどして対応する必要があります。

出かけ先が混雑しやすい

土日休みのデメリットの2つ目は、出かけ先が混雑しやすいことです。
土日休みの人が多いため、土日に出かけると、どこも混雑していることが多くなります。
人出が多いことで、新型コロナウィルスやインフルエンザなどの感染症にかかるリスクも高まります。
また、施設によっては休日料金として、割増料金を取られるケースもあります。

平日が忙しくなる可能性がある

土日休みのデメリットの3つ目は、平日が忙しくなる可能性があることです。
土日休みと固定で決まっている場合、平日のうちに仕事を終わらせる必要があるともいえます。
土日にオフィスが閉まっている、持ち帰り仕事が禁止などの場合、平日にやるべき仕事を片付ける必要があります。
土日は休みでも、平日はほぼ残業というケースもあり得るので、注意しましょう。

土日休みの仕事の探し方

土日休みの仕事探しをする際には、いくつかポイントがあります。
ここで、土日休みの仕事の探し方について解説します。

・業務内容をしっかりチェックする
・教育制度をしっかりチェックする
・面接対策はしっかり行う
・仕事探しのサポートを利用する

上記4つの方法に分けて説明します。
一つずつ見ていきましょう。

業務内容をしっかりチェックする

土日休みの仕事の探し方の1つ目は、業務内容をしっかりチェックすることです。
土日休みかどうかだけでなく、業務内容をしっかりとチェックし、働き方のイメージを持つことが大切です。
職場の雰囲気や福利厚生なども事前に確認しておくことで、入社後のミスマッチを防ぐことにつながります。
また、休日出勤したら代休がきちんと取れるかなど、長期的に働ける環境かどうかも調べておきましょう。

教育制度をしっかりチェックする

土日休みの仕事の探し方の2つ目は、教育制度をしっかりチェックすることです。
未経験の職種に就く場合には特に重要視すべきポイントですが、教育制度やフォロー体制が整っているかどうかもチェックしましょう。
キャリアアップの道筋が明確に示されている職場であれば、キャリアビジョンも描きやすくなります。
制度が整っている場合、会社のフォローも手厚く、安定して働くことにつながります。

面接対策はしっかり行う

土日休みの仕事の探し方の3つ目は、面接対策はしっかり行うことです。
土日休みの仕事は人気が高い分、競争率が高くなります。
選考を通過するためにも、十分な面接対策が必要です。
自己分析や企業研究を行い、整理した上で、自分の言葉で話せるように対策しましょう。

仕事探しのサポートを利用する

土日休みの仕事の探し方の4つ目は、仕事探しのサポートを利用することです。
転職エージェントや求人サイト、ハローワークなどを利用することで仕事が探しやすくなります。
求人サイトは、土日休みの条件で仕事を探すと素早く求人を確認することができます。
転職エージェントやハローワークでは、担当者が求人紹介や面接のアドバイス、履歴書の書き方など就職に関することをサポートしてくれます。

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ここまで、土日休みの仕事について、具体的な職種や、仕事探しのポイントを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
土日休みの仕事は競争率が高いため、仕事探しのサポートを利用すると、安心して選考を受けられるでしょう。
仕事探しのサポートを受ける手段に、転職エージェントの活用があります。
その転職エージェントの一つとして、ジョバディへの登録をおすすめします。
ジョバディにはキャリアアドバイザーが在籍していますので、あなたの目的に応じた求人を紹介してもらえます。
土日休みを重視したいと伝えれば、それを踏まえた企業選びのアドバイスをもらうことができます。
他にも、面接対策や書類作成など各種相談を受けることもできます。
ホームページから、簡単にオンライン相談の予約ができますので、土日休みの仕事に就きたいと考えている人は気軽に相談してみてくださいね。

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