転職先の探し方7つを紹介! 企業選びの基準や成功のポイントとは?
【この記事の要約】
● 転職先の探し方には、主に7つの方法がある。
● それぞれにメリット・デメリットがあるが、おすすめなのは転職エージェントの活用。
● 転職先を選ぶときは、6つの判断基準で企業を評価するとよい
● 転職先探しのポイントと注意点を押さえておくと、転職を成功させやすくなる
「転職したいけど転職先ってどうやって見つけたらいいの?」
こんな風に考えている人もいるでしょう。
転職先の探し方は一つではありません。希望する転職の進め方や受けたいサポートなどによっても最適な方法が異なります。それぞれのメリットとデメリットを正しく理解した上で、自分に合う方法を選ぶことが大切です。
また、転職先を探すときは、探し方はもちろん、自分に適した企業かどうかを見極めるプロセスも重要になります。見極め方を間違えると入社後のミスマッチにつながる可能性もあるためです。
この記事が、皆さんにとって理想的な転職先を見つけるための参考になれば幸いです。
転職先の探し方
転職先の探し方には、主に以下7つの方法があります。
● 転職エージェント
● 転職サイト
● ハローワーク
● 企業ホームページ
● SNS
● 知人・友人の紹介
● 転職イベント
それぞれの特徴をメリット・デメリットとともに詳しく解説していきます。
転職エージェント
転職エージェントは、求職者一人ひとりに専属の担当者が付いて、マンツーマンでアドバイスやコンサルティングを行ってくれるサービスです。自力で求職活動を進めることに不安があり、直接相談できる相手が欲しい人におすすめの方法です。
転職エージェントしか持っていない非公開求人の紹介や、企業の人事担当とのつながりを生かしたやりとり、履歴書の添削、面接対策などのサービスを受けることができます。一方で、キャリアアドバイザーとの相性が重要になるという注意点があります。相性の合わないキャリアアドバイザーと転職活動を進めることは、ミスマッチにつながる可能性があるため危険です。もし合わないと感じたら、早めに担当者変更をしてもらいましょう。
転職サイト
転職先を自分のペースで手軽に調べたい場合におすすめの方法です。転職サイトには基本的に日本全国の求人が掲載されており、その数も大量です。自分の希望に合わせて24時間いつでもどこでも検索することができます。最近はスカウト機能を持つサイトも増えており、登録するだけで企業から連絡が来ることもあります。
ただし、転職エージェントのように自分専属の担当者がいないので、転職に際してプロのアドバイスを受けることはできません。転職活動に行き詰まったとしても、客観的な意見がもらえないので改善は難しいでしょう。企業への連絡や面接対策、履歴書の準備などもすべて自分一人で行わなければならず、スケジュールの管理にも注意が必要です。
ハローワーク
ハローワークは地元の中小企業や零細企業を中心とした求人が多くあります。大手の転職サイトにはない求人も掲載されていることから、地元や移住先の地方で働きたい人にはおすすめです。また専門職員が就職の相談に乗ってくれたり、面接対策を行ってくれたりするサービスもあります。
一方で、ハローワークは公的機関であり、利用できる時間が平日は原則8:30~17:15と限られています。働きながら転職活動をする人は利用しにくいかもしれません。また、非営利のサービスなので、担当者の対応に不満を抱くケースもあるでしょう。経営状態が悪い企業やずっと求人票を出しているブラック企業の求人が紛れ込んでいる点にも十分に注意しなければなりません。
企業ホームページ
求人サイトにはあまり掲載のないクリエイティブ職や、学校法人、公的機関などを狙いたいなら、各企業のホームページから直接応募するのがおすすめです。実際の職場の雰囲気がわかる写真や社員の声などが丁寧に掲載されていて、より多くの情報に触れられます。
また直接応募は転職サイトからの一括応募と違い、ピンポイントで企業サイトを確認しにいかないと応募できません。そのため人事担当者に自社への志望度が高いと判断してもらえる可能性があります。志望先企業が決まっている場合は直接応募した方がいいでしょう。
一方、採用情報の更新が止まっている企業サイトも少なくないため、選考状況がまったく見えなかったり、長く待たされたりすることもあります。
SNS
最近は、X(旧Twitter)やInstagram、Facebookなどで求人を出す企業も増えつつあります。中小企業、ベンチャー企業、販売業、飲食業、接客業などで多く使われている採用方法です。
SNSからの応募は企業の人事担当と気軽にコンタクトが取れる点や、過去の発言や掲載されている写真を見れば、会社の社風や社員の人となりも把握しやすい点がメリットです。また、これは逆にいえば、企業側も応募者のアカウントを見て判断できるということでもあります。人事担当者に見てほしい自分の活動などをアカウントに投稿しておけば、自己アピールのツールとして使うこともできるでしょう。SNS応募には転職専用アカウントを作っておくことをおすすめします。
知人・友人の紹介
自分のことをよく知っている友人や知人の紹介であれば、ミスマッチが起きにくくなります。また職場に一人知り合いがいるだけで、精神的にもにわかに心強くなるでしょう。さらに信頼のおける友人からの紹介であれば、少なくとも劣悪な環境の会社でないという保証は得られます。会社に対して不安や疑問があっても、友人なら気軽に相談できる上、本音ベースで回答してくれるので内部の実情を把握しやすくなります。
ただし、紹介してもらった会社が自分に合わなかった場合は少々厄介です。もし内定辞退などネガティブな状況になったら、紹介してくれた友人・知人にも迷惑がかかる可能性があります。プライベートな関係も壊れかねないことは覚悟しましょう。
転職イベント
転職フェアやオンライン上で開催される合同ウェビナーなど、転職関連のイベントで転職先を探すのも一つです。第二新卒など若手向けのイベントや通年の大規模採用の求人で開催されることが多い傾向があります。同時に多くの企業を見ることができるので、まずはいろいろな企業の情報を集めて検討したい人におすすめです。各人事担当から直接情報を得たり、その場で質問したりすることができます。
一方、人気企業では面談時間が限られていたり、プレゼン形式のみで質疑応答がなかったりなど、状況によっては期待する情報が得られないこともあります。限られた時間を有意義に使うためにも、自分であらかじめできる限りの企業研究をした上で参加するとよいでしょう。
転職先を選ぶときの判断基準
次に、転職先を選ぶときの判断基準について説明します。
主に以下の基準を参考にして判断するとよいでしょう。
● 転職の難易度
● 仕事内容
● 企業のカルチャーや社風
● 企業の方向性
● 企業の将来性
● 福利厚生や働き方
一つずつ見ていきます。
転職の難易度
「業界」と「職種」をそれぞれ経験・未経験の合計4つの分類にし、これまでの経験・スキルを生かして転職するのか、未経験の業界・職種にチャレンジするのかを決める考え方があります。転職の難易度は同業界×同職種、異業界×同職種、同業界×異職種、異業界×異職種の順に高くなります。
中途採用の多くは経験・スキルが重視されるため、これまでに培ってきた経験・スキルを生かせる「同業界・同職種」の転職先を選んだ方が有利です。また「異業界・同職種」も同じ保有スキルで対応できるため、転職できる可能性は高くなるでしょう。
経験・スキルを生かして働くのか、新しい業界や職種にチャレンジするのか方向性を定めてください。
仕事内容
転職先の仕事内容に対して、自分の経験やスキルがマッチするかを確認します。マッチしていれば入社後の活躍をよりリアルに想像することができるので、面接でも自信を持って自己アピールができるでしょう。
なお、生かせる経験やスキルを確認する際は、「〇〇職はしたことがないからできない」と切り捨てるのではなく、柔軟に考えることが大切です。コミュニケーション能力などどんな職種にでも必要とされるポータブルスキルもあるので、自ら選択肢を狭めてしまわないように注意しましょう。
また、自分のやりたい仕事ができるかということはもちろんですが、入社後の具体的なポジションやキャリアパスについてもチェックしておくことをおすすめします。
企業のカルチャーや社風
転職先のカルチャーや社風が自分の理想とする働き方と異なっていた場合、やりがいを感じづらく短期離職してしまう恐れがあります。アットホームなのかビジネスライクなのかなど、企業にはそれぞれ特徴があります。自分の性格と照らし合わせて希望する社風かどうかを確認しましょう。求人情報の文面から把握するのは難しいため、転職エージェントに聞いたり、会社説明会に足を運んだりして調べることをおすすめします。
「アットホームな職場です」と紹介されていても、人によって感じ方は違います。ある人にとって働きやすい職場が、ある人にはそうでないこともあるでしょう。自分がその会社で働きたいと思えるかどうかの基準で選ぶことが大切です。
企業の方向性
企業理念や経営方針など、企業の方向性も転職先を選ぶ際の重要な判断基準です。この方向性と自分の実現したいことがずれていると、やりがいを感じにくくなる可能性が高くなります。やりたくない仕事をしていてもモチベーションが上がらず、パフォーマンスは下がるでしょう。上司から怒られることが増え、ますますモチベーションが下がる負のスパイラルに陥ることが予想されます。このような状況は自分にとっても会社にとってもマイナスでしかありません。
企業の方向性は、企業サイトや社長のコラム、ニュースなどから知ることができます。それらを丁寧に読み解きながら、自分のやりたいことと、企業の方針がマッチしている転職先を選びましょう。
企業の将来性
大きなプロジェクトに関わりたいのであれば大企業、管理職を早く目指したいのであれば中小企業に転職というように、自分のキャリアプランによって選ぶ会社の規模も変わります。
しかし、大中小どのような会社に転職するとしても共通していえることは、将来性がない会社は選ぶべきではないということです。いくら仕事内容に興味があっても、倒産してしまっては意味がありません。
企業の将来性は、直近の成長度合いや主力産業が衰退期に入っていないか、会社のビジョンが社員と共有できているかなどの指標から読み取ることができます。特にベンチャーなどの新規立ち上げ企業の場合、今後の成長性は起業そのものに関わるため十分な検討が必要です。
福利厚生や働き方
在宅勤務やフレックスタイム制など、ワークライフバランスを充実させるためには、多様な働き方ができる環境が整っているかがポイントです。また、休暇制度の確認の際には併せて取得率も必ず確認しましょう。実際、有給取得率は国としても注視している問題で、制度はあっても誰も取得していない、もしくは取得できないような職場もあります。
福利厚生の充実度も会社選びの指標になります。福利厚生が充実している会社ほど経営状況が安定しているという相関関係があるためです。なお、福利厚生の充実度を確認する際は、雇用保険や社会保険、退職金制度といった基本的な福利厚生だけでなく、その会社独自で設けている制度もチェックするとよいでしょう。
転職先探しを成功させるためのポイント
転職先探しに失敗すると、理想的な転職はかないません。
ここでは転職先探しを成功させるポイントについて説明します。
● 優先順位を決める
● 自己分析を深める
● 業界・企業研究を深める
● キャリアプランを立てておく
● ブラック企業に注意する
一つずつ見ていきます。
優先順位を決める
何を基準に選ぶかが決まっていないと、求人案件を見るたびに優先するものが変わってしまい、どの企業を選べばよいかわからなくなる可能性があります。
転職先を絞り込むときは、転職先に求める条件(転職の軸)を明確にすることが大切です。
まずは希望条件をランダムにメモに書き出します。次に書き出した条件の中で絶対に譲れないものから順に優先順位を付けてください。これが転職の軸になります。あとは整理した条件に合う求人を探せばスムーズに転職先が見つかるでしょう。
ただし、希望条件で絞り込みすぎると、応募できる求人がなくなってしまうため注意してください。選択肢を狭めないためにも、上位3つくらいまでを満たす求人を探すのがベストです。
自己分析を深める
自分の強みを把握していなければ、生かせる求人も探せません。求人情報を見ても、「本当に自分にできるのか」と不安に思うなら、まずは徹底的に自己分析をして、自分の強みを理解することから始めましょう。
まず、学生時代から今までの生活を振り返り、印象的な出来事をリストアップします。次にその出来事を掘り下げ、自分が無意識に取ってきた行動の中から共通するパターンを見いだしてください。それが自身の得意とすることになります。人は無意識に自分にとって心地良い方、やりやすい方を選択するものです。得意なことから仕事を選べば、自分に合う求人に出合えるでしょう。経験、スキルをピックアップして自分の強みを見極めてください。
業界・企業研究を深める
自己分析で見つけた強みを生かせる場所を探すために次に行うことは業界・企業研究です。それにはさまざまな企業のホームページを参照して、価値観や理念がマッチする、働いているイメージができる業界・企業を探すことが役立ちます。ただし、外部に公表している情報だけでは実態に即していないこともあるでしょう。そのため、さらに踏み込んで、転職イベントで人事担当に直接質問したり、職場見学に行ったりして実態を確認することをおすすめします。内部情報を知っている転職エージェントを活用するのも一つです。業界・企業研究で100%理解しておくことは不可能ですが、できる限り情報を仕入れておくのが、企業とのミスマッチを最低限にするポイントです。
キャリアプランを立てておく
年収を上げたいのか、ワークライフバランスを重視していきたいのかなど転職の動機は人によってさまざまです。自分はなぜ転職したいと思ったのか、未来の自分はどうであってほしいのかを明確にして、将来に向けてのキャリアプランを立てておくことをおすすめします。なお、転職してすぐに自分のやりたい仕事に就けるとは限りません。たいていは現場でほかの仕事の経験を積んでから希望の仕事に移っていくものです。キャリアプランに合うかどうかは転職時点の仕事だけで判断するのではなく、企業側が提示するキャリアパスから判断するとよいでしょう。将来的にどんなスキルや知識を習得して何を目指すのかといった視点で、逆算して考えることが大切です。
ブラック企業に注意する
サービス残業を強要するなど、社員を不当に扱っているブラック企業は、常に求人募集を出しています。採用してもすぐに辞めてしまうため、補充が追いついていないことが原因です。いつまでも求人募集をしている企業や、新規立ち上げでもないのに大量のスタッフを募集しているような企業はブラック企業の可能性があるため注意してください。インターネットの口コミのほか、職場見学などで社員の様子を直接確認するのも見極めの参考になります。
転職先が見つからないときの対処法
自分に合う転職先が見つからないと思うときは、以下の対処法を試すことで解決する可能性があります。
● 第三者に相談する
● 好きや憧れだけで判断しない
● スキルアップを検討する
● 求人を点数化してみる
一つずつ見ていきます。
第三者に相談する
求職者が自力で探せる求人情報は、要約された文字情報が中心となるため、どうしても限定的な内容になりがちです。自分に合う転職先がなかなか見つからない場合は、自分以外の第三者の意見を取り入れてみてはどうでしょうか。
複数の転職エージェントに登録して相談してみる、知人にリファラル採用がないか聞いてみる、転職イベントに参加してみるなど、転職活動のフィールドを広げてみましょう。視野が広がり、希望に合う転職先が見つかるかもしれません。
好きや憧れだけで判断しない
転職先は、好きや憧れの気持ちだけで探しても、自分に本当に合う求人には出合えません。
自分の過去の経験から、楽しかったことや、わくわくしたこと、興味があることを探し出してください。また、自分ができることや得意なことも考慮しながら転職先を探すことで、理想的な求人を見つけることができます。自己分析が難しければ、転職サイトの自己分析ツールを活用したり、転職エージェントに登録してキャリアの棚卸しを手伝ってもらったりするのも有益です。
スキルアップを検討する
特にこれといってやりたい仕事が見つからない場合は、これまでの職務経験を生かして、スキルアップしていくという選択肢もあります。
無理に転職活動を続けてもあまり効果があるとはいえません。それならば、やりたい仕事が見つかるまでひとまず現職でスキルを磨くことに専念しておいた方が、結果的に理想的な転職をかなえられるはずです。スキルアップしておけば、内定率も高まり、よりハイクラスな求人に挑戦できる可能性も出てくるでしょう。
現職で積極的に新しい仕事に挑戦するのも良し、資格取得のために学習を始めるのも良し、副業やボランティアをしてみるのも良しです。スキルアップの方法はたくさんあります。今できることから始めてみましょう。
求人を点数化してみる
気になる求人を10〜15社ほどピックアップし「仕事内容」「社風」「将来性」「年収」「スキルアップできる」など、自分が注目する複数の項目で採点してみる方法もあります。
「総合的に見て」現職より評価の高い求人が可視化できるので、転職先が選べなくなっている人にはおすすめです。
求人案件を評価する際には、求人情報だけではなく、企業に面接に行ったり、社員に話を聞いたりしてできるだけ生の情報で判断してください。ミスマッチを防ぐ観点からも、なるべく実態とギャップがない状態で点数を付けることがコツです。
なお、現在の会社も表に加えて比較すれば、「現状、転職するほど魅力的な企業はないかも」といった気付きを得られる可能性もあります。
転職先探しでよくある質問
転職先探しをする際によくある質問をまとめました。
● 転職活動に疲れたときはどうすればよい?
● 不採用続きでつらいときはどのように切り替えればよい?
● やりたい仕事がないときはどうすればよい?
● 転職先を探すときは年齢を考慮すべき?
一つずつ回答していきます。
転職活動に疲れたときはどうすればよい?
身体的に疲れた場合には、しっかり休息を取ったり、規則正しい生活をしたりして体力回復に努めましょう。また、精神的に疲れたと感じた場合には、親しい友人に会ったり趣味に没頭したりしてリフレッシュするとストレス解消に役立ちます。
どちらにせよ、疲れた状態のままで転職活動を続けても良い結果は得られません。
しっかり休んで疲れを解消できれば、また前向きに転職活動を進められるようになります。思い切ってお休みする勇気を持ちましょう。
不採用続きでつらいときはどのように切り替えればよい?
不採用が続くときは、応募書類や面接などでうまくアピールできていない可能性が考えられます。履歴書の自己アピールは十分か、面接での受け答えに問題はないかなど、今」一度振り返ってみましょう。適切な準備ができていないと採用には至りません。しっかりと準備した上で選考に臨むことが大切です。
改善箇所がわからなければ、転職エージェントのサポートを受けるのもおすすめです。プロに添削してもらうことで選考通過率も高まるでしょう。
やりたい仕事がないときはどうすればよい?
やりたい仕事がないときは、これまでの仕事や人生を振り返り、やりがいを感じられたことや自分の性格に合うと感じたことをリストアップしてみましょう。それらを実際の職業に当てはめて考えると、やりたい仕事が見えてくるかもしれません。
また、数年後、自分はどうなっていたいのかを想像し、逆算してやるべき仕事を見つける方法もあります。身近にいる人で、憧れる人、尊敬する人を思い浮かべ、どうすればその人のようになれるか考えてみるのもよいでしょう。
ほかにも、さまざまな職種や業種の求人に目を通して視野を広げることも、やりたいこと探しに役立ちます。今まで知らなかった仕事に出合うことで、興味を持つきっかけが生まれるかもしれません。
転職先を探すときは年齢を考慮すべき?
よく「転職するなら何歳まで?」と気にする人がいますが、そもそも転職に年齢制限はありません。ただし、年齢によって企業が重視するポイントもアピールできる強みも異なるため、各年代に合った適切な対策を取ることは重要になります。転職先の探し方が変わってくる点にも注意しましょう。
ここでは、20代、30代、40代の各年代別に転職先探しのポイントを説明します。やりたい仕事が見つからないときの解決策として参考にしてください。
20代の転職先探し
20代の転職探しでは、経験が浅く携わった仕事の種類が少ないために、やりたい仕事のイメージが湧きづらい人も多いでしょう。
一方で、まだまだ実績よりもポテンシャルが重視されやすく、未経験の職種や業種にもチャレンジしやすい年代でもあります。
未経験職種への転向は年齢を重ねるほど難しくなります。何にでも挑戦できるのはこの年代までかもしれません。多少無理かもしれないことでも思い切って挑戦することをおすすめします。
30代の転職先探し
30代の転職先探しでは、これまで培ってきたスキルをどう発展させるかを考えていきます。知識・経験・スキルを求められるケースが20代よりにわかに多くなるので、成し遂げた成果を伝えるためにも自己分析を深めることが大切です。
また、30代はライフイベントが重なる年代でもあります。結婚、出産、マイホームの購入など環境的な変化から仕事に対する考え方が大きく変わるときであり、今後どのように働いていきたいかという観点も重要になります。
40代の転職先探し
40代にもなると、仕事のキャリア・経験が長い分、自分のアピールポイントが散漫になりがちです。仕事の種類もさながら、立場上もさまざまな能力がバランス良く備わっていることが要求されてきたことから、強みをどれか一つに絞るのは難しく感じるかもしれません。
掛け合わせによって希少性の高いスキルになるものもあります。これまでの経験を棚卸しして、最も専門性が高いスキルを探すと同時に、希少スキルがないかも考えてみましょう。
転職先探しならジョバディにお任せ
転職先の探し方にはさまざまな方法があり、それぞれに一長一短があります。
より自分に合った企業を見つけるには、転職エージェントの活用がおすすめです。
jobuddyは、転職サイトでありながら、転職エージェントとして使うこともできるいいとこ取りのサービスです。
転職先探しに悩んでいる人は、jobuddyのキャリアアドバイザーに相談することで、客観的な視点からマッチする企業を見つけ出してくれるでしょう。
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