転職理由にキャリアアップはあり? なし? 面接での回答例文付き
転職理由はいくつかありますが、その中でも「キャリアアップしたい」という理由で転職を考える方は多いと思います。
現状よりも成長して待遇も改善したい、将来に向けてキャリアアップしたいという求職者の事情が転職理由として成立するのか、気になるところです。採用する企業側は、キャリアアップしたい応募者を、どのように選考するのかも事前に知っておきたいものです。
職種別の面接の例文も紹介するので、ぜひ活用してください。
●転職理由がキャリアアップの場合は、現職ではキャリアアップできないことを明確にする、どんなことで会社に貢献できるかとどのようにキャリアアップしたいかを伝える
●転職理由にキャリアアップを伝えるコツは、応募先で生かせるスキルや実績を具体的に説明、キャリアプランと企業のビジョンをつなげる、強みをアピール、現職の不満は言わない、話す内容に一貫性を持たせる
●転職理由をキャリアアップにする手順は、本音の転職理由を書き出す、応募先の企業や業界の研究、転職理由のグループ分け、ポジティブな言葉に変換、転職理由が一貫しているか確認
この記事では、上記のそれぞれについて詳しく解説します。
順を追って読んだ方が理解しやすい流れになっていますが、気になるところだけを拾い読みしても参考になる内容になっています。
「キャリアアップ」とは何か初めに確認しておこう
キャリアアップを目指して転職活動をするなら、まず「キャリアアップ」が何を意味するのかを整理しておきましょう。
キャリアアップとは、能力を伸ばし、より良い職歴や働き方を手に入れることを指します。例えば、昇進や年収アップ、非正規雇用から正規雇用になることなどが当てはまります。職歴や働き方を充実させる「キャリアアップ」には、これから能力を伸ばす必要がある場合と、すでに身に付けた能力を生かす場合とがあります。
よく似た言葉に「スキルアップ」がありますが、これは能力や技能を高めることを意味し、職歴や働き方の向上は含みません。
キャリアアップを考えるときは、自分の今の状況を確認し、どのように進めていくかを考えることが大切です。
「キャリアアップのために」の転職理由はどんな印象を与えるのか?
「キャリアアップのために」という転職理由は、前向きで向上心がある印象を与えるため、面接時に使いやすい理由の一つです。キャリアアップという言葉自体がポジティブな響きを持ち、しっかり伝えることで好印象を与えやすくなります。
また、「自分のスキルを生かしながらさらに成長したい」という姿勢は、企業から評価されるポイントです。
ただし、伝え方には注意が必要です。「新しい環境でより大きな役割に挑戦したい」や「キャリアアップすることで、組織に貢献したい」というように、企業側に貢献する意欲や姿勢が伝わるようにします。
キャリアアップを転職理由にしたい場合にするべきこと
キャリアアップを転職理由にする際に、事前に整理しておくこと、実際に求人に応募した際に書類や面接で伝えるべきことを解説します。
・現職ではキャリアアップできないことを明確にする
・どんなことで会社に貢献できるかを伝える
・どのようにキャリアアップしたいかを伝える
上記について、それぞれ見ていきます。
現職ではキャリアアップできないことを明確にする
転職理由を伝える際には、「現職ではこれ以上成長の機会が限られている」という状況を具体的に説明すると説得力が増します。あくまでキャリアアップが難しいという点に焦点を当てて、自分の状況を整理しておきましょう。
例えば、「現在は営業職として新規顧客の開拓や売り上げ目標の達成に取り組み、一定の成果を上げてきました。しかし、今の会社では職種で業務範囲が固定されており、新しい商品企画やマーケティングといった他分野の経験を積んで、できる業務の幅を広げる機会がありません」といったキャリアの幅を広げることができないケースです。
他には、「現在は店舗スタッフとして売り上げ目標を達成してきましたが、管理職のポジションが埋まっており、次のステップに進む機会がありません」といったステップアップが難しい場合もあります。
また、現状でもキャリアアップするために行動してきた姿勢を伝えるようにします。「資格を取得して仕事の幅を広げる努力をしました」「チームの効率化を図るアイデアを提案して成果を上げてきました」といった実績を伝えることで、前向きな印象を与えることができます。
どんなことで会社に貢献できるかを伝える
キャリアアップを目指して転職活動を行う際には、会社にどのように貢献できるかを明確に伝えることが重要です。
キャリアアップは単に自分のスキル向上や仕事の充実だけでなく、現時点の強みがどのように企業に貢献できるかを関連づけて伝えると、転職先での貢献具合を伝えられます。
例えば、「現在、事務職として書類整理やデータ入力を行い、業務の効率化には貢献してきましたが、今後はITスキルを生かしてさらに効率的な業務フローを構築したいと考えています。最近はPower BIなどのツールを学んでおり、これを使ってデータの分析や作業の自動化を進め、チームの生産性向上に貢献できると考えています」といった形で、キャリアアップの方向性を具体的に伝えることが大切です。
また、「簿記の資格を取得するために勉強しており、これを生かして経理業務のサポートも行いたいと考えています。将来的には、予算管理や財務報告に関わる業務も担当し、業務の幅を広げていきたいと考えています」といった具体的な目標を伝えることも、相手に自分の成長意欲を感じさせるポイントです。
どのようにキャリアアップしたいかを伝える
転職理由として「キャリアアップ」を挙げる際には、どのようにキャリアアップしたいのかを、できるだけ具体的にします。
例えば、「現在は営業職として顧客対応や契約の取りまとめを担当していますが、今後は営業戦略の立案やチームリーダーとしての役割を担い、組織全体の成長に貢献したい」といった転職後の目標を示すと意欲が伝わりやすくなります。
キャリアアップのために、どのように努力をしてきたのか、あるいは今後どのような努力をしていきたいかも具体的に説明します。「現在、リーダーシップを磨くために社内外の研修に積極的に参加しており、今後はマネジメント経験を積むことで、より広い視野を持ってチームの成長に貢献したいと考えています」というように行動や目標に落とし込んで伝えます。
キャリアアップを転職理由にしたときチェックされるポイント
企業側が採用選考を行う際に、キャリアアップを目指す求職者のどこを確認しているかをまとめましたので、参考にしてください。
・キャリアアップを自社で実現できるのか?
・仕事に対するモチベーションを知りたい
・志望動機とキャリアアップはつながっているか知りたい
上記について、それぞれ見ていきます。
キャリアアップを自社で実現できるのか?
転職の選考では、採用側は応募者が目指すキャリアアップが、転職後に実現できそうかを確認します。
また、応募者がキャリアアップにつながるスキルを持っているかどうかも重要なポイントです。そのため、自分のスキルや経験が企業にどう役立つかを伝えることが大切です。例えば、これまでの仕事で培ったスキルや成果を具体的に示し、それが応募先の方向性に合っていることを説明するとよいでしょう。
応募者と企業の目指す方向が一致していれば、選考も進みやすくなります。
仕事に対するモチベーションを知りたい
転職活動において、モチベーションは自己PRの中でも、大きな役割を果たします。
企業は、応募者が仕事に対してどれだけのやる気や向上心を持っているかを見ています。キャリアアップへの熱意が伝わるかどうかは採用の判断に影響します。
現状の不満を「キャリアアップ」という言葉でごまかしているだけでは説得力がありません。モチベーションが低いと、早期離職しやすい、入社後に周囲の同僚に悪い影響を及ぼす可能性があると判断されてしまいます。
志望動機とキャリアアップはつながっているか知りたい
選考では「本当の志望動機は何か?」が見られています。キャリアアップが志望動機なら、その目標と企業を志望した理由に一貫性を持たせることが大切です。
例えば、エンジニアの経験を生かし、新たな分野に挑戦したい場合、「現職ではバックエンド開発を中心に経験を積んできましたが、貴社が注力しているクラウドインフラ技術の分野でスキルを広げ、システム全体の設計・運用に携わることで、さらに成長したいと考えています」といった具体的なアピールができるとよいでしょう。
これまでの経験を土台にしながら、志望企業での目標や貢献したい内容を伝えます。
キャリアアップを転職理由として伝えるコツ
キャリアアップを転職理由、志望動機として伝えるためのコツをまとめましたので、参考にしてください。
・応募先で生かせるスキルや実績を具体的に説明する
・長期的なキャリアプランと企業のビジョンをつなげる
・自分の持っている強みをアピールする
・現職の不満は言わない
・話す内容には一貫性を持たせること
上記について、それぞれ見ていきます。
応募先で生かせるスキルや実績を具体的に説明する
面接では、自分の持つスキルを使ってどのような成果を出したかを具体的に伝えることが重要です。例えば、「前年より売り上げを120%伸ばしました」など、実績を数値化すると説得力が増します。
また、これまでに身に付けたスキルや経験を、応募先でどう生かせるかを説明することもポイントです。例えば、「現職で培ったプロジェクト管理のスキルを生かし、貴社の新規事業を効率良く進める役割を果たしたい」といった形で、自分のスキルと応募先のニーズを結びつけると効果的です。
長期的なキャリアプランと企業のビジョンをつなげる
面接では、自分の将来の目標と企業のビジョンをつなげて話すことが大切です。そのためには、企業についてしっかり調べ、自分の目標と企業の方向性が合っていることを伝えるとよいでしょう。
例えば、「将来的に海外勤務を希望しており、貴社のグローバル化に貢献できるような役割を果たしたい」といった具体的な例を挙げると、より伝わりやすくなります。
自分の目標を企業でどう実現できるかを説明することで、採用する側に「自社で活躍できる人材」として印象を与えることができます。
自分の持っている強みをアピールする
キャリアアップを目指す際は、持っているスキルだけでなく、自分の強みや得意なことを生かせる点を伝えることが大切です。
例えば、これまで周囲に褒められた経験や、業界を問わず役立つスキルがあれば、それを具体的にアピールしましょう。
課題解決力や円滑なコミュニケーション能力などのポータブルスキルは、幅広い職場で評価されるため効果的です。これらを整理して明確に伝えることで、キャリアアップの可能性を広げることができます。
現職の不満は言わない
面接では、現職の不満や愚痴を話さないよう注意が必要です。不満をそのまま伝えると、印象を悪くし、「嫌なことがあるとすぐ辞めるのでは」と思われる可能性があります。
例えば、環境や仕事内容への不満があった場合でも、それを直接的に表現せず、前向きな理由に言い換えましょう。「新しいスキルを身に付け、成長したい」といった未来志向の説明に変えることで、積極的な姿勢をアピールできます。
話す内容には一貫性を持たせること
採用面接では、現職でキャリアアップの実現が難しい理由と応募先で可能である理由を関連づけて一貫性を持たせることが大切です。
例えば、「現職ではスキルの幅を広げる業務の機会が限られていますが、貴社では挑戦できる環境があると感じました」といった前向きな表現が効果的です。
また、応募書類と面接内容に一貫性を持たせることも重要です。応募書類はコピーを取っておき、それをベースに面接で話すことで、信頼感を高めることができます。
準備を丁寧に行い、目指すキャリアアップの姿を具体的に描いて伝えましょう。
キャリアアップを転職理由としてまとめる手順
キャリアアップを転職理由とするには、前述のように、自分のキャリアの成長と組織への貢献を関連づけて、一貫性のある内容にまとめる必要があります。
このパートでは、キャリアアップの転職理由をまとめる手順を解説しますので、参考にしてください。
・自分の本音の転職理由を書き出す
・応募先の企業や業界の研究をする
・転職理由のグループ分け
・ポジティブな言葉に変換する
・転職理由に矛盾点がなく一貫しているか確認
上記について、順を追って見ていきます。
自分の本音の転職理由を書き出す
転職理由を整理する際は、辞めたい理由と応募先を志望する理由を素直に書き出すことから始めましょう。
本音や事実を隠さず、思いつく限りリストアップすることが大切です。転職理由は複数あると思いますが、まずはウソなくすべてを記載し、後で必要に応じて取捨選択を行います。
本音を隠したままだと、面接で見抜かれる可能性もあるため、まずは正直に向き合うことが重要です。
応募先の企業や業界の研究をする
応募先の企業や業界をしっかりと研究します。業務内容や社風、経営方針、将来的な事業展開などを調査しましょう。
情報収集には、コーポレートサイトや企業説明会、関連書籍、口コミサイトなどが活用できます。企業の成長戦略や大切にしている価値観を知ることで、自分の強みやキャリアビジョンと、企業の方向性がどのようにマッチするかを考えることができます。
転職理由のグループ分け
書き出した転職理由は、伝える内容と伝えない内容に分けて整理しましょう。
退職理由として伝えるべき内容は、キャリアアップを目指して行動したことや、実現が難しかったことです。一方で、行動に移さなかった理由は伝えない方に分類します。
志望理由については、応募先の企業研究をもとに考えましょう。
これまでのスキルや経験、実績の中で、応募先の現在の事業や将来的なビジョンに合うものはアピールポイントにします。
ポジティブな言葉に変換する
伝える内容が決まったら、マイナスな表現を避けて、ポジティブな言葉に変換します。
不満をそのまま話すのではなく、「何を求めていたのか」「どうしてほしかったのか」を考え、それを前向きな表現に置き換えましょう。
例えば、「残業が多くて給料が安い」という不満なら、「生産性を高める努力が評価される環境で働きたい」といった形に変換します。ネガティブな印象を避け、自分の価値観や目指す方向性を伝えることができます。
表現を工夫することで、より好印象を与える自己PRが可能になります。
転職理由に矛盾点がなく一貫しているか確認
まとめた転職理由に矛盾がないかをどうか全体を通して確認しましょう。
キャリアアップを目標としているのに、業務時間や給与など、条件面ばかりを重視した内容になっていないかもチェックします。
また、転職後のキャリアアップへの意欲を伝えるだけでなく、今の自分が応募先にどのように貢献できるかが重要なチェックポイントです。
応募する側にキャリアアップの熱意があっても、企業側は中途採用の人材に即戦力を期待しているので、現在のスキルや強みを伝える必要があります。
そして、応募した会社でキャリアアップが実現できると考えた理由も挙げられるとよいでしょう。「他の会社でも実現できるのでは?」という質問に答えられるようにします。
転職理由をキャリアアップにする際の回答例文
転職理由をキャリアアップにする際の、面接での回答例を紹介します。キャリアアップの具体的な方向性ごとにまとめたので、参考にしてください。
・専門性を深めたい
・業務の領域を広げていきたい
・最新のスキルを学びたい
上記について、それぞれ見ていきます。
専門性を深めたい
私は現在、経理業務全般を担当しており、特に月次決算や予算管理の経験を積んできました。例えば、現職では予算作成業務プロセスの効率化を提案・実行し、処理時間を約3割短縮した実績があります。
さらに専門性を深め、連結決算や税務申告といったより高度な領域に挑戦したいと考えています。貴社では、国内外のグループ会社を含む連結決算や国際会計基準(IFRS)の導入など、専門的かつ幅広い業務に携わる機会があると伺いました。この環境で学びながら、これまでの経験を生かし、より高いレベルで貢献していきたいと考えております。
業務の領域を広げていきたい
私は現在、情報システム部門で社内システムの運用や改善を担当しています。
現職では受発注システムの導入プロジェクトに携わり、運用フローの最適化を図ることでトラブル件数を50%以上削減しました。
ただ、現職では職種ごとに業務が固定されており、システム運用だけでなく、企画や戦略立案、さらには他部門との連携を通じた業務プロセス全体の改善に挑戦したいと考えるようになりました。
貴社では、システム開発だけでなく経営や業務プロセス改革にも積極的に関与できると伺い、自身の経験を広げるとともに、より大きな視点で貢献できる環境があると感じています。
最新のスキルを学びたい
私は現在、営業職として新規顧客の開拓や提案営業を行っておりますが、現職では従来型の営業手法が中心で、デジタルツールやデータ分析を活用した営業スキルを学ぶ機会が限られています。
近年、CRMシステムの活用が営業活動の効率化や成果向上に大きな影響を与えることを実感しており、自身もこれらの最新スキルを習得しながら、提案力をさらに高めたいと考えています。
貴社では新しい営業手法を積極的に取り入れていると伺い、その中で成長しつつ、これまで培った対人スキルや提案経験を生かして貢献したいと考えております。
業界別の転職理由がキャリアアップやスキルアップの回答例文
業界別の転職理由の例文を紹介します。
同じ職種で転職する場合で、スキルアップを主軸にして、働き方や職歴も向上してキャリアアップをしたいという想定の例文になっています。
・営業職
・事務職
・エンジニア職
・マーケティング職
・看護師
上記のそれぞれの職種について見ていきます。
営業職
現在、営業職として主に製造業のクライアントを対象に、新規開拓や提案営業に取り組んでおります。在庫管理や生産性向上を目的としたSaaSソリューションの導入を提案し、採用率を30%向上させた実績があります。
一方で、現職では導入後のフォローや継続利用率を高める仕組みに携わる機会が少なく、リード獲得からナーチャリング、さらにカスタマーサクセスまで一貫して行う営業スキルを磨きたいと考えています。
貴社では製造業に特化したSaaSビジネスを展開し、包括的な営業体制が整っていると伺いました。これまでの経験を生かしつつ、さらに専門性を高め、貴社の成長に貢献したいと考えております。
事務職
現在、事務職として営業部門のサポート業務を担当しており、データ入力や資料作成、スケジュール管理など、正確さと効率性を重視した業務を行っています。
業務フローを見直し、データ入力時間を50%以上短縮する仕組みを提案・実施しました。しかし、現職では業務範囲が限定されており、より専門性の高いスキルを身に付けたいと考えています。
具体的には、チームの人事管理、デジタルツール活用のスキルを深め、会社全体の運営を支える役割を担いたいと思っています。貴社では幅広い業務に挑戦できる環境が整っており、これまでの経験を生かしながら成長できると確信しております。
エンジニア職
現在、エンジニア職としてソフトウエア開発に従事しており、主にバックエンドの設計やプログラミングを担当しています。
これまでにも、社内のシステム開発に携わり、安定したパフォーマンスを確保するための最適化を行いました。しかし、現職では使用する技術が限られており、より最新の技術やフレームワークを学ぶ機会が少ないと感じています。
AI活用におけるセキュリティ確保の分野に興味があり、これらの領域プロジェクトに挑戦したいと考えています。貴社では新しい技術に積極的に取り組んでいると伺い、私自身のスキルをさらに磨きながら、貴社の技術力向上に貢献したいと考えております。
マーケティング職
現在、クライアント企業のオウンドメディアのライティングを中心に担当しており、SEOを意識した記事作成や読者ニーズに合わせたコンテンツ制作を行っています。
今年の上半期、不動産業界のコンテンツで、月間PV1位を達成しました。
しかし、現職ではライティングに集中することが多く、統合的な施策を通じてコンテンツ戦略を全体的に管理する機会が限られています。今後は、コンテンツ制作だけでなく、Webサイト全体の施策管理やデータ分析を活用した最適化戦略にも挑戦したいと考えています。
貴社では、コンテンツ制作からマーケティング施策の統合的な管理まで行っていると伺い、これまでのスキルをさらに磨きながら、貢献したいと考えております。
看護師
現在、婦人科での看護師として、患者さまのケアを行っており、婦人科疾患の治療を受ける患者さまとの信頼関係を築くことを大切にしています。
今後は、不妊治療に取り組む患者さまに寄り添い、より専門的なサポートを提供したいと考えています。
不妊治療や高度生殖技術に関する知識と経験を深め、患者さまが安心して治療に臨めるような環境づくりに貢献したいと思っています。
貴院の専門的な研修やチーム医療の一員として、さらに専門性を高め、患者さまの心身のケアに従事したいと考えています。
キャリアアップを転職理由にするときによくある質問
キャリアアップを理由に転職する方から、よくある質問をまとめましたので参考にしてください。
・キャリアアップを転職理由にして大丈夫ですか?
・キャリアアップを転職理由にするとき、マイナス評価になる内容の例は?
・説得力のある転職理由の特徴は?
・経験年数や在籍期間によって注意すべき点はありますか?
・キャリアアップではなくスキルアップは転職理由になりますか?
・キャリアアップしたいのに転職がうまくいきません
上記について、それぞれ見ていきます。
キャリアアップを転職理由にして大丈夫ですか?
問題ありません。ただし、熱意だけでなく、将来の目標や計画に加え、現在貢献できるスキルや実績について具体的に伝えることが必要です。
入社後にすぐ活躍できる人材と伝えることが大切です。
キャリアアップを転職理由にするとき、マイナス評価になる内容の例は?
以下のような内容はマイナス評価を受ける可能性があります。
・上司や現在の職場への不満を理由とする場合
・根拠がないか弱い、または過大な昇進・年収の希望
・キャリアアップの方向性や評価されたいポイントが具体的でない場合
説得力のある転職理由の特徴は?
説得力のある転職理由には、応募先の企業についてしっかり研究し、そのビジョンや方針を理解していることが大切です。
また、自分の中長期的なキャリアプランを明確にしておくこともポイントです。そして、その企業のビジョンと自分のキャリアプランが合っていることを具体的に伝えられると、熱意や成長意欲が伝わりやすくなります。
経験年数や在籍期間によって注意すべき点はありますか?
経験年数や在籍期間が短い場合は注意が必要です。
特に、新卒で入社した会社を1年未満で退職する場合、キャリアアップを理由にしても「続ける力がない」と見られる可能性があります。そのような場合には、やむを得ない事情がない限り、別の理由にまとめる方が無難です。例えば、事前の説明と配属先が異なり、自分のスキルを生かせる部署への異動が難しい場合など、具体的な背景があると納得されやすくなります。
キャリアアップではなくスキルアップは転職理由になりますか?
スキルアップは向上心ややる気を感じさせるため、十分に納得される転職理由になります。ただし、伝え方によって印象が変わるため注意が必要です。
「新しい技術を習得したい」と伝えるだけでは抽象的すぎます。どのようなスキルを身に付けたいのか、それが将来的にどのように役立つのかを具体的に説明することが重要です。
また、「今の環境では学べない」という否定的な表現は避け、「新しい挑戦や転職後の実務を通してさらに成長したい」という前向きな言い方を心がけると好印象を与えられます。
キャリアアップしたいのに転職がうまくいきません
転職がうまくいかない場合、自己分析が十分にできていない可能性があります。
一度立ち止まり、自分が本当に何をしたいのか、どのようなキャリアを目指したいのかを見直してみましょう。具体的には、自分の強みやこれまでの経験を振り返り、転職先でどのように生かせるかを整理することが大切です。
また、希望条件と市場の現実にギャップがないか確認し、必要に応じて目標を調整することも検討してください。自己分析を深めることで、目指すべき方向性がクリアになり、転職活動も前進しやすくなります。
キャリアアップ転職は「ジョバディ」にご相談を
今回は、キャリアアップを目指すときの転職理由のまとめ方や留意点などについて紹介しました。
キャリアアップを目指す転職活動を成功させるには、アドバイザーのサポートを積極的に活用することをおすすめします。
ジョバディはキャリアアドバイザーが在籍していますので、業界情報の収集やキャリア診断などのサポートをしてくれます。
サポートのタイプにも、「ひかえめ」「ほどよく」「せわやき」と自分の温度感に合ったタイプを選べる機能があります。
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