特技がない? そんなことない! 履歴書・面接向け見つけ方と伝え方【例文付き】

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特技がない? そんなことない! 履歴書・面接向け見つけ方と伝え方【例文付き】

特技は面接でよく聞かれる質問ですが、特技といわれると自信をもって答えられないという方は多いかもしれません。

「自分の特技が分からない」
「特技がなくて困っている」

しかし、このように感じている場合でも、実際は自分の得意な能力を見落としている場合がほとんどです。

本記事では自分の特技を見つけるためのステップを詳しく解説していきますので、特技が見つけられないという方はぜひ参考にしてみてください。

「自分の特技」を見つけるためのポイント
●特技とは自信を持っていたり優れていたりする特定の能力や技能・技術で、自分の判断でOK
●「特技はない」は履歴書でも面接でもNGなので、いろいろな方法で見つけておくことが必要
●転職活動で伝えるときは、1つの特技に絞って具体的なエピソードと仕事でどう生かしたいかに触れつつコンパクトにまとめる
●伝えるときには注意すべき点もある

本記事は初めから順に読んだほうが理解しやすいよう解説していきますが、気になるところだけ拾い読みをしてもOKです。

それでは、一つずつ詳しく解説していきましょう。

そもそも「特技」とはどんなもの?

まずは「特技」とはどんなものか、似た言葉との違いを明確にしていきましょう。

特技とは主に以下のようなものがあります。
・自信を持っていたり優れていたりする特定の能力や技能・技術
・生得のものではなく、努力や練習で後から身に付けたもの

特技と聞くと、他の人よりも優れているものでなくてはいけないと考えてしまうかもしれませんが、決してそんなことはありません。

ただし1回しかしたことがないような経験が浅いものや、すぐやめてしまったものなどは転職・就職活動で述べるには不向きです。

ある程度の経験があるものを選ぶのがいいでしょう。

評価されたようなことでないとダメ?

自分がそのスキルや技術において「得意」であるかを図るのに、他人からの評価にこだわる必要はありません。

客観的な実績や他人からの評価などの形がなくても、自分の中で得意と感じていることであればOKなのです。

これまでの経験の中で習得した能力や技術を思い返して、自分から見て得意といえる事柄を探してみましょう。

特技と趣味の違いとは?

特技と趣味には意味が重なる面も多いですが、どんな違いがあるのかを明確にしておきましょう。

一言でいうと「特技」は技術や技能、「趣味」は関心ごと・娯楽を指しています。

ただし、例えばサイト制作や写真はスキルでもあり、趣味にも特技にもなります。

そのほか趣味は韓国ドラマを見ることでも、その結果韓国語が話せるなら特技にもなるなど、内容によっては両者が地続きの場合もあります。

転職活動で企業が特技を聞く理由

サムネイル:

転職活動や新卒採用でよく聞かれる特技ですが、企業が特技を聞く理由にはさまざまな理由があります。

企業が特技を聞く理由を把握すれば、特技に関するエピソードをより伝わりやすく説明することができます。

特技から企業側が知りたいポイント
・人柄や性格を見たいから
・適性や継続力を見たいから
・説明能力を見たいから
・アイスブレイクとして

一つずつ詳しく見ていきましょう。

人柄や性格を見たいから

特技は個人の性格が表れやすく人柄を掴むのに有効です。

例えば、特技が料理やゲームといったインドア系ならおとなしい傾向、キャンプやスポーツなどアウトドア系の場合は活発な傾向がありそう、などです。

採用担当者は面接では分かりにくい素の部分を知り、会社で長く活躍できそうな人を探したいと考えています。

得意なことを通じて、自分の人柄をよく知ってもらえるような構成を考えるといいでしょう。

適性や継続力を見たいから

特技を身に付けた過程を知ることで、一つの事をやり続ける力があるか参考にすることができます。

特技の内容にもよりますが、身に付けるまでに時間がかかることもあるため、その人の継続力や粘り強さの目安になるのです。

企業と適性があるかどうか、性格が合うかもあわせて、トータルで自社に合うかを検討する材料にしています。

説明能力を見たいから

特技を聞く理由の中には、内容よりも「どのように説明するか、分かりやすく伝えられるか」を見る視点もあります。

ビジネス上のコミュニケーションでは説明能力が必要とされます。

ただし、得意なことや好きなことは話が長くなりがちですので、要点を押さえて手短にまとめることを意識して話すように注意しましょう。

アイスブレイクとして

アイスブレイクとは、リラックスさせるためのやり取りをいいます。

面接の早い段階でまずは自分のことについて質問し、緊張をほぐし落ち着いて話をしてもらうために聞かれる場合もあります。

アイスブレイクとしての質問は和ませることが目的なので合否には関係ありませんが、第一印象に影響するので、適切に答えて好印象を与えられるといいでしょう。

「特技がない」はNG! 気付いていない特技を見つけよう

「特技がない」という回答は履歴書でも面接でもNGです。

そもそも面接は企業に対して自分を直接アピールし、採用するメリットを感じてもらうための場です。

「特技がない」という回答では、自己分析が足りていない、聞かれたことに答える姿勢が不十分などの印象を持たれてしまいます。

特技は「誰もが何か持っている」ものであり「自分で気付いていないだけ」なので、あらかじめ見つけて話せるようにしましょう。

特技の見つけ方7選

ここからは特技の見つけ方について、具体的な7つの方法を解説していきます。

特技は誰しもが身に付けてきているはずのスキルですので、経験を細かく整理してみましょう。

特技を見つける7つの方法は以下の通りです。
・家族・友人に聞く
・趣味をもとに考える
・経験・スキルをもとに考える
・専攻内容から考える
・アルバイト経験などエピソードから考える
・習慣や自由時間の過ごし方から考える
・企業の求める人物像から考える

順番に詳しく見ていきましょう。

家族・友人に聞く

まずは一番身近な家族や友人に聞いてみましょう。

周りの人は客観的な意見を言ってくれますので、自分では特技と思っていなかったことをアドバイスしてくれるでしょう。

第三者からの意見であれば自信にもつながり、面接の場でも堂々とアピールすることができますね。

趣味をもとに考える

自分が好きで続けている趣味から、自分の適性を分析してみましょう。

ただし、どのぐらい上手かは特技と無関係であることを留意しましょう。

楽しくて続けている遊びであっても、長く続いていればそれがアピールポイントにもなります。

例えば学生時代の友人たちと定期的にフットサルをしているのであれば、どれだけの期間してきたのか、定期的に集まり続けられた理由なども添えて話してみましょう。

経験・スキルをもとに考える

これまでに経験してきたことやスキルから特技といえるものを探してみましょう。

例えば、学生時代・前職・現職で得た経験やスキルはどんなものがあるでしょうか?

ホームステイ経験があれば、国際感覚や語学を身に付けているかもしれません。
サークルのリーダー経験であれば、リーダーシップを身に付けてきたはずです。
一般事務であれば、PC入力のタイピングや正確性が身に付いているでしょう。

大変だったことや苦労した経験の中から、それを乗り越えるために身に付けたスキルや工夫を棚卸ししてみましょう。

専攻内容から考える

専攻などの専門的な知識やスキルは、他の人にないものが多いため興味深く聞いてもらえる可能性があります。

自分が数年にわたって専攻してきたことや、その他ゼミでのプレゼン経験などをプレゼンスキルとして伝えることができます。

アルバイト経験などエピソードから考える

学生時代のアルバイトの内容はもちろん、当時のエピソードがヒントになることもあります。

例えば、人を助けた経験や感謝された経験などを書き出して、その経験を得られた理由を分析してみましょう。

他にも、「接客中にお客様の希望に合わせていつもと違うサービスをして喜ばれた」というエピソードから、臨機応変な対応ができるといった特技にまとめることができます。

習慣や自由時間の過ごし方から考える

自分が日頃からしていることからも特技を考えることができます。

例えば毎朝弁当を作っている場合、早起き・料理・節約などがアピールできます。

また趣味でなくても、普段の自由時間にしていることがヒントになることもあります。

例えば毎日5分の筋トレやヨガ、テレビを見ながら整理整頓をしているといった習慣は、隙間時間の有効活用やコツコツ継続するスキルがあるといえるでしょう。

企業の求める人物像から考える

志望する業種や企業が絞り込めている場合、企業の求める人物像と自分の性格やスキルで重なるところがないか探すのも有効的です。

仕事で直接生かせる資格勉強から得たテクニカルスキルのほか、正確性が求められる仕事であればスケジュール管理能力といったポータブルスキルを挙げるといいでしょう。

ただし、実際とかけ離れているのは嘘になりますので避けましょう。

面接の中でボロが出れば信頼を欠いてしまい、印象を悪くすることになります。

特技の説明のまとめ方

自分の特技が見つかったら伝えやすいようにまとめましょう。

理解しやすいよう必要な情報を漏らさないようにしつつ、コンパクトに説明することがポイントです。

ここからは説明のまとめ方について、以下の点に沿って解説していきます。
・伝える特技は1つに絞る
・具体的なエピソードを入れる
・仕事にどう生かすか触れる

それでは一つずつ見ていきましょう。

伝える特技は1つに絞る

特技がいくつかある場合、全部伝えたくなってしまうかもしれませんが、いくつも挙げるとまとまりのない印象になってしまいます。

特に自分をアピールできる特技は何かを考えて、伝えるものは一つに絞っておきましょう。

一番伝えたいものに絞るほうが深掘りして話すことができ、結果的に相手の印象にも残りやすくなります。

具体的なエピソードを入れる

限られた時間で自分の事を相手によく知ってもらうには、具体的なエピソードを盛り込んでイメージしやすいようにしましょう。

例えば、始めたきっかけや続けている間のエピソードを添えるなどです。

流れや具体的なエピソードがあると説得力が増し、印象にも残りやすくなります。

そのほか内容によって実例をプラスして話したり、数字で説明できたりすると説得力を高めることができます。

仕事にどう生かすか触れる

特技を仕事に生かすことは、会社にとってもプラスな要素ですので効果的です。

プログラミングなど実用的なスキルはもちろんですが、一見関係なさそうなものも取り組む姿勢などにつなげられることがあります。

性格や仕事の進め方、コミュニケーション能力といったスキルを、仕事を進める上でどう生かすかを触れてまとめてみましょう。

履歴書・面接で使える特技と例文

ここからは履歴書や面接で使える特技と例文を挙げていきます。

ぜひ文章にまとめるときの参考にしてくださいね。

特技の例と例文集
・学生時代に経験したこと
・日常生活で仕事に生かせそうなこと

一つずつ見ていきましょう。

学生時代に経験したこと

学生時代に経験したことだけでも、勉強や部活動、趣味やアルバイトなど幅広く探すことができます。

ここでは以下の経験について具体例と例文を解説していきます。

学生時代に経験したことの例
・スポーツ
・書道
・プログラミング
・写真
・楽器
・英会話・語学
・将棋
・手品
・速読
・茶道

似た経験がある方だけでなく、どんな要素を特技として抜き出しているか参考にしてみてくださいね。

スポーツ

自分の特技はバスケットボールのチームで培った、人とのつながりを広げる力です。

小学生の頃からバスケットボールを続けており、他チームとの交流から幅広い世代の友人を持つことができました。

去年の夏にはチームの垣根を超えてBBQを企画したところ、いろいろな世代で23人も集まってもらえました。

自分が広げた輪をその中の人たち同士でも交流してもらえた事がとても嬉しく、充実感がありました。

仕事においても、人を尊重しながら輪を広げ、それぞれのスキルやアイデアが生かせるチームを作るリーダーとして成長していきたいです。

書道

特技はきれいな字を書けることで、小学生の頃から中学生まで習字教室に通っていました。

一枚書きあがるとすぐに修正点を考え、次の一枚に書き出すという流れを繰り返すことで、成長が自分でも分かるのがとても楽しく、もっときれいに書きたいと思いながら打ち込んできました。

最近は文字のきれいさをより生かすため、読みやすい文章を書く勉強をしています。

整った文字と読みやすい文章力を生かして、仕事の場においても良い第一印象を持ってもらえるような丁寧な仕事を心がけていきたいと考えています。

プログラミング

私の特技は大学時代に始めたプログラミングです。

個人用に調味料などの在庫管理をするシステムを作ったことがきっかけで、そこから残りが1つになったらAmazonで自動注文できるように改良しました。

日常の小さな不便を解決する方法を考えるのは楽しく、実際に生活が快適になると、もっと効率化できないか考えることが癖になりました。

プログラミングを業務で生かすのはもちろん、ルーティンワークの効率化を実現し、より良い開発をしていけるエンジニアに成長していきたいです。

写真

私の特技は写真を魅力的に撮ることです。

アルバイト先の飲食店でSNSの運用を任された経験から、写真の構図や配置にこだわるようになりました。

どんな方に来てほしいか、どうしたら魅力的に思ってもらえるかを考え、似たコンセプトのSNSを参考にして試行錯誤しておりました。

初めての方から「SNSを見て来た」と言っていただけることもあり、お店に貢献できたことが嬉しく思いました。

お店のコンセプトやお客様の層を分析して「行ってみたい」「おいしそう」と思ってもらえる写真作りの経験を生かし、クライアントの要望を叶えるWebデザイナーに成長していきたいです。

楽器

私の特技はピアノが弾けることです。

中学時代から自分で弾きたい楽譜を探して独学で練習を続けてきました。

楽曲によって難易度が違うため、最初は簡単なものから少しずつ練習した結果、今ではあまり難易度を意識しなくても好きな曲を弾けるようになりました。

地道に練習を積み重ねる継続力を生かして、仕事においても自分でできることを探し、着実にステップアップしていきたいです。

英会話・語学

特技はイギリス留学で得た英会話力です。

大学2年のときに1年間イギリスで生活をしていました。

当初は英語を聞き取るのにとても苦労しましたが、すぐに使える英単語を学びながら徐々に意思疎通のレパートリーを増やしていきました。

4カ月経つ頃には日常会話がある程度できるようになり、より自然に会話できるようアルバイトを始めたり友人に日本語を教えたりするなど、積極的に交流する機会を作りました。

帰国後も習得した英語力を向上するため、外国人講師との会話レッスンを週1回受けており、最近はビジネス英語の勉強を独学で始めています。

将来は海外支社で英語力を生かして働きたいと考えており、そのためにもまずは業務に精通し問題解決力を身に付けていきたいです。

将棋

特技は幼少期から行ってきた将棋です。

将棋を始めたきっかけは父と祖父が打っていた姿を見ていたためで、二人と共に楽しんだり、学童保育で友人と遊んだりしていました。

中学時代からはネット上で多くの人と対局をするようになったことで、どうしたら強くなれるかを一層研究しながら打ち込んできました。

対局結果を分析し、考えられるパターンの仮説を立てて次の戦術を考え、実践で生かせたときはとても充実感があります。

将棋で培った分析力や問題解決力を生かして、業務においても着実に成果を出して貢献していきたいと考えています。

手品

私の特技は大学時代にサークルで4年間続けてきた手品です。

手品のすごさはもちろん、会話で人を引きつけるスキルに憧れ挑戦したいと思ったのがきっかけです。

手品を習得するのはさほど時間はかかりませんが、目線を集めるカードさばきや、トリックに入り込んでもらう話術を向上するのに苦労しました。

そのためサークル活動のほか、話術を磨くためにお笑い芸人のトークを研究しながら、積極的に披露して実践を積みました。

大学4年のときに後輩から「先輩の手品を見て入ることを決めた」と言ってもらえた時は、自分が感じた楽しさを人に伝えられたことがとても嬉しく、達成感を得ました。

人に耳を傾けてもらえる会話力や、地道に技術を身に付ける根気強さを仕事でも生かして貢献していきたいです。

速読

私の特技は速読です。

速読を始めたのは高校生のときで、教科書や参考書をもっと早く読めたらと思っていたところ、速読の存在を知ったのがきっかけです。

最初は自分が知っている内容の本から速読の練習をして、本の要約を書き出す練習をしました。

また速読の練習に、流れる文章を早く正確に読むというものがあり、ネットで公開されている動画で練習を積みました。

速読のスキルは大学でもとても役に立っており、新書であれば1冊1時間半程度で内容を理解することができます。

卒論関連や趣味に関する本のほか、今はマーケティングについての学習のために本を読んでおり、去年は73冊ほど読むことができました。

多くの情報を効率的に得られる特技を生かして、必要な知識をすぐに習得して仕事に生かしていきたいです。

茶道

私の特技は茶道で身に付けた立ち振る舞いです。

茶道と聞くと堅苦しい印象があるかもしれませんが、お茶会は作法を間違いなくこなすことが重要なのではありません。

作法は、お茶会でおもてなしする亭主と、お客が亭主とお茶に対し敬意を表して楽しい時間を過ごすためにあるものだからです。

茶道を学んでから、初対面の方や目上の方と同席する機会では所作や立ち振る舞いを褒めていただけることがあり、緊張する場面でも落ち着いていられるようになりました。

仕事においても、堂々とした立ち振る舞いと丁寧な所作を心がけ、茶道の心である「一期一会」を大切にお客様と会話できる営業として成長したいです。

日常生活で仕事に生かせそうなこと

日常生活で当たり前に行っていることも、他の人からすると当たり前ではない、特技になりうることがあります。

まずは日常で自然と行っていることを振り返りながら、仕事につなげられる共通点がないかを探ってみましょう。

例文を通じて「こういうことでもいいんだ」とヒントを得ることができるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてください。

日常生活で仕事に生かせそうなことの例文
・長年続けていること
・車の運転
・料理
・掃除・整理整頓
・節約
・早起き
・情報収集
・人の顔を覚える
・誰とでも仲良くなれる
・計画的に物事を進められる

一つずつ詳しく見ていきましょう。

長年続けていること

私の特技はジョギングで、毎朝20分を3年間続けています。

高校時代はサッカー部に所属していましたが、大学では違った事に挑戦したいと思い演劇部に所属していました。

しかし運動の習慣がなくなったことで体力が落ちるのを実感したため、毎朝20分だけ走るようにしたことがきっかけです。

朝、余裕をもって起床し身体を動かして一日を始めると気持ちが良く、集中力も高まりました。

早く起きて活動できるので、好きなことやアルバイトの他に勉強をするなど、時間を有効活用できるこの習慣は自分にとって宝になったと思います。

仕事においても毎朝の習慣で培った継続力を生かして、コツコツとできる仕事を増やして頼りにされるよう成長していきたいです。

車の運転

私の特技は車の安全運転です。

高校時代に免許を取得してから、両親の買い物で車を出したり友人と一緒にでかけたりするなどドライブが趣味になっています。

もともと母が車酔いをしやすく、急な発進や停車をしないようあらかじめ周囲の状況に気を配るなど、安全で快適な運転を心がけています。

安全な運転の為には、道路の状況や対向車からみた視点も考慮しなくてはいけないので、そうした想像力も車の運転で養われました。

営業車で走ることは、会社の代表として名前を背負うことと考えています。

配慮のない運転で会社の評判を傷つけることがないよう、自覚をもった運転をしていきたいと考えています。

料理

私の特技は飲食店のアルバイトで身に付いた料理です。

上京して一人暮らしをしながら、定食店でキッチンのアルバイトをしていました。

最初は決まったレシピを覚えるのに手一杯でしたが、自宅でもメニューを再現しながら練習をして、基本的な下ごしらえや味付けを習得しました。

お店のまかないは材料の範囲で自由に作れたので、料理ができるようになってからはアレンジをして作るなど、新しいレシピにチャレンジして楽しんでいました。

アルバイト仲間から「いつもおいしそうなので自分の分も作ってほしい」と言ってもらえた時はとても嬉しく、味もとても満足してもらえました。

食べて喜んでもらえる料理を追及して、今よりももっと料理人として成長していきたいと考えています。

掃除・整理整頓

私の特技は、こまめな掃除と整理整頓です。

日頃から少しの時間を活用して掃除をする習慣があり、テレビを見ながら粘着テープで掃除したり、棚の上の埃をハンディモップで掃除したりしています。

汚れる前にこまめに掃除をしているため、汚れが溜まることがなく掃除が簡単に済みます。

結果的に掃除に大きな時間を割く必要がなく、年末の大掃除もいつも通りの掃除をしてゆっくりと過ごすことができています。

前職でもデスク周りの収納や設備を整理しており、快適な環境を維持することは業務を効率化するのに生かすことができると考えています。

節約

私の特技は節約しながら生活を楽しむことです。

遊びに出かけているときはなるべくお金の心配をしなくて済むように、普段の生活はしっかりと管理して倹約を心がけようと思ったことがきっかけです。

お昼はなるべく自炊やお弁当を作ってコンビニの利用は避け、料理が面倒にならないよう作り置きや味付け肉、野菜をあらかじめ冷凍して、自炊のハードルを下げて対処しています。

大きな出費になる携帯料金は定期的にプランを見直して携帯会社を乗り換えるなど、自分で情報を集めて比較し、具体的な数字で検討する習慣がつきました。

優先順位をつけて整理し、コストの意識を持って自分で考える力を生かして、堅実な仕事をしていきたいと考えています。

早起き

私の特技は早起きで、平日も週末も6時に起床する生活を大学時代から続けています。

起きてからゆっくり朝食をとっても時間があるため、犬の散歩に行ってから家を出たり、簿記の資格取得の際は勉強時間に充てたりしていました。

早起きをすると時間に余裕が生まれるので、4年間で寝坊による講義の遅刻は一度もありませんでした。

また昨年は風邪を引くことがなく、健康で過ごせたのは整った生活リズムのおかげだと感じています。

早起きの習慣で身に付いた継続力や、時間を作り有効活用する力は、業務においても大きく役に立てて貢献していきたいと考えています。

情報収集

私の特技は正しい情報を集める収集力です。

大学3年のときに取り組んだ町おこしプロジェクトで、私は市場調査を任されていました。

まずは検索エンジンを使用して情報を集めましたが、地域は話題性が少なくリアルな声や潜在的な要望を汲み取ることが難しいと感じました。

そこで、SNSや旅行の口コミサイトを利用して、実際に訪れた方の評価や要望を収集していきました。

またアンケートページを作成して回答をお願いし、具体的なデータをとってExcelにまとめて分析しました。

多角的に情報を集めた結果、地域が持つ観光資源を魅力的にアピールするための方法を絞り込むことができ、プロジェクトに貢献することができました。

ネットでは多くの情報を得られますが、中にはフェイクやごく一部の意見である場合もあり、さまざまな角度から情報を精査する大切さを学びました。

仕事においても、自分で情報を集めて取捨選択する力を生かして還元できるよう努めていきたいです。

人の顔を覚える

私の特技は人の顔を覚えることです。

前職では飲食店で接客をしており、積極的にお好みを伺うなどのコミュニケーションを大切にしておりました。

来店の際に「いつもありがとうございます」とお声かけし、お好みの注文を提案するととても喜んでもらえ、特別感を演出できました。

顔ややりとりを覚えていることで、その後のコミュニケーションも一層はずませることができ、信頼関係を築くことができました。

この特技を生かして、お客様にご来店を楽しみにしていただけるような接客を目指していきたいと考えています。

誰とでも仲良くなれる

私の特技は誰とでもすぐに仲良くなれることです。

前職で新たに立ち上がったプロジェクトに配属されたときは、メンバー全員と積極的にコミュニケーションを取りながら共通の話題を見つけて打ち解けました。

また、昼食や業務の合間の雑談もはさみながら、気軽に声をかけられる雰囲気を作ることができ、協力し合って円滑に業務を進めることができました。

情報の共有や調整もスムーズに行え、結果として予定よりも早くプロジェクトを完了させることができ、評価していただきました。

誰とでも仲良くなれる特技を生かし、チームの結束力を高めて業務の効率化に貢献したいと考えています。

計画的に物事を進められる

私の特技は計画的に物事を進められることです。

週末に翌一週間分の献立を考え、必要な食材を書き出してから買い物をしています。

一週間分の献立をあらかじめ計画するので、余る食材を別の曜日で活用したり、買いすぎなどの無駄遣いを避けたりすることができています。

大量の食材を切る際はどの順番に切れば洗い物の回数を少なくできるか、別の事をしている間にできることはないかなど、段取りを考えることが習慣になりました。

段取りを考え、計画的に物事を進められる特技を生かして、業務を効率的に進めチームの成果に貢献したいと考えています。

避けた方がいい回答

「特技がない」という回答はNGですが、それ以外にも避けたほうがいい回答がありますので、最後に確認をしておきましょう。

せっかく考えた特技が悪い印象を与えることにならないように解説していきます。

避けたほうがいい回答の例
・嘘をつく
・マイナスイメージのある特技を選ぶ
・やり続けるのが大変な特技は避ける
・経験が浅すぎることを選ぶ

一つずつ詳しく見ていきましょう。

嘘をつく

印象を良くしたいからといって嘘をつくのはNGです。

面接が進む中で思わぬところでボロが出てしまいやすく、バレてしまうと印象はかなり悪くなってしまいます。

特技がないと思う場合もこれまで述べてきた項目をもう一度確認し、自覚していない特技を見つけてみましょう。

マイナスイメージのある特技を選ぶ

基本的にどんな特技でも問題ありませんが、マイナスイメージのあるものは避けるほうが無難です。

例えばギャンブルや飲酒など、依存性や問題に挙げられやすいものはネガティブにとらえられやすく、印象も悪くなりかねない場合があります。

やり続けるのが大変な特技は避ける

例えばクレーム処理などの経験を挙げる場合、今後専門としてやり続けると自分の負担が大きくなるものは避けたほうがいいでしょう。

冒頭で述べたように、特技を聞く目的の一つに人柄を知ることがあります。

特技では、できれば明るい内容や興味を持ってもらえるような内容にしておくと、良い印象を持ってもらうことができます。

経験が浅すぎることを選ぶ

興味を引きそうな内容でも、経験が浅すぎることは深掘りされると答えられなくなるため避けたほうがいいでしょう。

どうしても言いたいという場合は「1回しかしたことがないのに初めてとは思えないと褒められた」などの形で、あらかじめ経験の浅さを前置きしましょう。

ただし、あくまで特技について聞かれているため「経験が浅いわりにうまくこなせた」というエピソードは、質問とはややズレた印象になる可能性があります。

特技の見つけ方・伝え方もジョバディでアドバイス!

特技がないと感じていたとしても、実際は本人が気付いていないだけで、どこかで必ず身に付けてきたものがあるはずです。

本記事の解説を一つずつ参考にしながら、自分の経験に照らし合わせて深掘りしてみてくださいね。

「それでも自分の特技が見つからない!」
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・応募先企業との面倒な手続きを行ってくれる
・不安に合わせて必要なサポートだけを利用してOK!

もちろん自分では自覚していなかった特技を見つけるだけでなく、面接の添削や伝わるアピール方法までトータルでアドバイスをしてもらえます。

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