転職できない理由はコレ! 特徴と解消法、成功のためのポイントを解説

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転職できない理由はコレ! 特徴と解消法、成功のためのポイントを解説

転職活動がうまくいかず、なかなか内定がもらえない人もいるでしょう。不採用の連絡が来るたびだんだん自信を喪失し、「自分には能力がないのかも」などと落ち込んでしまう気持ちもよくわかります。しかし、内定がもらえないのは、決してその人が無能だからというわけではありません。能力とはまったく関係のない別のはっきりとした原因があるのです。
本記事では、転職がうまくいかない人に向けて、内定がもらえない本当の理由を知ってもらい、希望する転職をかなえるためのポイントをまとめました。

【この記事の要約】
●転職できないのには必ず理由がある
●転職を成功させるには、8つのポイントを意識すること
●転職は無能だからうまくいかないわけではない
●転職活動中に悩んだら立ち止まるのも一つの方法

一つずつ掘り下げて解説していきます。
なお本記事は、拾い読みするだけでも参考になるため、時間のない方でも十分に役立ててもらえます。

転職できない10の理由

転職がうまくいかないのには10の理由があるといわれています。

● 転職理由が不明瞭
● スキルや強みをもとに企業選びができていない
● 業界・企業研究が不十分
● 理想・条件が厳しすぎる
● 転職スケジュールが甘い
● 応募している企業数が少ない
● 面接で自信を持って話せない
● 逆質問に苦手意識がある
● マナー・身だしなみに問題がある
● 時間管理ができていない

これらのうち、いくつかの理由が組み合わさっている場合もあります。
なぜ転職ができないのか理由を知ることで対策も立てやすくなるでしょう。

一つずつ見ていきます。

転職理由が不明瞭

実際、人間関係が嫌だとか業務内容が合わないなど、ネガティブな理由から転職を考える人は多くいます。しかし、このような「逃げ」の理由だけでは志望する企業への転職理由や職場に求める条件が曖昧なままです。どの仕事を選べばよいかわからず、希望に合う求人を見つけることは難しいでしょう。面接でも転職理由は必ず聞かれる必須事項です。しかし転職理由が曖昧な場合、はっきりと答えることができないため、必死で取り繕って焦ってしまうことが考えられます。転職理由や志望動機には一貫性があるはずなのに、その場で適当な転職理由を答えてしまうと、後の質問に対する受け答えにも説得力がなくなってしまうでしょう。万が一、うまくいって入社できたとしても長続きせず、結局また転職を繰り返してしまう可能性だってあり得ます。

スキルや強みをもとに企業選びができていない

自分のスキルや強みを無視して、一方的に希望する条件ややりたい仕事にばかり応募し続けていても転職はかないません。転職は求職者と求人募集する会社との需要と供給が合致したときに初めて成功するものです。そのため、企業側の目線になって、自分の価値を客観的に見ることが非常に大切になります。その上で志望する企業と自分という人材がマッチングするかをあらためて判断する必要があります。
まずは、自分にどんなスキルや知識があり、かつ、どの程度のレベルにいるのかをはっきりさせるところから始めます。これが自己分析です。自己分析は転職活動を成功させる上で最も重要な作業の一つなので、十分すぎるくらいに時間をかけてもよいでしょう。自己分析が終われば、保有するスキル・経験をもとに自分という人材を必要としている会社を選びましょう。

業界・企業研究が不十分

いくら自己分析を完璧にして自分の強みがわかっていても、志望する企業が求めている人材を間違えて捉えていたらどうでしょうか。わかりやすくいうと、経験者を求めている募集に対して、「初心者ですが、何にでも果敢に挑戦するやる気に満ちた人材です!」とアピールするようなケースです。企業が求める人材に合っていないことは一目瞭然でしょう。結局、志望する業界や企業の研究が不十分だと自己アピールも不十分になってしまいます。企業研究は自己分析と並んで転職活動の核となる作業であり、どちらが欠けてもうまくはいきません。
だからといって、どの企業の求人条件にも引っかかるような当たり障りのない志望動機を述べるのはやめましょう。面接官はプロです。ネットで調べた知識で受け答えしても、すぐにバレて詰めの甘さを見抜かれてしまいます。

理想・条件が厳しすぎる

転職先に求める理想や条件があまりにも厳しすぎると転職は難しくなります。なにより大前提として、すべての希望をかなえられる転職先は存在しないことを知っておいてください。例えば「未経験OKでノルマがなく、給料が平均の倍以上あり、定時退社で完全週休二日制かつ夏季休暇や年末年始休暇もある」という理想を転職先の希望条件としていた場合、果たしてマッチする企業はあるでしょうか。おそらくほぼ望みはないでしょう。
希望の条件すべてを満たす企業を探すのではなく、条件の中から優先順位を付けて、自分にとって絶対に譲れないものは何かを明確にすると転職探しがしやすくなります。譲れないものとは自分のキャリア人生において指針となるものです。この基準で転職先を選ぶと志望動機がブレなくなり、結果として転職が決まりやすくなります。

転職スケジュールが甘い

働きながらの転職活動はとにかく時間がありません。転職スケジュールの立て方が甘いと、日々現職の業務に追われ、あっという間に当初予定していた転職時期が過ぎてしまいます。働きながらの転職活動が難しいといわれる理由はここにあります。転職活動が長引くとモチベーションも下がるため、注意が必要です。焦りから本来希望していた条件を妥協して、自分に合っているかどうかわからない企業でも「もう後がない」などと思って入社してしまうかもしれません。ちなみに、妥協やよく考えずに入社を決めた転職はうまくいかないことが多く、永遠に転職活動が終わらないループに陥る可能性があります。
転職スケジュールは必ず立てておくことをおすすめします。 フェーズごとに大まかな期限を設定しておけば、転職活動が大きく長引くことは避けられるでしょう。

応募している企業数が少ない

応募している企業が少ないと一般に転職は長引くことになります。もちろん、絞り込んだ数少ない1社に採用されればすんなり転職活動は終わりますし、労力も最低限で済みます。しかし、そんなに思い通りにはいかないことは想像にたやすいでしょう。
高望みをし過ぎていると希望条件に当てはまる企業が少なくなります。1社ずつ応募して結果を待ってから次の企業へ応募するやり方をしていると期間を長くとることになり、結果として転職したい時期を過ぎてしまうことも考えられます。また、そもそも転職活動に割ける時間が少なく、まともに企業研究できた数が少ないケースもあるでしょう。[MC1]
転職を成功させるコツは、希望する条件を満たす企業にはなるべく多く応募し、数社同時並行で選考を進めることです。内定が出そろってから自分にとって最適な企業を選べば効率的に転職できます。

面接で自信を持って話せない

面接に苦手意識があると選考を通過するのは難しいでしょう。面接という場は、ある意味特殊な場ですので、緊張するのは仕方のないことかもしれません。しかし無事就職できたとしても、初対面のビジネスパーソンと会話をする場面は必ずあります。むしろ、交渉しなければならなかったり、相手を納得させて業務を進めなければならなかったりと、就職してからの方が大変なのです。いくら緊張しているからといって、頭が真っ白で会話のキャッチボールができなければ、採用しても仕事ができないと判断される可能性があります。自信のなさが際立つと、面接官に練習不足を見抜かれてしまいます。実は自信を持って話すのが苦手でも、練習次第で克服することが可能です。できれば転職エージェントの模擬面接などを利用してしっかりと対策を練っておくとよいでしょう。

逆質問に苦手意識がある

逆質問とは、面接の場で自ら企業に質問することです。「何か質問はありますか?」と面接官から促されるケースが多く見られます。
逆質問は面接の最後に行われ、質問に縛られずに自由に自分をアピールできるチャンスの場です。有効活用しない手はありません。せっかく話す機会を与えられているのに、「特にありません」では、企業としても「あまり自社へ興味がないのか?」と思われてしまいます。もし志望度が高ければ、会社について事前に知っておきたいことがたくさんあるはずです。面接官も、自社への興味・関心度合いを確認する意味合いも込めて逆質問を行うため、自己アピールにつながるような逆質問を事前に考えておきましょう。ただし、給与や待遇面についての質問は業務に対する意欲が低いと判断される可能性があるため、避けた方が無難です。

マナー・身だしなみに問題がある

受け答えのマナーや身だしなみに問題があるとマイナス評価になってしまいます。社会人として最低限の面接マナーは身に付け、身だしなみは必ず整えておきましょう。
態度や見た目がすべてではないものの、企業もわずか数分の面接で自社に合う人物かどうかを判断せざるを得ないため、イメージが悪いと一気に不利になります。特に営業職など初対面の人と多くコミュニケーションを取るような職種は、第一印象が非常に大事です。最初の印象が悪いとその後の取引ができなくなることも多く、業務にも影響が出ます。
面接の時間だけではなく、受け付けに到着したときから気を抜かないように注意してください。また、無意識のうちに失礼な対応を取ってしまっている場合もあるため、自分の振る舞いや受け答えに問題がないか周りの人に確認しておくとよいかもしれません。

時間管理ができていない

面接での遅刻は厳禁です。企業に、「時間管理ができない人物」と判断されてしまっても仕方ありません。電車もバスも遅延する可能性があることは誰でも想像が付くことです。「道が混んでいたので遅刻しました」という理由はビジネスシーンでは通用しないため、移動時間には余裕を持っておきましょう。面接場所はビル街など、わかりにくいところも多くあります。道を間違えないように事前に下見をしておくなど準備しておくことが大事です。
また、時間管理はスケジュールのことだけを指しません。面接でのやりとりという短いスパンにおいても重要です。面接官からの質問に対して長々としゃべっているとコミュニケーション能力に難ありと判断されてしまうかもしれません。適切な間の取り方やタイミング、返事の長さにも注意しましょう。

転職できない人が不安を覚える原因

なかなか転職ができないと「このままずっと転職できないのではないか」と不安になるものです。では、この不安を感じてしまう原因とはいったい何なのでしょうか。
転職できない人が不安を覚える原因には以下の3点があると考えられます。

● 自分を無能だと思っている
● ビジョンが明確になっていない
● 時期の問題で求人数が少ない

一つずつ見ていきます。

自分を無能だと思っている

自分の強みや経験・スキルが何なのかをはっきりと認識していないために思い込みがちな原因です。実務経験が少なくこれといったスキルがない場合や、特別な資格を持っていない場合に、職務経歴書や履歴書に書けることがないと不安に陥ることがあります。しかし、実はどんな人でもきちんと探せば必ず強みはあります。ちゃんと強みがあるのに気が付いていないことは珍しくありません。過去の経験から自分の取った行動や考え方の共通点を洗い出し、しっかり自己分析することをおすすめします。
ほかにも性格上の傾向として、完璧主義や周囲と比較するクセがある人も同じように不安を覚えてしまうことが多いようです。完璧主義は、「この程度ではだめだ。完璧ではない」と思いがちです。すぐに他人と比べる人は、「あの人よりも自分は劣っている」となぜか上にいる人ばかりを見て自分を低く見積もってしまいます。自分より下に思える人はカウントされません。

ビジョンが明確になっていない

将来のキャリアビジョンが明確でないことも不安をあおる要素です。5年後10年後に自分はどうなっていたいかというビジョンがなければ熱意を伝えることはできません。このような人は転職の軸がないため、前職の退職理由や志望動機、近い将来どうなっていたいかを面接で聞かれても、ぼんやりした回答しかできなくなります。企業も仕事に対して熱意を持っている人でないと採用したいとは考えないでしょう。また、自分が何をしたいのかわからないままでは、そもそも自分に合う転職先が何かもわからないはずです。転職先を探すという観点からも、将来のビジョンははっきりさせておくべきです。
ビジョンが明確でない原因はもう一つあります。それはやりたいことが多すぎて一つに決めきれないケースです。将来の方向性が定まっていないため、面接での受け答えにも一貫性がなくなり、結局何がしたいかわからない場合と同じく転職できる可能性は低くなるでしょう。

時期の問題で求人数が少ない

転職活動をする時期の問題で求人数が少ない場合があります。実際、新型コロナの時は有効求人倍率が下がりました。現在は回復しているとはいえ、新型コロナにより廃業した企業や縮小した部門も多く、やはりコロナ禍前と比べると求人数は減っているのが現状です。
なお、こういった突発的な出来事による影響以外にも、転職市場には一年を通して求人数の波があります。退職者が多く出る時期は求人数も増え、逆に退職者が少ない時期は求人数も減る仕組みです。一般に、年度末などは退職者が多く、年末年始やお盆、ゴールデンウイークといった大型連休中は退職者が出づらい傾向があることを覚えておきましょう。退職者が少ない時期に転職活動を行うと、活動が長期化する可能性が高くなります。
求人数が少ないことは、求職者個人の問題とはまったく関係がありません。たとえ転職できなくても時期の問題だから仕方ないと割り切り、必要以上に落ち込まないことが肝心です。

転職を成功させるための8つのコツ

転職を成功させる8つのコツを説明します。

● 転職理由と条件を明確にする
● 自分に適した企業を根気強く探す
● 企業の目線で考える
● スキルアップしてから再チャレンジする
● 転職スケジュールを完成させる
● 企業への応募数を増やす
● 働きながら転職活動をする
● 幅広く情報を集める

具体的な方法がわかると対策も取りやすくなります。
ただし、中には時間がかかる方法もあるので、自分に当てはまる理由をベースに実行できる方法を試してみましょう。
一つずつ見ていきましょう。

転職理由と条件を明確にする

転職する理由と転職先に求める条件を明確にしましょう。「なんとなく今の仕事(もしくは職場)が嫌だから」というぼんやりとした理由で転職活動を始めても、自分に本当に合う仕事を見つけることは困難です。仮に運良く転職できたとしてもまたすぐに、「何かが違う。しっくりこない」と、自分に合う仕事を求めて転職を繰り返すことになるかもしれません。一般に、転職回数が増えるたびに転職が成功する確率は低くなっていきます。手当たり次第に転職をして天職と思える仕事に出合える可能性はほとんどないと考えておくべきです。
まずは一度立ち止まって、転職する理由と希望する条件をはっきりさせることに専念しましょう。現職の問題点や転職で解決したいことを洗い出すことから始めてください。同時に優先したい希望条件もメモに書き出して明確にしておくことが大切です。これをもとに求人探しをすると自分に合う理想的な企業が見つかる可能性が高まります。

自分に適した企業を根気強く探す

自分のスキルや経験に合った企業を選ぶようにしましょう。これには自己分析はもちろんのこと、同じくらいどれだけ企業研究を行ったかということも非常に重要です。
企業研究は業界や職種などに縛られずに幅広くいろんな角度から情報を集めることで企業の本質がよりリアルに見えてくるようになります。例えばメーカー営業しか経験がなくても、「他の業界でもメーカー営業で得たスキルを生かせるのではないか?」などと選択肢が広がるかもしれません。
企業研究では転職エージェントを使って情報を得るのも一つの方法です。転職エージェントは企業の人事担当とつながりがあり、一般公開している企業サイトや求人情報からは知り得ない社内の雰囲気や実態を持っているからです。転職活動は一人でもできますが、内部の情報は転職エージェントを使わないと得られません。
自分の求める仕事と企業の求める人物像のマッチング度が高ければ高いほど幸せな転職がかなうでしょう。

企業の目線で考える

転職者としての目線だけでなく、採用する企業側の目線になって考えることも重要です。自分の持つどのような経験・スキルが生かせるのか、企業の発展のために何ができるかなど、自分が企業に貢献できるメリットをメインに考えてください。
同時に相手の立場に立った情報収集も有効です。志望先企業の成長において足りていないもの、強化したいものの中から、自分が役立てることはないかを考えてみます。すると、おのずとどんなアピールをすればよいかが見えてくるでしょう。企業の置かれている環境、業績、進もうとしている方向性などの情報を集めることにより、今必要とされている人材がはっきりします。自分を採用するメリットを面接官に具体的に説明することで、採用したいと思わせる可能性が高まるはずです。転職はどちらか一方の意思だけでは成功しません。求職者と求人企業双方の求めるものがマッチングして初めて成立することをしっかり心に留めておきましょう。

スキルアップしてから再チャレンジする

自身のキャリアプランから、働きたいと志望する企業が求めるスキルを今の自分が持っていなかったとしても、諦める必要はまったくありません。必要なスキルを取得もしくはスキルアップしてから再チャレンジすれば十分に転職できる可能性は出てくるからです。
まずは転職先がどのようなスキル・経験を求めているのかを明確にしましょう。求められるスキルがわかったら、次に自分のやるべきことを決めてください。
資格を取得したり、副業で実務経験を積んだりするのがスキルアップの方法として代表的です。現職で経験を積む以外にも、独学でできることはたくさんあります。もし経験者が知り合いにいれば、勉強がてら仕事を手伝わせてもらってもよいでしょう。副業の場合は多かれ少なかれ報酬が発生しますが、スキルアップが目的の場合は、金額を気にせずに請け負うことが大切です。報酬額を問わなければ仕事はあるため、できるだけ挑戦して経験値を増やすことに専念しましょう。

転職スケジュールを完成させる

転職活動を始める前に、転職スケジュールは完成させておきましょう。「順番に進めていけばいつか終わるだろう」「決まったときに転職できればいい」と考える人もいますが、あまりおすすめできません。特に働きながら転職活動をする場合は、終わりの時期を決めていないと日々の業務に忙殺されて後回しになりがちです。優先順位が低いとなかなか進まず、転職活動が長期化する原因になってしまいます。一方、退職してから転職活動をする場合には十分に時間があることが逆にダラダラするきっかけになるかもしれません。
いつまでに転職を完了させるかを決めて、逆算してスケジュールを立てていくことが重要です。ゴールを決めると限られた期間内にやるべきことを割り振らなければならないため、フェーズごとの目標が立てやすくなります。自己分析・企業研究に〇週間、求人探しに〇週間、応募書類作成に〇週間というように設定できるので、効率的に動けるようになるでしょう。

企業への応募数を増やす

希望する条件がかなう企業があれば積極的に応募をしましょう。ただし求める条件が多すぎるとマッチする求人数も少なくなります。例えば、「定時退社」「完全週休二日制」「大手企業」「未経験OK」など、求職者にとって都合の良い条件をすべて満たす企業はそう多くはないでしょう。もし運良く見つかったとしても、そのような優良求人には応募が殺到し競争率が高くなるため、採用される可能性は低くなります。
もし応募できる求人が少なくて悩んでいるときは、一度希望する条件を絞った上で応募数を増やしていくのもいいかもしれません。自分が優先的にかなえたい条件のうち、上から三つほどに絞って探すと、選択肢を狭めることなく応募できる企業を増やせます。求人探しは転職サイト以外からも可能なため、自分に合う方法を併用するとよいでしょう。
応募する数が増えるに従って採用される確率も高くなるため、できる限り多くの企業へ応募することをおすすめします。

働きながら転職活動をする

収入の確保と精神面を安定させるためにも働きながら転職活動をすることを強くおすすめします。
いったん退職すると活動中の収入がゼロになります。失業給付金も自己都合退職の場合は約3カ月後からしか払われません。貯金を切り崩しながら転職活動をすることになるため、長期化するとだんだん精神的に不安定になってくることが予想されます。収入がないという現実を抱えながら転職活動をすると焦りから条件を妥協し、最悪の場合、前職よりも条件が悪い会社に入社してしまう危険もあります。
働きながら同時並行で転職活動をするのは確かに大変です。業務時間外や休日を使って時間を捻出し、仕事で疲れている中で時間をコントロールしなければなりません。しかし、収入がない不安を考えると、並行して進めておいて決して損はないはずです。なお、転職エージェントを使えば転職活動に割く時間をかなり減らすことができます。働きながら転職活動する人の強い味方になるでしょう。

幅広く情報を集める

転職活動に企業研究・業界研究は欠かせません。どれだけ多くの情報を集められるかで転職の成否が決まるといっても過言ではないでしょう。ポイントは、志望する企業1社だけの情報収集をするのではなく、業界や職種などさまざまな切り口から幅広く情報を集めることです。自分の経験・スキルを生かせる企業をより多く見つけるためにも、まずは世の中にどのような業界や職種、企業があるかを知ることが重要になります。
なお、情報収集には転職エージェントを活用するのがおすすめです。転職エージェントは企業の人事担当とつながりがあり、内部の人間しか知らない非公開の情報を持っています。利用することでよりリアルな企業の実態を知ることができるでしょう。自分に合う企業かどうかを正確に判断できるようにもなります。
情報収集ができたら、志望する企業が求めるスキル・経験のなかから自分の強みと合致するポイントを見つけて、面接などで積極的にアピールしましょう。

転職がうまくいかずに不安になってしまったときの対処法

なかなか転職が決まらないと、「自分には転職は無理なのではないか」と考え始める方もいるでしょう。これはある意味仕方のないことです。転職に限らず、頑張ってもうまくいかなければ誰でも不安になるものです。
そんなときは以下の対処法を試してみてください。

● 不安の原因をはっきりさせる
● 転職活動をお休みする

一つずつ見ていきます。

不安の原因をはっきりさせる

まずはまとまっていなくても構わないので、不安に感じることをすべて吐き出して不安の原因をはっきりさせましょう。紙に書き出してあらためて自分の不安を客観的に眺めてみると、意外と取るに足らない悩みであることに気が付くことも多くあります。
友人や知人に不安を打ち明けてみるのも良い方法です。自分以外の誰かに話を聞いてもらうだけで心は軽くなるものです。また、話しているうちに解決の糸口が見えてくることもよくあります。人に説明するには頭の中で考えを整理しなければならないため、自然と自己解決できることがあるのです。
自分一人で悶々(もんもん)と考えているといつまでも解決しないかもしれません。早めに客観視できる方法を取るようにしましょう。

転職活動をお休みする

不安の原因を突き止めて客観視してみてもまだ不安が拭いきれない場合は、いっそのこと転職活動をストップしてしまうのも一つの方法です。
特にに働きながら転職活動している場合は、ずっと心に残っている不安要素が今の仕事のパフォーマンスに影響する可能性も考えられます。普段ではあり得ないようなミスをしてしまうこともあるかもしれません。この状態で転職活動を続けてもモチベーションは上がらないでしょう。
そんなときはいったん転職のことは忘れて、現職に専念してみてはどうでしょうか。仕事に打ち込むことで実績を重ねられるので、いずれ転職活動を再開したときに役立てることができます。スキルや資格取得のための勉強をしてもよいでしょう。

本気で転職したいならジョバディを活用しよう

転職できないのは自分が無能だからではなく別の原因があることを説明しました。
本記事を参考に転職できない原因を突き止めて適切な対処をすれば成功する可能性は十分にあります。どうしても原因や解決策がわからない場合はJobuddyを活用するのも良い方法です。

jobuddyは転職エージェントでありながら、転職サイトとして使うこともできるいいとこ取りのサービスです。利用するサービスも自分の転職スタイルに合わせて自由にカスタマイズできます。自分に強みがないと思う人は、キャリアアドバイザーに分析してもらうことで、採用される確率が大きく上がるでしょう。

また、独自開発のシステムにより求人紹介から選考までが自動化され、待ち時間なく進みます。スケジュール管理も自動管理機能や自動日程調整機能で漏れがなく、転職活動が長期化する心配も無用です。

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