転職エージェントの賢い使い方を徹底解説【利用の流れ・活用方法とコツ】

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転職エージェントの賢い使い方を徹底解説【利用の流れ・活用方法とコツ】

転職活動にはどのような方法がよいのか悩まれる方もいるかと思います。求人情報を自力で探すのは時間がかかりますので「転職エージェント」を使ってみるのがおすすめです。転職エージェントを上手に賢く使うためには、利用の流れや、最大限に有効活用するコツを知っておく必要があります。登録する前に知っておきたい、転職エージェントとは何か、転職サイトやスカウトとの違い、といった基礎知識から、実際の手続き・サポート内容を解説。主要な転職エージェントも紹介します。

<本記事の要点>
・転職エージェントでキャリアドバイザーのサポートを受けながら転職活動ができる
・転職エージェントのサービスはキャリアカウンセリングや必要書類のチェック、公開・非公開の求人紹介など
・転職エージェントを利用する流れ
・転職エージェントを賢く使う方法
・転職エージェントを最大限に有効活用するコツはエージェントとの信頼関係
・転職エージェントを使うと転職労力が省ける、成功率が高まるなどのメリットがある
・転職エージェントを使う際は注意点もある
・未経験職への転職や不安が強い人は転職エージェントを使った方がいい
・転職エージェント選びのポイントは
・おすすめ転職エージェント5選
・転職エージェントを使う際によくある質問(Q&A)
上記について詳しく解説していきます。ぜひ参考にして転職エージェントを活用してください。

転職エージェントとは?

転職エージェントとは、キャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職活動ができるサービスです。求職者と採用企業の間に立ち、両者の橋渡しの役割を担います。
転職エージェントには「総合型」と「特化型」の2つの種類があります。扱う業種と職種が幅広いのが「総合型」、業種・職種を限定しているのが「特化型」と呼ばれています。

転職サイトとの違い

転職エージェントは、求人情報の収集、企業探し、書類作成、応募、面接などの調整・交渉や入社後の条件交渉など、転職活動の開始から成功し就業にいたるまでの幅広いサポートが受けられます。
一方、転職サイトでは、求職者自身がサイト上に掲載されている求人に応募し、就職までの工程すべてを自力で行うこととなります。転職サイトは、志望する業種や企業に対してある程度の知識・情報をもっている人向けといえるでしょう。
双方に共通しているのは、登録制であること、無料で利用できることです。転職の際は、どちらか一方だけでなく併用しながら進めるのがおすすめです。

スカウトサービスとの違い

スカウトサービスは、登録すると企業や転職エージェントから転職先のオファーを受けられるサービスです。相手から連絡が来るので、現在の業務が忙しい人や、転職をそれほど急いでいない人向けといえます。
企業から直接スカウトがあった場合は、書類作成や面接対策などを自分で行う必要があります。そして企業からのオファーがすなわち内定確約ということではありません。内定をきちんと得るまでは転職エージェントとの併用がおすすめです。

人材派遣との違い

人材派遣の場合、求職者は派遣会社と契約し、派遣先の別の会社で働きます。つまり、就業先とは間接的に契約する仕組みです。転職エージェントは直接雇用で、正社員や契約社員の待遇となりますが、人材派遣では派遣先企業で正社員となるわけではありません。働き方として、一時的な就労、多様な企業で働いてみたいという人には人材派遣が向いています。正社員や長期・無期雇用での安定した勤務を希望している人には、転職エージェントがおすすめです。

ハローワークとの違い

ハローワークは厚生労働省が管轄する、転職をサポートする公的なサービスです。基本的に、仕事探しは自分で行います。ハローワークに求人票が出ている場合は、ハローワークが企業への連絡をします。実際に就労した後も、事前の説明と実際の就労条件が違う場合には確実に対応してもらえる点は心強いメリットです。なお、求人の傾向として、地域密着型の中小企業が大部分といえます。志望する業種や企業などに応じて、転職エージェントと使い分けたり併用したりすることをおすすめします。

転職エージェントの提供サービス

転職エージェントでは転職活動の準備から、面接の調整、入社条件の交渉など、企業とのやりとりをほぼカバーするサービスを提供しています。
・キャリアカウンセリング
・書類のチェック、面接の練習など
・公開、非公開の求人紹介
・面接の調整、フォロー
・入社条件の交渉
提供サービスを5つに分け、1つずつ見ていきましょう。

提供サービス|キャリアカウンセリング

転職エージェントが転職サポートを始めるにあたり、求職者の職歴・キャリアや今後の方向性、キャリアプランニングなどの確認を行います。キャリアカウンセリングは、求職者にとって自身の経歴やスキルの棚卸しの機会になります。ここで、思わぬ可能性や本当の希望などに気づくこともあります。
また、転職したいタイミングやスタンスの確認と相談も行います。そのほか、転職活動全体に関する相談、疑問や不安解消の手助けも行います。

提供サービス|書類のチェック・面接の練習など

転職の際には、履歴書のほかに職務経歴書・ポートフォリオが必要になります。記載する内容がほとんどきまっている履歴書と違い、職務経歴書には決まったフォーマットはありません。作成時に何を書いたら転職に有利なのか、企業にとって効果的なのかがわからない場合もあるでしょう。転職エージェントに書類作成のサポートをしてもらうこともできます。
書類選考を無事に通過したら面接へと進みます。面接が決まった時には練習やアドバイスも行っています。

提供サービス|公開・非公開の求人紹介

キャリアカウンセリングを踏まえて、求職エージェントから求人を紹介されます。求職者の希望や経歴、スキルや経験にマッチする求人を主に紹介されますが、中には一般にはまだ公開されていないものを紹介してもらえる場合があります。
また、求人に応募する際のサポートとして、応募代行や推薦状の作成も行っています。

提供サービス|面接の調整・フォロー

求人を出している企業が求職者との面接を希望すると、両者間に立ってスケジュール調整をしてもらえます。面接の際には担当者が同行する場合もあります。
面接後には企業へのフォローや進捗の確認、フィードバックなども担当します。

提供サービス|入社条件の交渉

面接を経て、晴れて求職者の採用が決まった際には、企業との間で勤務時間や給与などの待遇面の交渉や、入社日の調整を行います。必要な場合は、求職者の現在の勤務先をスムーズに退職できるよう、間に立って交渉することもあります。

転職エージェントの利用の流れ

転職エージェントを利用した転職活動の流れを見ていきましょう。大きく分けて6つのステップがあります。
・登録
・面談
・求人紹介、応募
・面接準備、選考
・内定、退職手続き
・退職、入社
それぞれのステップごとに、1つずつ見ていきましょう。

転職エージェント利用の流れ|登録

転職エージェントでは、基本的にインターネットで求職者情報の登録をすることからスタートします。氏名・住所などの連絡先や年齢といった基礎的な個人データを入力します。履歴書と同様に、自身の職歴やスキル、希望転職時期やそのほか条件なども登録します。

転職エージェント利用の流れ|面談

転職エージェントでは求職者それぞれに担当のキャリアアドバイザーが付きます。まずは対面や電話、オンラインなどの方法で面談を行います。この時に転職先の業種や条件、希望の確認や、自身のキャリアプランの相談ができます。
この面談のために、自身の職歴・スキルの棚卸しをして、履歴書と職務経歴書の用意をしておきましょう。アドバイザーに希望を理解してもらうため、信頼関係を築くことが大切です。

転職エージェント利用の流れ|求人紹介・応募

キャリアカウンセリングの内容に応じて、アドバイザーから求人を紹介されます。求職者の希望にマッチする求人のほか、場合によっては妥協できそうな範囲内や、本人は意識していなかったけれどもマッチしそうだと判断したものなども提示してもらえます。
求職者が紹介された求人の内容に異存がなければ応募へと進みます。応募はキャリアアドバイザーが行い、企業へ提出する書類作成へのアドバイス・サポートも受けられます。

転職エージェント利用の流れ|面接準備・選考

面接へ進むことになったらスケジュールを確認し候補日を提示します。企業と求職者の日程調整もアドバイザーが行います。事前に、面接対策や勤務条件に関する質問なども代行してくれるので、わからないことは遠慮なく質問しておきましょう。
もし面接へ進んだ企業が第一希望だったり入社を強く希望していたりする場合は担当アドバイザーに伝えておきましょう。面接後に企業へプッシュしてもらえることもあります。

転職エージェント利用の流れ|内定・退職手続き

面接後に内定が出た場合、企業との間で、年収や雇用条件、入社時期などの条件調整・交渉を行います。必要な場合は、現職の円満退職に向けてのサポートや、転職について家族を説得するためのアドバイスなども受けられます。

転職エージェント利用の流れ|退職・入社

現職を無事に退職した後、転職先へ入社する日には、担当するアドバイザーから確認の連絡があります。入社まででサポートが完了するのではなく、入社後も仕事の悩み相談といったアフターフォローが受けられる場合もあります。

転職エージェントの賢い使い方

さまざまなサポートを行う転職エージェントですが、さらに賢く使うには、シーンに応じてポイントがあります。
・登録
・面談
・求人紹介、応募
・面談準備、選考
・内定
・退職、入社
それぞれを切り口に、1つずつ詳しく見ていきましょう。

賢い活用方法|登録

転職エージェントを賢く使うには、まず最初に5〜6社へ登録するのがおすすめです。転職エージェントごとに業種や年代で得意なジャンルがあります。求人に出ている情報から自分の希望に合いそうな企業を選んでみましょう。初めから神経質になる必要はありません。選択肢を広く持つためにも、この段階では厳密に絞りすぎないようにしましょう。

賢い活用方法|面談

面談までに最低限用意しておくべきものは、履歴書と職務経歴書です。アドバイザーとの最初の面談までに用意しましょう。また。他に応募した企業や、ほかに利用している転職サービスなどがあれば、まとめておくとスムーズです。担当者と信頼関係を築けるかどうかが転職活動に影響します。

賢い活用方法|求人紹介・応募

求人をチェックしている中で、少しでも良いと思ったものには応募してみましょう。まずは応募してみる前向きな姿勢が大切です。応募の際の必要書類作成をサポートしてもらえるので、ぜひ活用してください。
また、転職エージェントでは、希望する企業が求める人物像や面接の傾向など、企業内部の情報を持っていることも多々あります。アドバイスが受けられれば、選考通過の可能性が高まります。

賢い活用方法|面談準備・選考

転職エージェントが提供する面接対策・練習はぜひ活用してください。面接時における改善点のチェックを行い、企業のニーズにフィットした自己アピールができるようアドバイスが得られます。自分では気付いていなかったセールスポイントに気付ける可能性もあります。選考後には、企業へのフォローやプッシュも忘れずにしてもらいましょう。

賢い活用方法|内定

就労条件の交渉は転職エージェントの担当者に任せることをおすすめします。希望の条件と優先順位、譲れない条件やどこまでなら妥協できるかを明確に、具体的に伝えておきましょう。転職活動を始めたら早めの段階で伝えておくと安心です。エージェントは、内定者の年収に応じて自分の報酬や社内の評価が決まります。求職者の内定に向けて真摯に対応してくれるので、遠慮せず、正直な希望を伝えましょう。

賢い活用方法|退職・入社

必要に応じて、現職の円満退社へのサポートを依頼することができます。ただし、トラブルを避けるため、社内規則に則った退職通知時期を守りましょう。一般的に、最低1ヶ月前までに退職時期を設定することが必要です。業務面でも、後任者への引き継ぎや取引先への挨拶といった退職までに行っておくべきルールやマナーがあります。業務スケジュールを立て、ひとつひとつこなしていきましょう。

転職エージェントを最大限に使い倒すコツ

転職エージェントを最大限有効に使うにはコツがあります。
・エージェントと信頼関係を築く
・すべて正直に話す
・転職への熱意を伝える
・言いなりにならず自分の意見を持つ
この4点について、1つずつ見ていきましょう。

使い倒すコツ|エージェントと信頼関係を築く

エージェントとなる担当アドバイザーとの間に信頼関係を築くことは非常に大切です。信頼できる相手でないと、積極的に熱意をもって企業に推薦するのは難しいものです。頻度や相談内容などは遠慮せず、エージェントとは積極的にコミュニケーションをとることが大切です。

使い倒すコツ|すべて正直に話す

転職エージェントの担当アドバイザーには率直に話しをしましょう。正直さは信頼関係の構築にも役立ちます。アドバイザーとの会話をもとに、面接の対応策を練り、不安に思うことは相談するのがコツです。アドバイザーにとって、求職者が入社できるかどうかは自分の成績に影響することです。もし転職に不利な内容を求職者から聞いても、そのまま企業に伝えることはありません。

使い倒すコツ3|転職への熱意を伝える

転職したい気持ちが強ければ強いほど、担当アドバイザーも熱心に対応する傾向があります。力になってあげたいという気持ちが働き、内定はアドバイザーの評価にもつながるからです。もちろん、すぐに転職を決断してないからといって扱いが悪くなることはありません。長期的に転職を考えている潜在的な転職希望者も安心です。

使い倒すコツ4|言いなりにならず自分の意見を持つ

アドバイザーから受けた提案のすべてをうのみにして従う必要はありません。求職者がもっている目的や希望と相違がある提案、妥協できる範囲を超えている提案には、はっきり「NO」と言っても問題ありません。そういった場合でも、書類作成やスケジュール調整などの実務面をサポートしてもらうことができます。「決断は自分でする」と決めておくのがコツです。

転職エージェントのメリット

自力の転職活動ではなく、転職エージェントを使うことにはさまざまなメリットがあります。
・準備のサポートで成功の確率が高まる
・転職活動の労力を減らせる
・業界や相手企業の情報を知ることができる
・スムーズに退職できる確率が高まる
・よりよい条件で転職できる可能性がある
代表的な5つのメリットを、1つずつ見ていきましょう。

メリット|準備のサポートで成功の確率が高まる

転職エージェントの準備サポートは、求人選びから始まり、書類作成や面接の練習まで幅広く行っています。担当者との面談やアドバイスによって、求職者が自覚していなかったアピールポイントに気付けることもあります。企業へのアピール力やマッチングが向上して転職成功の確率が高まります。

メリット|転職活動の労力を減らせる

転職活動中に必要なスケジュール調整や条件の交渉など、細かな実務を代行してもらえます。現職と並行して転職活動に労力を割くのは難しい場合でも、ストレスなく活動を続けることができます。また、プロのエージェントが間に入るので、難しい条件でもうまく交渉できる可能性が高まります。

メリット|業界や相手企業の情報を知ることができる

転職エージェントを通すことで、求人を出している企業が積極的に採用したい人物像や社内の雰囲気、社風などを、よりリアルな情報として得ることができます。企業の情報が理解しやすくなると、対応力やアピール力が高まります。求人選びの判断にもプラスの効果が期待できます。

メリット|スムーズに退職できる確率が高まる

現在勤めている会社に退職願いを出す段階になると、社内で慰留する動きがあったり、引き止められてしまったりということもしばしばです。そのようなケースでは、円満に退職できるようサポートも受けられます。退職までの間にトラブルとなるのは望ましくありません。 転職エージェントのサポートを受けることで、スムーズな退職がしやすくなりますので、サービスを利用しましょう。

メリット|よりよい条件で転職できる可能性がある

転職エージェントのアドバイザーは条件交渉のプロです。交渉の場で企業との間に入ってもらうことで、よりよい条件での転職を期待できるでしょう。企業側としても、企業と求職者の間に第三者が入ることで客観的な判断がしやすくなります。

転職エージェントを利用する際の注意点

転職エージェントを利用するには注意点もあります。以下の代表的なもの5点については必ず理解しておきましょう。
・必ず転職に成功するとは限らない
・エージェントの都合に左右される可能性がある
・同じ求人に複数のエージェントから応募できない
・エージェントの能力にばらつきがある場合もある
・転職できるまで時間がかかりがち
1つずつ詳しく見ていきます。

注意点|必ず転職に成功するとは限らない

残念ながら、転職に「絶対成功」を保障する方法はありません。しかし、転職エージェントを利用し、アドバイスを受けたり対策を練ったりすることによって、成功の確率を上げていくことはできます。

注意点|エージェントの都合に左右される可能性がある

求人への応募は、当然自分ひとりのみではありません。求職者の第一希望の企業には、ほかの求職者も応募しています。第一希望の企業での選考中に、すでに他の企業から内定が出ていると、内定企業への就職をすすめられることがあります。確かに、転職の実施は内定を出している企業を選択すれば確実といえますのでエージェントの成果として計算できます。しかしそんなエージェントの都合に左右されすぎず、本当にその企業に就職したいか、第一希望の企業にチャレンジしたいか、自分の意見を正直に伝えるようにしましょう。

注意点|同じ求人に複数のエージェントから応募できない

転職時のトラブルを避けるため、同じ求人に複数のエージェントから応募することはできません。第一志望の求人だとしても、別のエージェントを通して再応募することはやめましょう。
ルールやマナーを守らず、アドバイザーとの関係がぎくしゃくしてしまうと、信頼関係が揺らぎます。アドバイザーとの信頼関係は転職活動の基礎となります。これがなくなってしまうことは大変な損失と考えましょう。

注意点|エージェントの能力にばらつきがある場合もある

どの転職エージェントにもたくさんのアドバイザーが在籍しています。中には経験が浅い人もいて、担当となることもあり得ます。担当アドバイザーは、相談すれば交代してもらうことが可能です。もし、自分とはあまり相性がよくないと感じた際には、遠慮せず相談してみましょう。

注意点|転職できるまで時間がかかりがち

転職エージェントを使った転職では、求職者と企業は直接やり取りをしません。面接スケジュールや結果の通知、条件面の交渉まで、エージェントがかならず間に入ります。すぐに結果が知りたい場合にも、担当者を超えてやり取りすることはできないので、自力での転職活動より時間がかかる傾向があります。

転職エージェントを使った方がいい人の特徴

基本的にはどんな条件や希望がある方でも転職エージェントは有効です。特に、どうしても転職を成功させたい人にはうってつけのサービスです。
転職エージェントを利用するのが向いている人にはいくつか特徴があります。例えば初めての転職の人です。自力での転職活動は不安な場合に、サポートを心強く感じるでしょう。また、在職中で多忙な中の転職活動を望む方にも向いていると言えます。スケジュール調整の代行といった実務を効率化するサービスも利用できるため、限られた時間を有効に使う手助けとなるでしょう。
また、好条件や未経験業界へのキャリアチェンジを求めている求職者は、転職エージェントを使うことで成功の可能性が高まります。アドバイザーへの相談でキャリアの棚卸しができ、考えていなかった転職先の提案が受けられることもあります。

転職エージェント選びのポイント

転職エージェント選びには大きく分けて6つのポイントがあります。
・初めは複数登録、後から絞る
・キャリアアドバイザーとのマッチ度
・総合型か特化型か
・公開・未公開の求人数
・サポート内容
1つずつ見ていきましょう。

選ぶポイント|初めは複数登録、後から絞る

転職エージェントを最初に使う際には、大手で総合型のエージェントを2〜3社と、希望に合う特化型を2〜3社を選んで登録するのがおすすめです。加えて、自分の年齢層やハイクラス転職といった属性にマッチするところに登録するのもよい方法です。その後、登録した中から絞り込みましょう。最初から厳密に絞りすぎる必要はありません。感覚的に自分に合うものを選んでみましょう。

選ぶポイント|キャリアアドバイザーとのマッチ度

転職エージェントではキャリアアドバイザーが担当につきます。アドバイザーとの相性も大切です。希望する職種・業種への知識があるか、希望通りの求人を提案してくれるか、やり取りの呼吸感が合うか、納得できるアドバイスをしてくれるか、といったポイントをチェックしましょう。

選ぶポイント|総合型か特化型か

転職エージェントの種類で総合型か特化型かを選ぶ際、まずは、バランスを取りながら双方に登録しておくのがおすすめです。ただし、特化型の場合は、業種などが限定的なので、希望する職種や、自分が求人の対象となるものが多いかどうか、必ずチェックするようにしましょう。

選ぶポイント|公開・未公開の求人数

求人数の多さは、転職先の選択肢の幅に直結しています。転職エージェントに登録したばかりである最初のうちは、求人の傾向や質はわからないものなので、数を目安にしてみましょう。登録後の求人の取捨選択は、自分の希望する職種・条件にマッチするかどうかで判断するとよいでしょう。

選ぶポイント|サポート内容

転職エージェントそれぞれに、力を入れているサポート内容が異なります。スケジュール管理や書類作成といった実務のサポートが欲しいのか、紹介してくれる求人数がとにかく多い方がよいのかなど、自分がサポートしてほしい内容を明確にしましょう。転職では、欲しいサポートに力を入れているエージェントかどうかを見極めるのが大切です。

おすすめ転職エージェント

どの転職エージェントに登録したらよいか迷っている人もいるでしょう。ここでは大手でおすすめの転職エージェントを5つご紹介します。
・リクルートエージェント
・マイナビAGENT
・doda
・ビズリーチ
・jobuddy+(ジョバディ)
それぞれの特徴や得意分野をまとめましたので、1つずつ見ていきましょう。

おすすめ転職エージェント|リクルートエージェント

「リクルートエージェント」は、転職エージェントを利用している人の6割が登録している、定番中の定番です。非公開求人を含む多くの求人数を誇り、転職先を幅広く選べるのが特徴です。業界に詳しいキャリアアドバイザーが担当し、転職成功に高い実績があります。

おすすめ転職エージェント|マイナビAGENT

「マイナビAGENT」は、20代での第二新卒で利用する人が多く、初めて転職に強いのが特徴です。求人企業も大手からベンチャーまで幅広く、アドバイザーが、働き方やキャリアアップまで様々な内容に応じて親身に対応してくれると評判です。

おすすめ転職エージェント|doda

「doda」は、業界トップクラスの求人数が最大の特徴で、転職に精通したキャリアアドバイザーが的確なアドバイスを行い、希望にフィットした求人紹介が好評の転職エージェントです。
選択肢を広げるために登録しておくことがおすすめです。

おすすめ転職エージェント|ビズリーチ

「ビズリーチ」は、転職エージェントの中でもハイキャリア・高年収の転職に特化しています。「ダイレクトリクルーティング型」という、スカウトが主体のサービスです。年齢層を問わない一般向けの転職エージェントより求職者ターゲットや応募方法が狭くなりますが、ハイキャリア向けとして非常に高評価です。

おすすめ転職エージェント|jobuddy+(ジョバディ)

「jobuddy+」は2023年12月にリリースされた最先端の就職支援サービスです。サポートの内容や頻度など、自分のスタイルにフィットする使い方が選べる柔軟性が魅力で、転職サイトと転職エージェントのハイブリッド。いわば「良いとこ取り!」の使い方が可能です。求人数も非常に多く、20〜30代の比較的若い年齢での転職には特におすすめです。

転職エージェントQ&A

転職エージェントを選ぶ際によくある質問をQ&Aでご紹介します。

Q&A|相談だけでもOK?

もちろんOKです。相談だけでも無料で、適切なアドバイスが受けられます。無理に転職をすすめられることはありません。ただし、ヒアリングの結果、早く転職した方が良いとアドバイスされる可能性はあります。

Q&A|キャリアアドバイザーの交代はできる?

もちろんOKです。転職は人生の大きな転機なので、求職者と相性の合う人が担当し、転職成功まで伴走するのが望ましいと考えています。ただし、事前に本当に転職が必要か、転職先や業務など希望を明確にしておくことが大切です。

Q&A|職務経歴書の使い回しはOK?

これはおすすめできません。求職者の希望がそれぞれ違うように、企業が求めている人材も各社で異なります。どの会社にもあてはまる内容の職務経歴書よりも、個々の企業に対するアピール力が強い内容の方が有利です。キャリアアドバイザーは企業にアピールできる形で書類をまとめるアドバイスを行っています。手間はかかっても提出する企業ごとに書類は作り変えることをおすすめします。

Q&A|転職エージェントの仕組みは?

転職エージェントでは、企業から採用を希望する人物像をヒアリングして、求職者とマッチングします。企業から内定が出たら、エージェントは企業から報酬を得るシステムですので、求職者は無料で利用できるのです。

Q&A|転職エージェントの求人数は?

サービスによって異なりますが、大手は10万件を超える求人数があります。ただし、すべての求人が自分の希望に合うわけではないので、まずは求人数の多いサイトをチェックし、徐々に内容のマッチングも確認するのがおすすめです。

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「jobuddy+(ジョバディ)」に在籍しているキャリアアドバイザーから、適切にアドバイスを受けられます。初めての転職でわからないことや不安なことが多い場合は、いちからサポートしてもらうことができ、必要なポイントだけアドバイスを受けることも可能です。サポート内容も、書類の作成やスケジュール調整といった実務的なことから依頼できます。
また、「選べるサポートタイプ」機能があり、「ひかえめ」「ほどよく」「せわやき」の3タイプから自分の就職活動にフィットしたサポート頻度を選べるので、時間にも心にもゆとりをもって転職活動を進めることができます。
転職希望時期や条件、自分の考えやスタイルにあわせて、幅のある使い方ができるのが「jobuddy+」の魅力です。転職エージェントを使ってみようと思った際は、心強いパートナーとして、ぜひ「jobuddy+」にご登録ください。

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